書き込めば身につく! 小論文メソッド
- 高校生
- 大学生
- 著者名
- 吉岡 友治 著
- 判型
- A5
- ページ数
- 96頁
- ISBN
- 978-4-385-36528-2
必ず書けるようになる15のメソッドを,トレーニングシートを使って学ぶ,実践の書。主語はなるべく軽快にする/接続コトバを使いこなす/自分の興味・関心に意味はあるか?/二つの方向から読者を納得させる他。
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目次
はじめに 001
1|自分を語るにはどうしたらいいか? 004
自己アピール化から論文・レポートへ/「自分」について書く意味/文章の書き方は似ている/「自分のいいところ」は自分で分かるか?/文章で自己アピールするむずかしさ/文章を書くのは仕事するのと似ている/自分の欠点も活用してみる
2|文章の形を整える 010
誰が読み手になってくれるか?/文体は非個性的でよい/文体は入れ物である/中身を良くするための技術/自分は、相手からちゃんと見えているか?/さらに相手の質問を予想してみる/応答を考えて、文章語に直す
3|主語はなるべく軽快にする 016
「デスマス調」でなくていいか?/段落を切って読みやすくする/修飾しすぎない/登場人物とアクション/シンプルな行動の積み重ね/分かりやすい文を書くコツ
4|接続コトバを使いこなす 022
読み手にアピールする内容は?/仕事の意味は?/運動部出身は優遇される?/接続コトバ「そして」はなるべく使わない/3つを比較してみる/適切な接続コトバを使う/「そして」の代わりに何を使う?
5|大事な内容は前に出す 028
文章の構造を変える/時間順には書かない/読者の期待にあわせて書く/テーマのつながりを考える/ポイント・ファーストの概念
6|自分の興味・関心に意味はあるか? 034
過去よりも将来のイメージを!/将来と結びついた過去/他人へのコミットメント/今の自分がやれないことでもいい/「好き」の基礎はちゃんと知っていること
7|問題の大切さを強調する 040
問題を解決する形/問題の重要性を強調する/自分にできるサイズになっているか?/やれそうなことでないと、人はやらせてくれない/材料を探す/善意だけでは不十分
8|しりとりの原則で文章をなめらかにする 046
一文は一メッセージが基本/文を整理する/まず、長い文を短くする/文章を流れるようにする工夫/しりとりの原則
9|二つの方向から読者を納得させる 052
ロジックはしりとり/理屈を展開する/風が吹けば桶屋が儲かる/理屈だけでは説得力がない/例示を使って説得する/例示の書き方
10|具体例を編集・整理する 058
論と例の一致/初めから「対応」はできない/具体的にやってみる/それぞれの要素をチェックする/不十分なところはないか?/理屈の方を変えられないか?
11|将来のビジョンと自分の能力 064
問題と解決の形を強調する/問題の形は正しいか?/解決にどうつなげるか?/きちんと根拠を説明する/例示して信頼性を高める/多様な方向から検討する/自己アピールから謙虚な姿勢へ
12|過去のエピソードをどう語るか? 070
自分と他人の距離とは?/過去に対する他人の興味/志望理由書の書き方・面接での語り方/質問に対処する/面接・志望理由書における過去・現在・未来/レポートを書く場合への応用
13|過去・現在・未来をつなげる 076
論理的文章には一貫性が必要/エントリーシートの時間構造/志望理由書・エントリーシートの読まれ方/自分という人間を信用させるプロセス/社会化・客観化の大切さ/自分で意味づける/ある程度の編集行為は許される
14|提出前の最後のチェック 082
自分の文章の良し悪しは判断しにくい/なるべく自分から距離を取って書き直す/スリープ・オーバーと音読と批評/友人に話すのは考えの整理になる/自分で自分の文章を要約してみる/書くことの相乗効果/ぴったりした題名・タイトルをつけられるか?
