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1975年〜1979年の出版
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1985年〜1989年の出版
1990年〜1994年の出版
1995年〜1999年の出版
2000年以降の出版
先秦・漢魏六朝の学界および文芸、隋・唐の学問・詩文解説、宋・元の文芸、明代の文芸、清代の学術・文芸、民国の学芸等の項目を設けて、シナ本来の学術文芸を書誌学的立場から詳しく説明した大学生向き参考書。(1938.11.29)
仏教は、時・所・機の影響の異なるに従い種々の様相を示してきたが、特に日本仏教は、大陸や南方仏教と異なり、鎌倉時代に民族的自覚と宋朝新文化の影響により一変した新宗旨である。その展開の様相を述べる。(1948.11.30)
先秦の文芸、漢魏六朝の文芸、唐の詩文小説、宋・元の文芸、明代の文芸、清朝の文芸、民国の文芸等の項目に分け、シナの文芸を書誌学的立場から、わかりやすく説明。大学向け教科書としてきわめて便利なもの。(1951.2.10)
金石文は、文字・書道研究の基礎資料である。本音はその観点から、金石学の大要と、石文、金文、古陶及び瓦磚甲骨及び流沙墜簡、法帖、書道との関係について述べたもので、東洋芸術の理解に資する所は大きい。(1953.6.30)
大和物語は平安時代の文学の中の重要な作品の一つである。この物語の書誌学的本文批評研究を、一生の仕事とした著者の労作をまとめたもので、この研究によって、この物語の全貌がより明らかにされた。(初版1954.6.10)
本書は、大乗仏教成立の史的研究成果の集大成で,その成立圏・倫理・論理、インド思想との交渉、経典、社会的背景および教団史の各編より成る。詳細な索引、経典考証、中論の梵漢蔵対照語集の付録は至便。(1954.9.30)
平安時代の歌合のおもなものを対象として、歌合一般についてその方式・行事様式などの構成と形態とを説明し、さらに歌合の歴史・種頬・作品・評論および後代文学への影響などの大要を概説・考察した研究書。(1954.10.15)
本書は、「大乗仏教の成立史的研究」の姉妹書として、仏教の歴史性の解明につづき、その真理性の解明にカをつくしたもので、総合研究「仏教における根本真理の歴史的諸形態」をまとめた、著者の力作である。(1956.12.18)
本書は古代から中世への転変の約一世紀を生きぬいた親鸞の思想の展開過程を、彼白身の個性と仏教の伝統的教理、さらに彼をめぐる歴史的条件の三つの要素のからみあいの中にあとづけようとしたものである。(1959.3.25)
中国における文学の始原や書体の変遷を明らかにするとともに、わが国の書道に与えた影響を解明。記述にあたっては殷虚文字はもちろん現在までに発掘きれた木簡や碑石、その他多数の資料をもとに論証した。(1960.9.25)
本書は従来の全集類にもれていた貴重な資料を細大もらさす集め、戦後の研究の成果の上に立って編集された集大成。作品の年代別配列、振りがなや当て換え、詳細な索引など、初学者への配慮も十分なされている。(1962.12.20)
大学における物理の教科書の最高峰。すでに20数年の間定評を得ている吉田物理の5訂版。簡に適格な題材と平易な理論と簡明な解説を誇っており、5訂に際しては、最近の物理学の進歩を十分に採用してある。(1966.4.10)
本書は、山田孝雄博士追慕の意を寓し、上記の書名の嚆矢となる論文集。筆者は斯界の一線新進20名によるいずれも視野も広く格調も高い野心作。すこぶる批判的であり、学界に清風を送るものとして注目される。(1967.2.1)
通信・電子工学機器の構成要素の原理を、主として物理現象を中心にして解説し、その応用分野にも力を入れた最新の技術ハンドフブック。付録に電子管・半導体素子の一覧表や、国家武験用例題も豊富に収録。(1968.2.20)
1970年――――
人体の骨格系と筋肉系・血管系・消化器系・呼吸器系・泌尿器系の全体図(多色刷り)。折りたたみ方に工夫してある。裏図には、おのおのの組織や器官の細部が明示されている。定評のある人体全図。(1970.4.15)
本書はBSCS青版・黄版・緑版の代表的実験内容を、さらに高い立場から示した生物実験書であるとともに将来の生物教育の方向をも示す最高のガイドブックの日本適用版である。教授資料等も本文中に挿入した。(1970.5.1)
日本史学界と世界史学界の先頭に立つ歴史学者が、激しくゆれ動く時代を展望して、「歴史をいかに学ぶべきか、現代を変革するためには"歴史"がいかに有効であるか」を、現代を生きる人々に問いかける。(1970.5.15)
1949年刊行の初版を、脱落していた部分を補い、不統一であった人名・地名の表記を統一することにより改訂したもの。禅とは何か、禅による生活とは何かなどを、英文でわかりやすく説明した入門書。(1971.3.15)
鳥類研究の第一人者であった著者が、鳥をモチーフに自然の姿と人間の歩みを述べた書。長年の経験と、鳥研究を中心とした自然探究を語ることばは、読者に深い感銘と味わいを与える。豊富な写真を挿入。(1971.9.15)
旧来の古生物学に挑戦し、近代科学としての地球生物学の方法をノリノロジーの権成である著者が斬新に展開した。マンモス・花粉症・水銀を食うバクテリア、その他はば広い話題が豊富な絶好の自然科学入門書。(1971.10.15)
戦前、戦中の軍国主義に抗して、教師がいかに苦闘してきたか。本書は「戦争」と「貧困」という課題を背負った昭和教育史を、その青春をかけてたたかってきた教師たちの教育実践を、対談で綴ったものである。(1971.11.15)
人間生活の場として世界の都市の実態から、日本の都市のイメージを位置づける。著者の豊富な海外体験と国際感覚から得られた具体的な例証を豊富に示し比較文明論的な著述で、人間のための都市を考察する。1,000円(1971.12.15)
江戸文学に及ぼした中国文学の影響を精細に調べ、とくに読本については独自の研究方法を駆使してその本質を考察したもの。文学自体の研究を目指しつつ、後の近世文学の研究方法に指針を与えた名著である。(初版 1957.12.30、第四版 1972.4.15)
古事記・日本書紀に大きな位置を占め、日本人の心のふるさととして親しまれる出雲神話の原像を解明したもの。記紀の出雲神話は大和朝廷の権威高揚の目的に利用されたとして、古代出雲人の心で神々を考える。(1972.4.15)
