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高校生のための税金入門


高校生のための税金入門

小塚真啓 編著

定価 1,320円(本体 1,200円+税 10%)
B6判 144頁 978-4-385-36087-4


高校生に、税金に関わる事例を具体的に解説。所得税、相続税・贈与税、消費税、地方税、そして国際課税を中心に、気になる事例を掘り下げた、授業でも使える17章。税金をより身近に感じる16のコラム、議論を深めるディベート用課題付き。

あとがき   目 次   編著者・執筆者紹介
本文見本ページ(PDF)

2020年6月20日 発行




あとがき

税金の勉強は続くよ、どこまでも

 7章17編にわたる税金の勉強、お疲れ様でした。最初から最後まで読んでくださった皆さんに対し、著者一同、心より感謝申し上げます。あなたが歩まれた道中は長く険しい山道であったでしょうか?それとも短く簡単な散歩道だったのでしょうか?

 道中がどのようなものであったにしろ、新たな一歩を踏み出し、ひいては、さらなる高みに達することを目指すならば、学習を通じて獲得した知識や知見を、それらをよく知らない他人に対し、自分の言葉で表現したり、説明したりすることがとても重要です。そこで、この本の付録には、税金を素材としたディベート用の課題を解説と共に掲載しています。税金や税法を素材としてどのような議論がなされ得るのかは、終章の2でも簡単に触れましたが、付録の「ディベート用課題」の解説では、もう少し詳しく、かつ、この本の各章の記述にも触れつつ記述していますので、議論を大いに盛り上げるための一助としてくださればと思います。さらに、このディベート用課題にとどまらず、本書で取り上げた税金や税法の議論を皆さんで試みてみるのもよいでしょう。

 また、税金について、もっと知りたいな、もっと考えてみたいな、と思われている方も一定数いらっしゃると想像しますが、そのような方々を想定して、税金に関する主要な英単語を元ネタとしたコラムも収録しています。この後に紹介する資料へのアクセスの方法を活用して調べてみたりすれば、皆さんの興味関心がさらに掻き立てられることになること、間違いありません。

 一昔前では外国の図書館などにわざわざ出かけないと手に入らなかった貴重な資料も、昨今では、インターネットを通じて簡単に手に入れられるようになっています。しかし、インターネット上の資料はまさに玉石混であるので、検索する際に適切なキーワードを指定しなかったり、玉と石とを的確に区別する技能を習熟していなかったりすると、不正確な内容の献ばかりを集めてしまうことにもなりかねません。そこで、インターネットを通じてアクセスすることができ、かつ、私たち著者も引用したり、参照したりする「役立つホームページ」も付録として収録しています。さらに、その直後には、「税金や税法に関する図書一覧」も掲げました。

 図書の一覧では、税金や税法についての比的気軽な読み物を掲げるだけでなく、大学生が税法について学ぶ際に参照するテキストなども、入門書だけにとどめず、本格的な学習の際には必ず触れることになるはずの基本書も掲げています。税法についての本格的なテキストはもちろん、大学生向けの入門書であっても、その分量や難解な内容に最初は面食らってしまうかもしれません。しかし、高校生と大学生との間には学問に臨む者という点で見る場合には明確な線はありませんし、さらなる高みから見える景色はまさに抜群です。この本で税金や税法について学び始めた皆さんに、同じ税金や税法を Study する者としてお会いできる日をとても楽しみにしています!


2020年4月

小塚真啓




目 次

はじめに ───── 002

第1章 総論 011

1│税は文明の対価である 012

2│税金は嫌いでも税法は嫌いにならないでください 018

3│改正されるなんて、聞いてないよぉー! 024

第2章 所得税 029

4│会社員は申告しない悪い人? 030

5│自営業者はお得ってホント? 036

6│ギャンブラーはつらいよ? 042

7│タダであげても課税されるの? 048

第3章 相続税・贈与税 055

8│死と相続 056

9│死とタックス・プランニング 060

10│そうだ、海外に住もう!――税金と住所 067

第4章 消費税 075

11│消費税を消費者が支払っていないって、ホント? 076

12│軽減税率の功罪 082

第5章 地方税 087

13│住んでいる地域によって税金が違う? 088

14│納税先を自由に決められるってホント? 094

第6章 国際課税 101

15│タックス・ヘイブンって天国みたいにいいところ? 102

16│税金の問題はグローバル! 108

終章 115

17│これからの税金の話をしよう 116

コラム

1 日本の税金と税収 016

2 条文の数が見た目より多いのはなぜ? 023

3 所得控除の種類と内容 031

4 アルバイト代が年間103万円を超えると親から怒られる? 032

5 譲渡所得課税の変遷と所得概念 054

6 直系卑属とは 062

7 相続の順番 066

8 「武富士事件」のその後 073

9 世界の国々における付加価値税率 085

10 英語で税金ってどういうの? 086

11 従来の寄附金控除とふるさと納税との違い 097

12 やっぱり天国じゃん! 103

13 税率を自由に選べる国? 107

14 本当に税金のない国? 109

15 グローバルを飛び越えて宇宙へ? 113

16 消費課税の方が経済活動への悪影響が小さいといわれるワケ 121


あとがき ───── 124

ディベート用課題 ───── 126

役立つホームページ ───── 136

税金や税法に関する図書一覧 ───── 137

主要索引 ───── 138

執筆者一覧───── 140



編著者・執筆者紹介

<編著者紹介>

小塚真啓(こづか まさひろ)

岡山大学法学部・大学院社会文化科学研究科准教授

〔略歴〕
京都大学法学研究科博士後期課程修了・博士(法学)
金沢大学法学系准教授を経て、2013年より現職。アメリカ合衆国ヴァージニア大学ロースクール客員研究員(2018年〜2020年)
大学入試センター教科科目第一委員会委員(2011年〜2013年)

〔主な著作〕
『税法上の配当概念の展開と課題』(成文堂、2016年)
「組織再編税制の濫用規制のゆくえ ── 濫用防止ルールの是非を中心に ──」
  税法学578号(2017年)
「家族の所得と租税」金子宏(監修)『現代租税法講座 第2巻 家族・社会』
  (日本評論社、2017年)

<執筆者紹介>

漆さき

大阪経済大学経済学部准教授
担当:3章10、5章13

倉見智亮

西南学院大学法学部教授
担当:2章4、5章14

小塚真啓

岡山大学法学部・大学院社会文化科学研究科准教授
担当:1章1、1章2、2章7、4章11、終章17

住永佳奈

京都大学大学院法学研究科特定助教担当:3章8、4章12

田中晶国

九州大学大学院法学研究院准教授
担当:2章5、2章6

橋本 彩

信州大学経法学部講師
担当:はじめに、1章3、3章9

堀 治彦

日本租税研究協会主任研究員
担当:6章15、6章16



本文見本ページ

*全てPDFファイルです



 

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