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判例フォーカス 行政法

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判例フォーカス 行政法

村上裕章・下井康史 編著

1,800円 四六判 288頁 978-4-385-32275-9


行政法初学者がスムーズに判例学習ができるよう、コンパクトに解説した小型判例集。121の判例を、教科書と同じ大きさの活字を使い、基本的に見開き2頁で解説(重要判例は4頁)。既刊『はじめての行政法』準拠。各種試験での判例要旨の確認にも最適。

はしがき   目 次(PDF) 編者・執筆者紹介
見本ページ各種

2019年5月10日 販売会社搬入




はしがき

 本書は、畠山武道=下井康史編著『はじめての行政法(第3版)』(三省堂、2016年)の姉妹書として、行政法の重要判例をコンパクトに紹介するために編まれました。最高裁判所の判決を中心として、121の裁判例に「フォーカス」しています。読者として想定しているのは、大学で法学を学んでいる学生や、公務員試験などの受験を目指す人、そして、行政法を初歩から学びたいと考えている人です。行政法の学習が進んでいる人にとっても、各判例の概要や判例の全体像を確認するための教材として役立つものと考えています。

 法律学を学ぶにあたっては、判例の学習が不可欠です。このことは、どの法律科目でも同じです。ただ、行政法の場合、多くの法律科目とは異なり、基本法典がありません。重要な事項について、法令の定めが存在しないこともしばしばあります。その結果、入門段階から、判例の学習がとりわけ大きな意味を持ってきます。

 しかし、行政法の事件では、問題となる様々な個別行政法規──建築基準法とか児童福祉法とか──の仕組みが、おうおうにして複雑です。事案が入り組んでいることも少なくありません。そのため、行政法の入門書や教科書で取り上げられる論点が、具体的にどのようなかたちで争われているのか、初学者には分かりづらいこともあるでしょう。そこで本書では、各判例をできるだけコンパクトに紹介・解説することで、行政法判例の学習をスムーズにスタートさせることができるように工夫しました。本書によって、行政法の学習に少しでも親しんでもらえればと願っています。

 本編では、121の項目ごとに判決を1つ取り上げ、それぞれにタイトルと事件名を付けました。各項目では、関連条文と争点を示し、事実──どのような事件なのか──と判旨──判決はどのような判断をしたのか──を紹介したうえで、簡潔な解説を加えています。最後には、各判決の評釈を、1点だけですが紹介してありますので、さらなる学習へのみちびきとしてください。

 121の判決は、行政法の一般的な教科書の構成(体系)に従って並べられています。教科書のどの部分に関係する判例であるのかは、タイトルから判断できるでしょう。なお、法令の略称については、凡例を参照してください。

 本書は、あくまで入門書です。本書によって行政法判例の全体像を把握できた人や、行政法判例に興味を持った人には、より本格的な判例解説集にステップアップしていくことが望まれます。また、いうまでもなく、判例を正確に理解するためには、判決の原文を読むことが重要です。最高裁の重要判例については、調査官による解説(調査官解説)が公表されており、判例をより深く理解する上でとても参考になります。

 本書の完成に至るまで、各執筆者は熟慮を重ね、何度も書き直しをしてきました。2名の編者は、全原稿に何度も目を通し、率直に意見を述べたり、記述がバラバラにならないように加筆修正したりしています。

 本書の企画から完成まで、三省堂六法・法律書編集室の黒田也靖氏のお世話になりました。諸事情から完成までに時間がかかってしまいましたが、黒田氏の粘り強く心温かいサポートがなければ、本書が日の目を見ることはなかったでしょう。心から御礼申し上げます。

 最後になりますが、本書の執筆者は、全員が、北海道大学において、姉妹書の編者のお一人である畠山武道先生の謦咳に接する幸運に恵まれた者たちです。執筆者一同、あらためて畠山先生の学恩に感謝したいと思います。


2019年1月
村上 裕章
下井 康史



編者・執筆者紹介

<編者紹介>

下井 康史(しもい やすし)

千葉大学教授

村上 裕章(むらかみ ひろあき)

九州大学教授


<執筆者紹介> *五十音順

朝田 とも子(あさだ ともこ)

熊本大学教授

小川 一茂(おがわ かずしげ)

神戸学院大学准教授

岸本 太樹(きしもと たいき)

北海道大学教授

北見 宏介(きたみ こうすけ)

名城大学准教授

児玉 弘(こだま ひろし)

佐賀大学准教授

石 龍潭(せき りゅうたん)

山口大学教授

久末 弥生(ひさすえ やよい)

大阪市立大学教授



見本ページ各種

*全てPDFファイルです



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