「上宮聖徳法王帝説」は、記紀とならぶわが国最古の典籍であるが、その全面的研究書は本書をおいてほかにない。初版以来十数年定評を得ているが、最近の研究成果をもりこんでここに増補改訂版が上梓きれた。(1972.6.10)
日本列島の生命線である渚―海岸―の姿を、自然と社会生活の両面から科学的に解明。波と流れ、海岸漫食、地形の変化、開発と汚染、水難事故と災害などの実態を平易に訴え、海と人間の原点を探る。写真・図版も豊富。(1972.8.15)
アイヌ語学の世界的権威であり,言語学・国語学の業績で文化勲章を授賞された故金田一京助博士の生いたちから晩年に至る思い出を、親族・知者・門弟など96名の方の文で綴った。詳細な年譜・著作目録を付す。(1972.11.14)
図育館経営に必要な基礎知識を網羅した概説書。近来、大規模化し複雑化しつつある図書館機能に対応した概説入門書として、具体的に平易に解説を施したもので、司書講習、大学の図書館学テキストに最適。(1973.3.15)
物質に音波を伝播させ、その物理的性質を探る音波物性の研究書。その最先端の息吹きを生き生きと伝えつつ、日本で立ちおくれている科学と技術の交流の必要性をも考察している。教科書としても活用できる。(1973.3.15)
東大における著者の長年の講義を基に、物性物理の基礎としての量子力学を、素粒子論まで幅広い内容をとり扱いつつ、独創的に展開している。従来のような網羅的な教科書とは異なるユニークな記述で好評。(1973.3.15)
最近の原子核物理学の進展は著しいものがあるが。つねにその基礎にあるものは穀模型である。こめ理論の提唱者が。穀模型とは何か、なぜこの穀模型が重要であるかをわかりやすく解きあかした世界的な名著。(1973.3.15)
物理学の大変革期であった1930年代、自らその渦中にあって量子力学をつくりあげたM.ボルンのMITにおける講義録。当時の躍動的な物理学の雰囲気を生き生きと再現する。1954年ノーベル賞受賞講演も併載。(1973.9.15)
本のきらいな子どもはいない。子どもによい本を与えたいと願うすべてのおとなに、一読をすすめる。子どもの本の洪水の中で、よい本を選び、いちばん効果的に子どもに与える方法を、具体的に述べている。(1973.10.15)
「遊び」は子どもの生きがいである。その豊かな生きがいを創るために、どのような認識力を育てたらよいのか。保育現場の実践にもとづいて、子どもの認識の発達をふまえ、すべての子どもの成長を考える。(1973.10.15)
高等植物に関する最新のデータとその解釈を駆使して、現存する被子植物の多様性をさまざまなレベルから明らかにし、系統関係を詳細に分析するとともに、新しい知見をもとにして、体系的に整理、解説する。(1974.2.25)
自然界における植物の動態の単位である種個体群レベルの生活を明らかにし、その特性と内部構造の分化と適応の問題をさぐり、種形成の要因と横構、およびそのモードに関して、理論的に考察している。(1974.3.15)
植物の種および高次の分類群における、時間的・空間的な分化の過程とモードについて、きさまざまな視点から考察した。とくに、日本列島の植物相の起源と分布・分化について、まとまった議論を試みている。(1974.4.15)
伊呂波歌といっても形態はさまぎまであるが、本書は伊呂波を冠に定いて作られた歌を重点的に集録する。伊呂波歌の歴史、伊呂波歌への民衆の関心の強きと、彼らの生活の中で果たしたその役割を探った。(1974.5.29)
物質に光を当てると、いろいろ興味ある現象が生ずる。それらの現象をとりあげながら、光物性とは何かをその理論から応用まで帽広く考察し、あわせて今後の問題を提起したわかりやすい解説書である。(1974.5.30)
「親にとって子どもとは何か」という視点をたえずもちつつ、「教育」がもちこまれる明治の以前にさかのぼり、その時代、地域における「子ども」のとらえられ方、現今の子育て、幼児教育と対比した意欲作。(1974.6.20)
海洋における生物の諸動態を、海洋構造を含めた、生物―物質環境系として統一的に解して、生物学的海洋像を構築。明確な計量的表現と生物学的、化学的表現とによる生物海洋学の初のテキスト。文献紹介が豊富。(1974.7.25)
備中生れの賀島飛左嫗の心一つにしまわれた四百余の"むかし"の記録。"むかし"の世界は昔話・世間話・説教話などが習合・内在し、素朴な鳥獣草木の話や人と獣とのあやしい運命の話まで、広い振幅がある。(1974.8.25)
ロシア民衆の生活から生まれ、何世紀も語り伝えられてきた口承文学の代表作を集め、解説を加えた。ロシア文学、ロシア史の研究資料であるとともに、一般読者にも非常におもしろい読み物である。上巻―興味深い魔法説話、伝説、実話などのほか儀礼歌、まじない、諺と慣用句などを収録。中巻―勇ましい英雄叙事詩(ブイリ−ナ)の代表作26編を収録。下巻―民衆の生活感情を歌った歴史歌謡、抒情歌を中心に収録。(1974.9.25)
1975年――――
漢学者・図書学者である著者が語る、教育・図書館・漢字問題・新聞出版・国鉄等のあり方に関した、痛烈で、またあたたかな文明批評。合理主義に徹し、筋をあくまで重んずるユニークな生きざまの発露である。(1975.10.10)
京都朝廷に抗して起った若き風雲児平将門―古代奴隷制社会から封建社会への転形期を生きた将門を、武士革命の先駆者としてとらえ直す。著者は将門を助けた豪族の末裔。史跡めぐり・資料一覧を付した新版。(1975.11.1)
現存する被子植物の起源について、古生代にさかのぼる化石を通じて考察し、その諸相を探り出すことを試みると同時に、進化にまつわる要因と、高等植物の進化にみられる傾向性を、理論的に追究している。(1975.12.1)
李白詩における抒情・説理・韻律等の基本的な諸問題を、作品の題材・様式の両面から検討し、李白が何ゆえにすぐれた詩人であり得るかを、独自の作品批評の立場から論考。唐詩理解の新しい方法論を提示する。(1976.3.20)
「吾輩は猫である」をはじめ、漱石本の装幀を数々手がけ、竹久夢二とともに評価がうなぎのほりの橋口五葉。裸婦を中心に25葉を収録。大正ロマンとほのかなエロチシズムを見事に再現した豪華画集。(普通版 1976.4[日日、不明]/特製版 1976.5[日日、不明])
古典落語の長老四人が縦横に語った芸談の数々―落語の芸脈、修業の苦しさ、芸道への執心、落語の味わい方、若手への助言などは、そのまま落語鑑賞のすぐれたガイドブックでもある。好評の新書上下の合本。(1976.4.25)