15|書いた内容を発表する 088
口頭発表につなげる/言語と文章はまったく違うメディア/『ジュリアス・シーザー』のエピソード/音声と文章のスタイルの違い/話しかける・対話する/視覚補助ソフトを使う/フリップを作る
主要参考文献 94
あとがき 95
1|自分を語るにはどうしたらいいか? 004
自己アピール化から論文・レポートへ/「自分」について書く意味/文章の書き方は似ている/「自分のいいところ」は自分で分かるか?/文章で自己アピールするむずかしさ/文章を書くのは仕事するのと似ている/自分の欠点も活用してみる
2|文章の形を整える 010
誰が読み手になってくれるか?/文体は非個性的でよい/文体は入れ物である/中身を良くするための技術/自分は、相手からちゃんと見えているか?/さらに相手の質問を予想してみる/応答を考えて、文章語に直す
3|主語はなるべく軽快にする 016
「デスマス調」でなくていいか?/段落を切って読みやすくする/修飾しすぎない/登場人物とアクション/シンプルな行動の積み重ね/分かりやすい文を書くコツ
4|接続コトバを使いこなす 022
読み手にアピールする内容は?/仕事の意味は?/運動部出身は優遇される?/接続コトバ「そして」はなるべく使わない/3つを比較してみる/適切な接続コトバを使う/「そして」の代わりに何を使う?
5|大事な内容は前に出す 028
文章の構造を変える/時間順には書かない/読者の期待にあわせて書く/テーマのつながりを考える/ポイント・ファーストの概念
6|自分の興味・関心に意味はあるか? 034
過去よりも将来のイメージを!/将来と結びついた過去/他人へのコミットメント/今の自分がやれないことでもいい/「好き」の基礎はちゃんと知っていること
7|問題の大切さを強調する 040
問題を解決する形/問題の重要性を強調する/自分にできるサイズになっているか?/やれそうなことでないと、人はやらせてくれない/材料を探す/善意だけでは不十分
8|しりとりの原則で文章をなめらかにする 046
一文は一メッセージが基本/文を整理する/まず、長い文を短くする/文章を流れるようにする工夫/しりとりの原則
9|二つの方向から読者を納得させる 052
ロジックはしりとり/理屈を展開する/風が吹けば桶屋が儲かる/理屈だけでは説得力がない/例示を使って説得する/例示の書き方
10|具体例を編集・整理する 058
論と例の一致/初めから「対応」はできない/具体的にやってみる/それぞれの要素をチェックする/不十分なところはないか?/理屈の方を変えられないか?
11|将来のビジョンと自分の能力 064
問題と解決の形を強調する/問題の形は正しいか?/解決にどうつなげるか?/きちんと根拠を説明する/例示して信頼性を高める/多様な方向から検討する/自己アピールから謙虚な姿勢へ
12|過去のエピソードをどう語るか? 070
自分と他人の距離とは?/過去に対する他人の興味/志望理由書の書き方・面接での語り方/質問に対処する/面接・志望理由書における過去・現在・未来/レポートを書く場合への応用
13|過去・現在・未来をつなげる 076
論理的文章には一貫性が必要/エントリーシートの時間構造/志望理由書・エントリーシートの読まれ方/自分という人間を信用させるプロセス/社会化・客観化の大切さ/自分で意味づける/ある程度の編集行為は許される
14|提出前の最後のチェック 082
自分の文章の良し悪しは判断しにくい/なるべく自分から距離を取って書き直す/スリープ・オーバーと音読と批評/友人に話すのは考えの整理になる/自分で自分の文章を要約してみる/書くことの相乗効果/ぴったりした題名・タイトルをつけられるか?
15|書いた内容を発表する 088
口頭発表につなげる/言語と文章はまったく違うメディア/『ジュリアス・シーザー』のエピソード/音声と文章のスタイルの違い/話しかける・対話する/視覚補助ソフトを使う/フリップを作る
主要参考文献 94
あとがき 95
著者略歴
吉岡 友治(よしおか・ゆうじ)
宮城県仙台市生まれ。東京大学文学部社会学科卒。シカゴ大学人文学研究科修士課程修了。
竹内演劇研究所で演出担当後、代々木ゼミナール、駿台予備学校などで小論文・現代文を教える。元東京家政学院大学講師。アメリカのアカデミック・ライティングの技法を適用し、日本語の論理的文章の書き方を方法化した。
著書は『公務員論文試験 頻出テーマのまとめ方』『大学院大学編入社会人入試の小論文─思考のメソッドとまとめ方』『リアルから迫る 教員採用小論文・面接』『TOEFLテストライティングの方法』(以上、実務教育出版)、『だまされない〈議論力〉』(講談社現代新書)、『東大入試に学ぶロジカルライティング』(ちくま新書)、『いい文章には型がある』(PHP新書)、『必ずわかる!「○○主義」事典』(PHP文庫)、『眼力をつける読書術』(東洋経済新報社)など多数