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世界文学アンソロジー いまからはじめる


世界文学アンソロジー いまからはじめる

秋草俊一郎・戸塚学・奥彩子・福田美雪・山辺弦 編

2,200円 A5変型判 364頁 978-4-385-36235-9

いまこそ読みたい、はじめての世界文学。言語も環境も文化も全く異なる、多様な小説・詩27編を精選。アチェベ、コレットの本邦初訳を含む12編が清新な新訳。さらに多くの作品に親しむためのブックガイド付き。

  目 次   編者紹介

2019年7月19日 販売会社搬入



  • さまざまな国や場所、言語で書かれた小説と詩二七編を、「はじめて世界文学にふれる」という読者を意識して精選。英語やフランス語、ドイツ語、中国語からの翻訳はもとより、ペルシャ語、デンマーク語、ヘブライ語からの翻訳作品、さらには日本の作品も「世界文学」のひとつとして収録。
  • アフリカ文学の父チヌア・アチェベ「終わりのはじまり」(秋草俊一郎訳)、フランスの女性作家コレット「ジタネット」(工藤庸子訳)は本邦初訳。谷崎由依訳のディキンスン、福嶋伸洋訳のペソーア、平野嘉彦訳のツェラーン、川島隆訳のカフカなど、多彩な新訳も本書の魅力のひとつ。
  • 「言葉」「自己」「孤独」「家族」「戦争」「環境」「愛」「悪」「生死」という9つのテーマに分かれているので、興味のあるテーマから読み始めることができる。さらに読書を広げるための「読書案内」、作品を読むためのヒントを示した「コラム」付き。


目  次

まえがき 秋草俊一郎

第1章 言葉──すべてのはじまり

「ことば」エミリー・ディキンスン(谷崎由依訳)

「由煕」李良枝

「ヘルツル真夜中に消える」サイイド・カシューア(細田和江訳)

第2章 自己──まるで檻のような

「わたしは逃亡者」フェルナンド・ペソーア(福嶋伸洋訳)

「影法師」ハンス・クリスチャン・アンデルセン(大畑末吉訳)

「なにかが首のまわりに」チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ
 (くぼたのぞみ訳)

第3章 孤独──記憶はさいなむ

「あの日々」フォルーグ・ファッロフザード(鈴木珠里訳)

「土くれ」ジェイムズ・ジョイス(柳瀬尚紀訳)

「狂人日記」魯迅(橋本悟訳)

第4章 家族──かけがえのない重さ

「子供」石垣りん

「私の兄さん」プレームチャンド(坂田貞二訳)

「終わりの始まり」チヌア・アチェベ(秋草俊一郎訳)

第5章 戦争──崩れゆく日常

「死のフーガ」パウル・ツェラーン(平野嘉彦訳)

「『騎兵隊』より二編」イサーク・バーベリ(中村唯史訳)

「グラフィティ」フリオ・コルタサル(山辺弦訳)

第6章 環境──わたしたちを取りまく世界

「詩二編」ファン・ラモン・ヒメネス(伊藤武好・伊藤百合子訳)

「神々の村」石牟礼道子

「故障──ある日について、いくつかの報告」クリスタ・ヴォルフ
 (中丸禎子訳)

第7章 愛──いつだってつなわたり

「ジタネット」コレット(工藤庸子訳)

「ある夫婦の冒険」イタロ・カルヴィーノ(和田忠彦訳)

「白い犬とブランコ」莫言(藤井省三訳)

第8章 悪──絶対やってはいけません

「夏の暑い日のこと……」フランツ・カフカ(川島隆訳)

「神の恵みがありますように」アズィズ・ネスィン(護雅夫訳)

「毒もみの好きな署長さん」宮沢賢治

第9章 生死──この世のむこう側

「あのおだやかな夜におとなしく入ってはいけない」ディラン・トマス
 (田代尚路訳)

「沖合の少女」ジュール・シュペルヴィエル(福田美雪訳)

「世界でいちばん美しい溺れびと」ガブリエル・ガルシア=マルケス
 (山辺弦訳)


コラム

1 翻訳

2 アダプテーション

3 オリエンタリズム

4 自伝文学

5 移民・亡命

6 ノーベル文学賞

7 魔術的リアリズム

8 メタモルフォーゼ

9 日本における世界文学

読書案内(ブックガイド)

出典一覧/訳者紹介/編者紹介


編者紹介

秋草俊一郎(あきくさ・しゅんいちろう)

1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、日本大学准教授。専門は比較文学、翻訳研究など。著書に『ナボコフ 訳すのは「私」──自己翻訳がひらくテクスト』(東京大学出版会、2011年)、『アメリカのナボコフ──塗りかえられた自画像』(慶應義塾大学出版会、2018年)。訳書にバーキン『出身国』(群像社、2014年)、クルジジャノフスキイ『未来の回想』(松籟社、2013年)ほか。

戸塚学(とつか・まなぶ)

1980年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、武蔵大学准教授。専門は日本近現代文学。論文に「堀辰雄「聖家族」におけるラディゲ翻訳―文体と心理の相即」(「国語と国文学」2016・10)、「中村真一郎における王朝の発見―「世界文学」概念の受容と影響(「文学」2016・9・10)、「『文章読本』から『四季』へ―中村真一郎における文体の概念」(「中村真一郎手帖」2019・4)ほか。

奥彩子(おく・あやこ)

1976年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。現在、共立女子大学教授。専門は、ユーゴスラヴィア文学。著書に『境界の作家ダニロ・キシュ』(松籟社、2010年)、『東欧地域研究の現在』(共編著、山川出版社、2012年)、『東欧の想像力』(共編著、松籟社、2016年)。訳書にキシュ『砂時計』(松籟社、2007年)、ダムロッシュ『世界文学とは何か』(共訳、国書刊行会、2011年)。

福田美雪(ふくだ・みゆき)

1980年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。パリ第三大学博士課程修了(文学)。現在、青山学院大学准教授。専門は十九世紀フランス文学。著書に『フランス文学を旅する六〇章』(共著、明石書店、2018年)、『教養のフランス近現代史』(共著、ミネルヴァ書房、2015年)ほか。訳書に『イマジュリー 十九世紀における文学とイメージ』(共訳、水声社、2019年)。

山辺弦(やまべ・げん)

1980年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。現在、東京経済大学准教授。専門は現代スペイン語圏のラテンアメリカ文学。著書に『抵抗と亡命のスペイン語作家たち』(共著、洛北出版、2013年)。訳書にアレナス『襲撃』(水声社、2016年)、ピニェーラ『圧力とダイヤモンド』(水声社、2017年)、アプター『翻訳地帯』(共訳、慶應義塾大学出版会、2018年)ほか。



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