雪深きみちのくの風土と血の系譜がはぐくんだ詩魂、傷つきながらいくたびも燃え上がる愛のすがた―同郷の詩人が、豊富な資料を通してとらえた、斎藤茂吉のすぐれた抒情世界の本質。好評の新書上下の合本。(1976.5.1)
「マドリッド手稿」の監修者でもある筆者が、理論物理学者の視点からイタリア・ルネサンスの世界にいどみ、レオナルドの新しき全体像をとらえようと試みたユニークなもの。新たな章を加え内容も一段と充実。(1976.5.1)
いまやSFの花盛り。SFの魅力は何か。太陽、月、惑星、宇宙からミュータントや超能力まで、いま話題のSFの世界のすべてを明快に描く。「SF事典」採録で読み物としてはもちろん、入門書としても決定版。(1976.6.1)
中国解放の報道に命を賭けたアメリカの女性ジャーナリ、スト―その貧しい生いたちから、マッカーシズムに追われて亡命、客死するまでの鮮烈な生涯を、親交のあった著者が愛惜をこめて語る改訂新版。(1976.6.15)
本多光太郎博士を初めとして、日本は磁性の分野で重要な貢献をしてきた。現在も膨大な論文が発表されている。それらの最新の成果をふまえ、実験家の立場から物性物理の中心テーマ磁性の諸問題を論ずる。(1976.6.25)
陸羽から井伊直弼まで、茶人をめぐるエピソードを通じ茶の系譜と心を探る。隠逸の境地に生きた禅林の士、戦乱の世に波瀾の生涯を送った武人らの典味深い言行に“茶”を軸にした日本の文化が浮かび上がる。(1976.7.20)
世界最初の婦人記者となり、偏見とたたかい、汚職ボスの手口を暴いたり、80日間世界一周に挑戦するなど、ひたむきな情念と行動力で自分の遣を切りひらいていったネリー。自立を志す全女性に贈る感動の伝記。(1976.8.1)
朝鮮民主主義人民共和国のめざすものは、朝鮮の自主的平和統一と、第三世界諸国の団結だということを17人の訪朝各界人士は実感し、金日成主席との会見でつかんだ。思想・政治・経済の上で躍進する朝鮮を描く。(1976.9.1)
シオニストがパレスチナに移住して半世紀。アラブ・イスラエルの紛争は四次にわたる中東戦争となった。果てしない紛争解決の核心はどこに?パレスチナ問題発生から第四次中東戦争後までを詳述した新版。(1976.9.1)
あるときは那覇市の繁華街の一角に居を構え、あるときはヒルと戦いつつ西表島の縦断山行を試みる――50年度芸術選奨文部大臣賞受賞の写真家が、沖縄各地での生活と行動を豊富な写真とともに綴る異色作。(1976.9.10)
特に固体物性論の共通基礎概念である結晶中の電子の現象に焦点を絞り、その基本理論から応用まで、平易にまた具体的に展開する。理工系学生、物性関係者の必携の書である。(1976.9.10)
検定不合格となった『家永日本史』の基本的観点と構成をふまえ、より深い日本史の知識を求める読者の要望にこたえた書。斬新で大たんな文章と、綿密な史料・プロフィル・群像などのコラム等を駆使した力作。(1976.10.10)
ベトナム統一の成功から世界史は新しい段階にはいった。世界史の全体の流れを体系的にとらえる意義がますます重要度を増すなかで、これにこたえる「国民のための世界通史」と呼ぶにふきわしいのが本書。(1976.10.10)
過去の日本帝国主義の覇権の実態をえぐり出すことを主に、敗戦に至るまでの近代日本の歴史を詳述。本書は日本帝国主義と植民地支配の告発の書であり、その場合、史料は自白書であり、告発の文書である。(1976.11.10)
本書は、元素の問題を中心にして安定同位体と放射性同位体の関係をまとめたもの。歴史的な流れから今日の最新資料(隕石、月面資料等)に基づく研究結果まで含み、元素の全体像を明確に記述した初めての書。(1977.1.20)
本書は、実験手順を、ねらい・準備・方法に編成し、60実験よりなるていねいな解説書。学枚の生物教材として、また生化学・遺伝学の研究にも最適。薬品を本文に、培地一覧表を付録に掲げ、初心者にも好適。(1977.1.25)
中世ヨーロッパの運命の女神像の総合的な発掘による本邦初の豪華画集。失われゆく中世写本の美しさを、みごとに再現した。イコン愛好家および研究家・愛書家、デザイン関係者にとって待望の画集である。(1977.2.20)
著者は「日本で初めて普通選挙運動の旗をあげ、社会主義運動の道を開き、天皇神権論にいどんだ一代の先覚者」木下尚江の研究家として、彼の歩んだ闘いと苦悩の道を追求してきた。類書のない尚江研究の評伝。(1977.5.20)
第1集につづく歴史学入門書。70年代を総括する時期に当たり、なにが変革きれ、なにがそのままのこっており、新たな課題はなにか。これらを検証するため、ふたたび歴史学者が結集して、読者に提言する。(1977.7.25)
ジョン・マーチンは、イギリス浪浪漫派の草分けで、この連作は卓抜な技法と幻想性をもって、ひときわ高く聳立する。壮大な構図と崇高な美的感覚に溢れ、最も典型的に浪漫派芸術の理念を体現した豪華画集。(1977.7.25)
結晶学の進歩はエレクトロニクス技術を目覚しく進歩させた。結晶内原子の幾何学的配列、原子の行う格子振動、結晶の転位、結晶内欠陥の様子の解明に加え、相転移の現象も紹介。結晶学へのよき入門書とした。(1977.9.25)
電気工学の全般にわたり、重要事項をもらきず、また図・表を豊富に収録した。単位はMKS・SI併用。表示はJISおよびJECを採用。用語は学術用語審議会電気工学編に準拠。初級より現場技術者まで必携。(1978.2.25)
生活用品として作られた陶器を茶道具として見立て、茶人の視点を追求しつつ器に見られるさりげない美を探る。茶道具の「花入」「水指」「茶碗」「窯道具」等を、貴重な写真を示しつつ、わかりやすく述べている。(1978.3.25)
平和解放後20余年。今や「四つの近代化」をめぎして建設に邁進しているチベットの歴史と現状を、見聞記も交え生き生きと知らせると同時に、チベットの工・農業、教育・文化・知識青年、民族政策などを記述。(1978.4.30)
「アメリカ政権」とはなにか。アメリカの世界戦略が、いま大国との間で、あるいは第三世界に対していかに展開されているのか。不安定で複雑な社会情勢のなか、「現代」の実像とからくりがあきらかにされる。(1978.5.20)
慢性化した国際通貨危機、深刻化する資源・エネルギー危機等、今日の世界は激動につぐ激動を続けている。本書は、内外の第一線研究者が、今日直面している「転換」と「変革」の実体と問題点を明らかにする。(1978.5.25)
近代日本が生んだ宗教界の巨人、大本聖師出口王仁三郎の客観的・実証的評伝。きたえ抜かれた反骨と、難局に屈しない楽天性で大弾圧に耐え、ゆるぎない平和主義を標榜しつづけた彼の思想と行動を克明に描く。(1978.8.15)
