中学校英語「読むこと」の「思考力、判断力、表現力等」の指導 3つの読み方が身につく授業のポイント
- 専門
- 一般
- 著者名
- 酒井英樹 津久井貴之 佐藤大樹 編著
- 判型
- B5
- ページ数
- 208頁
- ISBN
- 978-4-385-36601-2
「読むこと」の授業が変わる。実践から学ぶ指導改善の提案。
中学校英語における「読むこと」の指導を、理論と実践の両面から具体的に考えるための一冊。
学習指導要領では、「必要な情報を読み取ること」「概要を捉えること」「要点を捉えること」といった資質・能力の育成が求められているが、実際の授業では、どのような教材で、どのような手立てを用い、何を評価すればよいのかに悩む場面も少なくない。
本書は、そうした課題に応えるべく、「どのような力を育成するのか」「どのように指導するのか」「どのように評価するのか」を丁寧に整理したうえで、豊富な実践事例を提示する。
実践編では、「必要な情報」「概要」「要点」を捉える指導について、説明文や物語文の読みを支える具体的な方法を紹介。
小中高連携や国語科とのつながりにも目を向け、中学校英語の「読むこと」の授業を見直すための確かな視座を示す。
目次
第1部 導入編―指導にあたっての基本的な考え方―
第1章 どのような力を育成するのか
1.必要な情報を読み取るために必要な力
2.概要を捉えるために必要な力
3.要点を捉えるために必要な力
第2章 どのように指導するのか
1.3つの読み方のために必要な力を意識して学習過程を考えること
2.単元を通して、言語活動を繰り返すこと
3.「知識及び技能」の指導(語句や文構造、文法などの指導)
4.「思考力、判断力、表現力等」の指導(読むことのポイントの指導)
5.「学びに向かう力、人間性等」の指導
6.他の領域と関連づけること
第3章 どのように評価するのか
1.「必要な情報を読み取る」力の評価方法
2.「概要を捉える」力の評価方法
3.「要点を捉える」力の評価方法
4.複合問題について
5.生成AIを活用したペーパーテスト用文章の作成
第2部 実践編―読むことの授業づくりの実例―
第1章 必要な情報を読み取ることの指導 1
―目的に応じて必要な情報を読み取る―
1.単元の概要
2.単元計画
3.単元に関する説明
4.授業計画
5.本時の授業に関する説明
6.実際に授業をしてみて
7.本実践の解説
第2章 必要な情報を読み取ることの指導 2
―置かれた状況に応じて必要な情報を読み取る―
1.単元の概要
2.単元計画
3.単元に関する説明
4.授業計画
5.本時の授業に関する説明
6.実際に授業をしてみて
7.本実践の解説
第3章 概要を捉えることの指導 1
―説明文のパラグラフ構造を捉える―
1.単元の概要
2.単元計画
3.単元に関する説明
4.授業計画
5.本時の授業に関する説明
6.実際に授業をしてみて
7.本実践の解説
第4章 概要を捉えることの指導 2
―説明文の複数パラグラフの関係を捉える―
1.単元の概要
2.単元計画
3.単元に関する説明
4.授業計画
5.本時の授業に関する説明
6.実際に授業をしてみて
7.本実践の解説
第5章 概要を捉えることの指導 3
―出来事を整理したり、形容詞などに着目して物語文の登場人物の気持ちの変化を捉えたりする―
1.単元の概要
2.単元計画
3.単元に関する説明
4.授業計画
5.本時の授業に関する説明
6.実際に授業をしてみて
7.本実践の解説
第6章 概要を捉えることの指導 4
―行動や発言に着目して、登場人物の心情の変化を捉える―
1.単元の概要
2.単元計画
3.単元に関する説明
4.授業計画
5.本時の授業に関する説明
6.実際に授業をしてみて
7.本実践の解説
第7章 要点を捉えることの指導 1
―パラグラフ内の構造を整理した上で要点を捉える―
1.単元の概要
2.単元計画
3.単元に関する説明
4.授業計画
5.本時の授業に関する説明
6.実際に授業をしてみて
7.本実践の解説
第8章 要点を捉えることの指導 2
―複数パラグラフの関係を整理した上で要点を捉える―
1.単元の概要
2.単元計画
3.単元に関する説明
4.授業計画
5.本時の授業に関する説明
6.実際に授業をしてみて
7.本実践の解説
第3部 発展編―小中高のつながり、国語科とのつながり―
第1章 読むことの指導の小中高連携
1.小学校の外国語活動・外国語科で指導されていること
2.中学校の外国語科で指導すること
3.高等学校の外国語科で指導されていること
第2章 国語科における読むことの指導
1.小学校段階
2.中学校段階
3.高等学校段階
4.外国語科と国語科における「読むこと」の相補的関係
座談会 実践を振り返って
1.実践に取り組み、どのような感想をもったか
2.中学校英語の「読むこと」の指導はどこまで可能か
3.指導改善のために心がけていることは何か
4.国語科と英語科の連携はどのようにしたらよいか
5.おわりに
コラム1 読むことの指導に関する動画の紹介
コラム2 パラグラフ構造の紹介
コラム3 読むことの指導における“Teacher Talk”の仕方
コラム4 生成AIの活用アイデア
コラム5 読むことに関する実践研究の紹介
コラム6 リーディング指導・評価に役立つ図書の紹介
編著者紹介
酒井英樹(さかい・ひでき)
信州大学学術研究院教育学系教授。教育学博士(Doctor of Education)。
専門は英語教育学、第二言語習得。
長野県公立中学校教諭(2校)、上越教育大学専任講師、信州大学教育学部助教授、准教授、教授を経て、現職。
津久井貴之(つくい・たかゆき)
群馬大学共同教育学部講師。修士(教育学)。
専門は英語教育学(授業分析、Teacher Talk、教師教育)。
群馬県内の中学校・中等教育学校教諭、群馬県教育委員会指導主事、都内国立・私立高等学校等教諭を経て、現職。
佐藤大樹(さとう・たいき)
国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部学力調査官(併)教育課程調査官。教職修士(専門職)。
専門は英語教育学。
長野県公立中学校教諭、信州大学教育学部附属長野中学校教諭、長野県教育委員会事務局指導主事を経て、現職。




