東京の祭り・花・年中行事を全三巻にまとめた、カラフルな東京歳時記。収載した祭り・花・年中行事の総数260余、写真の点数800余葉。オールカラーの画期的な写真記録集。各々の祭り・年中行事には、著者が脚で調べ、これまでに公表されていない貴重な情報が的確にまとめられている。各月ごとに、東京にゆかりの深い著名人がエッセーを書き、各巻末には歴史・地理学者による解説と「東京の祭り・行事一覧」付き。(1978.10.1)
「新コンサイス英和辞典」の編者として著名な著者の滋味あふれるエッセイ集。論文「力の上に眠る」から「辞書とは何か」に至るまで、典雅な文体、平易な語り口により、著者40年の思索のあとをたどる。(1979.1.20)
与謝野晶子と同期の与謝野鉄幹門人であり、また師夫妻からは深い愛と信頼を得ていた著者が、晩年に死の直前まで執筆しつづけた遺稿。一方で本書は、最も晶子歌鑑賞論の一つと言える内容をもつ。(1979.1.25)
化政から天保にかけて揺らぎだした「徳川の世」を生きる民衆の姿を豊富な資料で赤裸々に描く歴史物語。各地に続発する百姓一揆が大塩らの乱を生み、「世直し」へ結集する。好評『日本民衆の歴史』の各論編。(1979.2.25)
「少年の丘」とはかつての感化院、今は教護院と呼ばれる非行少年の収容施設である。戦後20余年にわたり教護院の教師として非行児たちと起居をともにした中から生まれた子どもたちをめぐるエピソード集。(1979.3.9)
スパルタクス蜂起2050周年を記念してブルガリアで出版きれた「スパルタクス」の翻訳。12万の奴隷を結集してローマの支配階級を脅かしたこの蜂起を、作家が歴史家の協力のもとに書きおろした本格歴史小説。(1979.3.10)
1 白のはなし(1979.5.25) /2 黒のはなし(1979.5.25) /3 無いはなし(1979.7.25) /4 性のはなし(1979.7.25) 科学、文学、歴史、芸術、音楽、宗教、経済、政治等、あらゆる分野の話を、漢字一字というテーマで扱い、これまでにない型破りの発想法で紹介する。常識や学校の授業では得られない、意外性に満ちた現代的でおもしろい知識を、科学的に説明する。若い世代向き知識の雑学に関するじてん風流みもの。
畿内における訴願(国訴)闘争の存在を初めて学界に提起した著者の、東京教育大学在職25年余の豊富な研究成果の中から、「国訴」・百姓一揆等、近世民衆運動の代表的論考6編、付論3編によって構成された論文集。(1979.7.25)
長年、子どもたちを撮り続けてきた英氏が、全国の子どもたちの生活の写真を通して、子どもの限りない可能性を探った力作。生きた子どもの姿・豊かな感情がキャッチされ、丸木氏のユニークな文とあわせている。(1979.7.30)
既存の通史では語りきれず、またこれまで見落ときれてきた諸事象―戦傷・戦死の諸相にみる軍事医療、戦場での歌、文化人の秘めた日記、天皇・側近の言動など―を掘り起こし“無謀な戦争”の本質に切り込む。(1979.9.1)
従来、日本におけるブラック・アフリカ史の研究は皆無に近い。近年急速に高まっている関心に応え、本書は日本で数少ないアフリカ史研究者の一人である著者が、これまでの研究を土台に書きおろした啓蒙書。(1979.10.1)
湖に白鳥を居つかせたい!――農民の夢は障害を乗り越えて実を結び、人と鳥とが一体となった白鳥の湖が生まれた.親子二代にわたる自然保護の記録。白鳥の生態を示す興味ある写真が豊富。(1979.10.15)
中国人との相互理解、相互学習、友好促進をはかることを視点の一つにすえ、目的的に中国を旅する、あるいは知ろうとする人のために、各々の時代、各々の舞台で活躍した人々を各章に配した楽しい読み物。(1979.11.10)
新・旧の奇妙なまじり合いを繰り返しながら成長してきた70年代日本の都市・田舎など、空間、風景を、当時のモニュメンタルな造形の隙間を埋める資料として記録。名づけて〈日本村〉という作品に集大成した写真集。(1979.11.20)
身近な様々な日常現象を数学の問題としてとらえ、解決しようとする心を育てるために中学生に課した物語風数学問題の集成。数学教育に対する問題提起に加え、一般人にとっても興味深い数学への招待といえる。(1979.11.20)
禁の知識88―宇宙と人間を支配する原理― (1979.11.20)
あらゆる分野の話を、漢字一字のテーマで88項目にわたり、型破りの方法で紹介する楽しいイラスト入りのシリーズ。さまぎまなタブー、表面に現れない裏、金にかかわる数々の知識、美にかかわるあらゆる問題、神への縁起かつぎ、占いの発想等、常識や学校の授業では得られない、意外性に満ちた現代的でおもしろい知識を科学的に説明する。若い世代向き知識の雑学に関するじてん風読み物。
かつて絹馬の道を往き交う人々の流れは、敦煌に莫高窟を開き、次いで雲崗・龍門石窟と、仏教美術のすばらしい開花を見せた。本書は豊富な写真を配して、東西文化の渦巻きを日本との比較の中にとらえる。(1979.12.15)
1980年――――
「運命の女神」が中世ヨーロッパ社会に与えた影響は大きい。本書はリッドゲイトの著作・翻訳を通して、異教の女神とキリスト教神学、ラトン哲学等の関係を明らかにし、その変容をあとづける書である。(1980.4.10)
民俗芸能に造詣の深い著者が、全国各地、多種多様の芸能の中から、古くからの姿を残すもの、きわめて珍奇なもの等を詳細に記録・紹介したユニークな書。著者独得のタッチのさし絵160点余を添えている。(1980.7.10)
水のもつ問題の底の探さについて、大気・大地・水の三者の関係をエネルギー収支の観点から解明し、新しい環境観・地球観を提唱する。また"B本は水の費かな国"という通説に反省を加えている。図版多数収録。(1980.7.10)
科学としての歴史学の発展を担った先学たちの自伝的証言集。<構成>田村栄太郎―歴史外の立場をつらぬ〈、平沢清人―下伊那の農民の中で、庄司吉之助―私の歩いてきた道、旗田巍―新しい朝鮮史像をもとめて、ほか。(1980.7.25)
科学としての歴史学の発展を担った先学たちの自伝的証言集の2。<構成>竹内理三―"百世の後"を見据えつつ、ねずまさし―帝国大学から民衆の歴史学へ、藤谷俊雄―市民に根ざす歴史家として、ほかを収録。(1980.7.25)
真の社会科教育を求めつづけてきた法政二高教師集団による、18年間の記録。「現代社会」の新設など、社会科教育が問い直されている今日、変転する戦後教育への対応の苦闘から、一つの理論構築を試みる。(1980.8.1)
追分節を体系的にとらえた最初の書。著者が日本各地を訪ね歩いて古老の唄や話を聞き、実地に調べあげた労作。信州道追分での誕生から全国の追分節に及び、日本民謡の王様「江刺追分」のすべてを明らかにした。(1980.9.1)
20世紀の絵画最大の革命、フォーヴィスム運動の中心となったルオー、マティス等を育てた直接の師モロー。本書は、モローの作品、生涯及びその後の世代への影響をあますところなく伝える唯一の決定版である。(1980.9.10)
「聞子規」と題する漢詩を作った12歳の正岡升(のぼる)が、「子規」と号して、短歌・俳句その他に、表現者そのものとして生き続けた姿を、国語学者の眼から追求する。それは教育者としての原理でもあったという。(1980.9.30)
1930年10月、台湾能高郡霧社で発生した原住民による日本人襲撃事件を取り上げる。未公開資料発掘により、これが突発事件や遇発の騒動ではなく、民族蜂起だったことを解き明かす。研究書的な歴史読み物。(1980.12.10)
薬の歴史(生薬から合成薬へ)、漢方薬、いろいろな病気の薬とその効果、薬の作用、新薬、生活環境と薬、などの話題から「薬とは何か」を解説。薬を創製している立場から必要・十分な知識を紹介・アドバイスする。(1981.1.15)
古代鉄はたたら師の労働とともに忘れられようとしている。筆者は、中国山地に散在する古式産鉄の遺跡「たたら」跡に興味を持ち、ルポルタージュを続けるうちに、歴史風土的アプローチの必要を感じていく。(1981.4.10)
英国と日本とを故国と考える著者が西洋文明の源泉をたずねて、ロンドン、パリ、ローマ、アテネ、エルサレムヘと遡行し、キリスト教を基軸に現代の光と影とを描きだす。世界を考えるユニークな視点を提供.(1981.5.25)
都市は自覚的に構成された場合、その都市固有の宇宙論を内包する擬似一生命であり、都市の表現する一切は解読されるべきテキストであるという。我々はこの劇場都市で上演される歴史という生のドラマを観る。(1981.6.10)
'80年代は、世界的に見て"転換期"であるといわれている。それは、どういう転換期なのか、転換期における争うべき争点は何か、どういう転換期にしていけばよいか――朝日論壇時評と時論と対談で追究する。(1981.6.10)
ラテンアメリカ学会の発足からも窺えるように、近年この地に対する関心は急速に高まってしている。こうした要請に応え、ラテンアメリカ社会と歴史を解明すると同時に、今後の研究方向をも示唆した問題提起の書。(1981.7.10)
明治以降、近代日本百年の国語辞書を総合的かつ体系的に概観した本邦最初の書き下し〈国琴辞書史〉であり、〈比較辞書学〉である。近代における国語辞書の発達はいかなる事情でおくれたか、また近代的国語辞書の要件は何によって充たされるか――自ら辞書編纂に携る著者の今日的視点は、これらの問題点を鋭く分析し、辞書編纂に絶えずつきまとってきた〈模倣と創意〉の相剋を克明に跡づけ、今後の発展を展望する。(1981.7.20)
60年代以降、日本の現代演劇をり−ドしてきた著者が、"犯罪"をテーマに、刺激的な日常性の構造を分析し、犯罪とは日常生活と不即不離の関係にあることを提示する。アイロニカルな現代風刺の書。(1981.10.20)
中国民衆の母なる大河長江(楊子江)。重慶〜上海間の四回にわたる取材記録は、遠い時代めロマンと、民衆の熱っぽいエネルギーを伝えてくれる。中国の自然と歴史と、民衆との出会いを素晴らしい写真で展開する。(1981.11.25)
明治、大正、昭和にわたる激動の時代を、偉大な学者として、最も革新的な行政家として、さらには、人間や動植物をこよなく愛し、豪放に生き抜いた"人間蜷川虎三"の全生涯を描く興味溢れる伝記の決定版。(1982.2.1)
西欧の祭りに見られる土俗的習慣を初めて紹介。文明ヨーロッパの陰に連綿と続く土俗異教の世界を、祝祭空間を彩る仮面習俗と祭りの歴史的分析を通してリアルに描く。カラー写真145、モノクロ写真78点。(1982.3.1)
日本美術紹介の功労者か、逆に、日本美術海外流出の張本人か。毀誉褒貶なかばするフェノロサ像。ノート・書簡頬をはじめ、おぴただしい新資料を駆使して解明する日本文化の理解者フェノロサの実像、1,900枚。(ともに1982.4.25)
19世紀生物学の流れ/世紀交代期の実験生物学/現代遺伝学の創始/分化と形態形成/酵素と代謝/動物の生理学/植物の生理と生態
個体群生態学の確立/集団遺伝学の成立/分子遺伝学の成立/分子レベルでの生命の研究/動物行動の研究/霊長類学の成立と人類起源論/生物学とシステム論 「20世紀自然科学史」は全10巻、以下のスタッフ、趣旨で企画されたが、「生物学 上下 2巻」のみの刊行で、企画中止。
本書は、既刊「新訳ダンネマン大自然科学史」に続く、包括的自然科学史を目ざし、19世紀後半から今世紀の自然科学分野の発展を跡づけ、現代における科学・技術の性格・特徴を浮き彫りにしようとするものである.各分野とも序論で前史を扱い、通史となるよう配慮しているが、主iこ各時期の代表的業績を中心に展開する。また各巻構成は、科学の人間生活の全局面への浸透と科学文明の成立の状況を多面的に見なおす〈総論〉、力学的世界把握とモデル的方法の学としての一つの普遍性を主張するに至った〈物理学〉、多種多様な存在様式をもつ物資の科学としての〈化学〉、有機体論の固有の領域にほかならない生命科学としての〈生物学〉、地球という特異惑星に対する有機体論的把握の一典型としての〈地球科学〉、これらに加えて、人間の社会的諸活動との接点において独立に成立してきた〈工学〉の諸分野を配置し、相互の密接な関連もはかっている。
隷属か自由かをめぐる厳しい動静が伝わる。ハンガリー・チェコ・ポーランドと続く動乱を、日本人はどう理解したらよいか。ポーランドと日本両国の学者が、8つのテーマのもとに共同で問題の本質にせまる。(1982.4.30)
黒潮踊る伊豆の海。あるいは珊瑚礁光る南の海。緑・褐・赤と彩り豊かな海藻の群れ。多くの謎を秘めた無名のものたちの生理と生態を平易に解き明かし、何億年も生き抜いてきた彼らの地球環境保全の知恵を学ぶ。(1982.4.30)
市民の手によって毎月開かれている連続討論集会の記録。核兵器持ち込み、中性子爆弾のしくみ、西欧の反核運動、軍拡の国際政治などの講演に加え、会場での発言も収録。草の根運動のための重要な指針を提示。(1982.8.1)
1981年11月に開催された自由民権百年全国集会の全記録集。「自由民権と現代」をテーマにかかげ、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地から多数の参加者が交流して大成功をおさめた集会の内容を、ここに再現。(1982.8.10)
生物を指標にした水質汚染の研究は環塊保全の観点から世界的に進んでいる。本書は、汚水生物学の国際会議(1980年)の研究報告のうち、海・河川・湖沼の調査や廃棄物の処理実験などの貴重なデータを収録した。(1982.8.28)
世界的な関心を呼んでいる奈良絵本・御伽草子の価値や、これまでの研究の流れを紹介。'78、'79年、ロンドン、タプリン、ニューヨーク、東京、京都で開かれた奈良絵本国際研究会議のメンバーが主に執筆。文献目録も収録。(1982.8.30)
歴史研究上未開拓の分野、西欧中世の民衆の動きを包括的に扱った書。ドルチーノの蜂起からワット・タイラー、ドイツ農民戦争、プガチョフの蜂起まで主要な農民・市民の闘争を扱う。巻末に参考文献・年表等収録。(1982.11.30)
現在という「生きられた場」における"身体"の諸相を具体的に分析することにより、管理社会に生きる人間のありようを展望する。「社会学」的身体論と大衆文化論をからみ合わせた、臨場感あふれる管理社会論。(1982.11.30)
日本の〈戦後のヒット商品〉約100点を選び、ヒットの状況、売上げ総数やスピード、年齢層や地域性、CMやコピー文等の分析を通して、時代風俗や生活・意識を考察する。物を通しての〈戦後欲望史〉である。(1982.12.20)
大正から昭和の初め、人々の心を優しい感動で包んだ童謡作曲家の生涯。児童文学の花開いた大正の末期に、珠玉の童謡を次々と世に送った本居長世。若き日作曲家を志し、親しく長世に接した著者による人と作品論。
版画家恩地孝四郎の半世紀におよぶ装本・装幀の集大成。手法・作風の変遷を初期から晩年までたどり、いまだ超克されざる装幀界の巨人像を浮彫りにする。カラー写真147点、モノクロ図版600余点を収録。(1982.12.20)
北方領土問題という極めて今日的課題を、40年間にわたり子どもたちに教え続けた著者が、その豊富な実践こ基づき系統的に解明し展開する。歴史と現状と見通しを平易に記述した、時宜にかなった読み物である。(1983.1.25)
日中国交正常化より10年を経過したが、昨年の「教料書問題」等、中国への認識不足は相変わらず根強い。本書は、過去の日中関係に現れてきた両国の立場や認識の相違を改めて整理・要約した戦後日中関係史である。(1983.2.25)
昭和20年3月13,14日の大空襲を中心に、50数回の空襲に見舞われ、1万人以上の被害を出した大阪。痛恨のその記憶を呼び起こし、母親たちが次代の子どもたちに遺す、戦争の失態を赤裸々に語る120枚の絵。(1983.3.13)
GHQ民政局に勤務したアジア学者ビッソンの回想記。100通以上の妻への手紙とGHQ時代の意見書などで構成。日本国憲法の作成過程など貴重な資料も満載。マッカーサーの占領政策に批判的な異色の記録。(1983.3.20)
日本の空襲戦災記録の掘り起こしから欠落している特殊地帯、「遊郭」を舞台にした初めての空襲記録。戦時下の「いろまち」の実態と、金銭で縛られた遊女たちの、空襲下の運命を追跡し克明にレポートしている。(1983.3.20)
明治以降の日本近代建築の最大の魅力である細部装飾の主役―動物・植物のデザイン―をオールカラーで集大成。魑魅魍魎が跋扈し、百花繚乱の植物群が風姿を競う。空間美術再発見への誘い。(1983.4.1)
レーガン政権発足よりはや3年。南西部に重心の移る産業構造、崩壊する家庭、退廃するモラル、タカ派色を強める外交姿勢等、種々の側面からアメリカ新保守主義の潮流を探り、アメリカ社会の転換期を論ずる。(1983.5.1)
解釈は、筆者の意図を過不足なく理解することから始まる。本書では、徒然草の五つの章段を、綿密に検討しながら読み解く過程を示す。奥深く、豊かな古典の世界を味読する楽しみへ読者をいざなう格好の書。(1983.6.25)
日本の児童文芸の歴史は古い。本書は、古事記の昔から現代にいたるまでの長いその歴史を丹念に振り返った初めての児童文芸史である.特に明治以降100年の歩みは、今後の児童文芸研究に必須の基本書となろう。(1983.6.30)
終戦時、進駐軍への納入に始まり、国民の文化生活願望と共に日本人の生活スタイル変革の原動力となった家庭電化製品の数々。多くの家電製品を発案した家電界のアイディアマン山田正吾氏への聞き書き記録。(1983.7.10)
少数民族の地――雲南。その秘境である西双版納=メコン川の上流、欄滄江沿岸地域=で暮らすタイ族の生態を、解放前と現代を対比きせ生き生きとく描写。中国における学術研究の成果を取り入れ、稲の道をたどる。(1983.7.20)
免田事件再審無罪判決と釈放、永山事件の最高裁破棄差し戻し判決等々、死刑の存廃論が今日活発に論じられている。生の素材をあまねく駆使しながら、“死刑”の全体像を描き、今後を考えるタイムリーな書。(1983.8.10)
広島に原子爆弾が投下されたとき、そこには数多くの朝鮮人がいた。「在日朝鮮人」と「原爆被災」という二重の苦悩を負わされた人々が、初めてその体験を語ったレポート。旧版に加筆・修正を加えた新版。(1983.8.10)
1970年前後から今日に室る、世界各国の当面する教育改革問題に焦点を当てた資料集。先進資本主義国に加え、社会主義国、第三世界の基本改革も視野に入れて編集。資料には解説を加え、教育改革年表も付す。(1983.8.30)
1981年に筑波大学で行われた、文化人類学者による国際シンポジウム「見世物と民衆娯楽の人類学」の記録。近代化により周縁に押しやられた「見世物」の世界を宇宙論的にとらえ直し、きまぎまな角度から分析。(1983.10.25)
第二次大戦中、12万にのぼる日系米人が収容された。アメリカ市民権がなぜ簡単に否定されたのか。戦時下における人種(日系人)差別の実態をアメリカ議会がさらけだし、その誤った歴史を自ら糾弾した貴重な報告書。(1983.11.1)
英語教育界の第一人者による読みやすい思い出エッセイ。忘れ得ぬ人々の面影・人物評を語り、自己の思想・人格を形成する上で糧となった本・言葉を、著者持論の「英語を楽しみ」ながら紹介していく。(1983.11.15)
戦乱と革命のインドシナを逃れて日本へたどり着いた若者たち。大都会の底に身をひそめ、流民の宿命を背負った彼らは明日なき日々を懸命に生きた。苦難の道を共に歩んだ著者の書き下ろしノンフィクション。(1983.12.10)
中世ヨーロッパが夢見、空想した憧れの神秘の国々――我々はこれを異界と呼ぼう。本書では、オリエント・ケルト・ゲルマン神話や西洋古典にその淵源を求め、夢の文学・アレゴリー・ロマンスにその展開を見る。(1983.12.10)
数学教育およびユニークで実践的な幼児教育の分野で注目を浴びてきた横地清教授の還暦記念著作集。比較教育・思考と認識・教育課程と教育内容・市民の数学・数学教育学の形成、等のテーマごとに論文を収録。(1984[月日不明])
現代人は何を感じながら生きているのか。人物・事がらなど150項目に対する気分を、3千余人に数値とコメントで語ってもらい、一挙に集約した現代気分玉手箱。理屈や説明ぬきで、世相が一読してわかる異色の試み。(1984.1.1)
北京は、日本とますます近くなった。四季おりおりに見る北京市民の生活を、さまざまなエピソードを交えてルポルタージュ風に紹介する。付録に「北京見どころ」「北京味どころ」を収録、中国旅行者への便を計っている。(1984.1.15)
結婚よりも1人で生きることを選び出した5千万人のアメリカのシングル達の、性と生活の衝撃的なインタビュー・リポート。人生のバランスに悩む人に、1人事らしのあなたに、参考にしてほしい決定版独身白書。(1984.1.30)
本土復帰12年を経た今日、日本最西南端に位置する孤島、与那国の社会・経済変化の動態を追跡する。自給自足経済から市場経済へ、社会適応の変化過程から、地域社会に埋め込まれている知性構造を掘りおこす。(1984.2.1)
後漢の首都洛陽の崩壊は、世界に限りない無秩序をもたらした。匪賊の跋扈、流民の発生、カニバリズム、反乱、粛清、闘争、隠栖、囲い込み.そして桃源の夢想。混乱の中で演じられる古代中国の反劇場都市の万華鏡。(1984.3.15)
近年アメリカで公開された対日占領文書をもとに、戦後教育の出発点における教育制度をめぐる論議について、その後の変遷過程をも視野に入れながら、今日的視点で新たに検討を加えた最新の研究成果である。(1984.8[日日、不明])
風呂敷は古今、心を包み、人を結ぶ道具であった。今、伝統を超えて、山口小夜子・林英哲が魅せる風呂敷の美。湯村輝彦・新井淳一らクリエーターの新作風呂敷展。宇野千代・鈴木清順他の風呂敷随筆記。オールカラー。(1984.3.20)
日本がビールの洗礼を受けて120年。ウイスキーなど外来の他の酒を凌駕してビールが一番普及したのはなぜか。ビール初体験から文明開化、二つの大戦、戦後と、ビール普及の足どりと日本の食文化に薀蓄を傾ける。(1984.4.30)
パレスチナ人とはどういう人たちか、ユダヤ人問題とは何か。日本人にとってこれらはどんな意味をもっているのか。1982年に行われたシンポジウムを基にした書。パレスチナで使用中の歴史教科書の翻訳を収録。(1984.4.30)
日本の英語教育の問題点を種々の側面から検討した書。英語教育の理論と実践を掘り下げると同時に、世界各国の言語事情や英語教育年表など、ある程度まとまった形で、英語教育関係の資料も提供してある。(1984.4.30)
† 文化遺産をどう受け継ぐか(1984.5.20) † ナショナル・トラスト(1984.5.20) † 日本のポスト・モダニズム(1984.10.25) † 東京は,秋)(1984.10.25) † 東京クライシス(1985.3.1) † ヘリコプターの眼(1985.3.1) † すみだ川気まま絵図(1985.5.10) † 東京ポスト・モダン(1985.5.25) † 大阪スペクタクル(1985.12.1) † すみだ川横丁絵巻(1986.4.25) † わが町東京 野鳥の公園奮闘記(1986.6.30) † ドストエフスキーのペテルブルグ(1987.4.10) † 看板建築(1988.6.10) † 江戸の都市計画(1988.10.1) † 「族」たちの戦後史(1988.10.1)
フランス芸術の粋と日本の20世紀建築とが融合した、 〈かくれた女神〉―日本にのこるただ一つのアール・デコ様式の住宅・朝香官邸。1920年代の醸しだす濃密な空間をオールカラーで再現した初の書物。(1984.5.20)
日本中世農民の土地所有や生産の現実を描き出そうとした著者の遺稿の中から、「中世の東国」「村の歴史をたずねて」「研究の課題と方法」の三部に構成した論文集。「追想」では波瀾に富む研究生活を通じて人間像を偲ぶ。(1984.5.25)
サルトルと並ぶ硬論家、ジャーナリストとしても知られるイタリア作家モラヴィアが初めてまとめた政治評論集。"参加竹"するこの独立知識人は、鋭い感性と深い洞察で時代に切りこみ、読みとき、予見し続ける。(1984.6.25)
国際政治の狭間で目まぐるしく変転するパレスチナ問題。その歴史・本質・国際的意味―本書は、それらを旧約聖書の昔から現在まで、通史的に捉えた唯一の書。その裏に蠢く大国の構図も見事に描いていく。(1984.6.30)
17世紀からこのかたパリ・ロンドン・ウィーンなどのカフェを舞台に盛りあがった芸術と学問の流れを、ランボー・ボードレール・モジリアニ・フロイトなど多彩な人物を登場きせ、臨場感あふれる筆致で描く。(1984.7.15)
豊富な外国滞在経験と西欧史の研鑽の上に比較食文化の新しい地平を切り拓いた著者が、これまでに訪れ、食べ歩いてきた何十か国にものぼる国々の、風土それぞれの料理について心楽しいおしゃべりをする。(1984.7.20)
歴史教育者協議会委員長であった著者が、自身の戦争体験や、戦前・戦後を通じて、平和や歴史教育に情熱を尽くしてきた70年を、歯切れのよい江戸っ子口調で語った読みやすい自伝。歴史研究者・学生必読の書。(1984.8.5)
戦後、中国残留を余儀なくされた日本人の中に、新生中国の建設に献身した数多くの人々がいた。その典型的な人々の実像を、朝日新聞記者がていねいな取材で紹介。知られざる日中関係に光を当てた側面史。(1984.8.15)
神と人との絶対的な関わりを軸に、ユダヤ民族興亡の多彩な歴史が繰り広げられる旧約聖書の世界。宗教書・思想書として、また叙事詩として尽きることない深さをもつこの書物が、現代に語りかけるものは何か。(1984.9.25)
世紀末の不安な時代・帝国主義の激動の時代――19世紀末〜20世紀にかけヨーロッパ各地に輩出した前衛画家たちが、美術の世界にもたらしたアヴァン・ギャルド革命の全貌を、当時の第一次資料を基に描き出す。(1984.10.1)
今日の英語教育の活路はどこにあるのか、現場の具体的実践記録をまとめることによって模索するシリーズ。本巻は第1回三省堂英語教育賞受賞論文、中学高校全8編を収録、同質審査委員のコメント・解説を加えた。(1984.10.20)
英語を理解し、英語で表現するカをどう身につけきせるか。英語教育の課題である言語活動について、長年の実践経験をもとに、具体的な指導法のヒントから年間計画・評価まで、わかl)やすく集約した待望の書。(1984.10.20)
自由民権運動に関するあらゆる文献8千余点を収録。単行本・研究論文、小説・戯曲、自治体史、新聞記事、テレビ・ラジオ放送まで掲載。都道府県単位とし、巻末に詳細な索引を付す。民権研究者必携の文献目録。(1984.11.30)
「花を贈る」本。「花を贈るこころ」の本。暮らしの中で花を楽しむためのノウハウを満載.潤いのある生活を愛するすべての人々に贈るギフティングブック。〈内容〉花を楽しむ/花を贈る/花の逸話集/エッセイ 他。(1984.12.10)
1985年――――
精選された史料・文献60編を通して、千葉県の原始・古代からの歴史を描く。写真・図版を豊富に収録し、時代概説や各編の解説は物語風で読みやすい。巻末に、県内博物館案内・略年表など豊富な資料を付した。(1985.3.30)
1946年、“教育勅語”に代わり制定された新しい教育宣言“教育基本法”。歴史上未曽有の変貌をとげた日本の教育を見つめ、改革するため、日本の教育の理念であり指針であるこの法律を、改めて正しく読んでみる。(1985.5.1)
ラダックからブータンまで東西に長くのびるチベット仏教の里ヒマラヤ山麓。そこでは今でも仏教が日々の生活の中にいきづいている。本書では、120頁のカラー写真で、生活、風俗、仏教儀礼・祭礼を描き出す。(1985.5.15)
英語を理解し、英語で表現する力をどう身につけさせるか。英語教育の課題である言語活動について、長年の実践経験をもとに、具体的な指導法のヒントから年間計画・評価まで、わかりやすく集約した待望の書。(1985.5.20)
音楽・ファッション・建築・イベント・エディトリアル分野の第一線で活躍する7氏が語る同時代カルチャー論。各人の生き方や価値のおき方をほりこむことにより、時代の感性が形成されていく現場を考証していく。(1985.7.10)
日本学術会議と五大学研究所共催のシンポジウムの記録とその総括の座談会。核軍拡と闘う科学者が、反核・平和の論理を提起し、科学者としての責任を語り、核戦争の危機下における人類生存の条件や構図を描く。(1985.7.30)
17世紀、ルイ十四世の統べるフランス王朝に何が起こったか。当時のパリ警察総代理官ラ・レニーのメモを基に、王を巡る女性たちに光を当てつつ、推理小説さながらに、新しい視点から歴史の謎に肉迫する。(1985.7.30)
日本人による日本で初めての「ヨーロッパ紋章学」。紋章の起源、用途、歴史的背。原色図版48貢、本文中のモノクロ図版200点以上を収録した決定版。(1985.8.15)
北方から侵入した騎馬民族に世界の中心を明け渡した古代以来の中国都市文明は、江南長江流域に移動し、山水の自然を都市に採り込むことで見事な再生を遂げる。『劇場都市』『桃源の夢想』に続く三部作の完結編。(1985.8.30)
アウシュヴィッツにおける医学的犯罪を,二次にわたる裁判記録から具体的・系統的に記述した初めての書。戦慄すべき実態と,そこで医療関係親衛隊員の果たした役割を,淡々とした筆致で浮き彫りにする。(1985.9.25)
古典的な家族の枠組が崩れはじめようとしている今日、新しい家族像を意欲的に探る好著。夫婦・親子関係、父権・母のエゴイズム、学校批判、ニューメディア、戦争ゲーム等々、話題多い著者の体験を含む6章で構成。(1985.9.30)
安全な乗物といわれる飛行機だが、一度事故が起こればその被害は甚大である。日航B-747型機御巣鷹山事故をはじめ、戦後の主な飛行機事故を細かく分析し、事故調査のあり方、運輸行政、軍用空域の問題等を鋭く追究する。(1985.11.1)
幼いころ、父母から教え諭された人生訓や、大分市長を10年間体験する中で遭遇したさまざまな出来事、年間150回をこす市民との対話集会から生まれた市政のあり方等を、首長雑感を交えつつ興味深く語る。(1985.11.15)
心を伝える「手みやげ」のはじめての本。江戸前の手みやげと、新鮮な感覚で選び出された手みやげカタログ。江戸家猫八さんのルポ、エッセイは西村玲子、木村治美、戸板康二など、ギフティングブックの第三弾。(1985.11.20)
人間の容れ物としての19世紀の都市、パリ。その環境のもつ衛生性、衣裳の機能と識別性からきたエレガンスヘのあこがれ、上昇欲求など――近代フランス社会のアイデンティティ確立の過程を興味深く描く。(1985.11.30)
パリの都市化・近代化の中から、フランス人が世界に誇るフランス料理の内実と起源、上流階級の食生活と民衆のそれとの対比、アルコール消費の実態、パリにおけるレストランの登場――などをつぶさに描く。(1985.11.30)
自由民権運動に関するあらゆる文献8千余点を収録。単行本・研究論文、小説・戯曲、自治体史、新聞記事、テレビ・ラジオ放送まで掲載。都道府県単位とし、巻末に詳細な索引を付す。民権研究者必携の文献目録。(1985.12.20)
イギリスの社会主義を、オルタナティヴ――現状を克服し、あらたな社会をつくりあげようとするこころみ――の観点から再評価する画期的な論文集。イギリスの泰斗4人と日本の若手研究者5人の共同編集。(1986.2.26)
女性論の次に今、必要なのは男性論 ! 日本男性の問題点は何なのか。気鋭の女性陣が「エコノミック・アニマル論」「離婚と現代男性像」「日本男性の意識構造」「新しい男たちの動き」等をテーマごとに摘出・糾弾する。(1986.4.5)
はてしなく進展する科学技術が惹起した人間生活の舞台―環壌の破壊を憂える日本の科学者と英国の哲学者が、人類の発展と環境の関わlりをあとづけ、今日の危機的状況を打開する戦略を提起。本格的な環境論。(1986.4.10)
ラダックからブータンまで、ヒマラヤ仏教をあらゆる角度から総合的にとらえた豪華写真集全2巻。第1巻では、民俗学的研究を中心に風俗、仏教儀礼・祭礼を、第2巻では、マンタラをはじめ、壁画、タンカ、仏像を大画面で色彩豊かに展開する。1巻写真166点、2巻写真200点。図版解説付き。(1986.4.20)
地方自治に立脚した文化の計画的振興方策とは何か。自治体による文化政策が叫ばれるなか、州の自治が大幅に拡充されたイタリアで、各州の文化政策がどう確立されつつあるかを、実際の情報に即し整理・分析する。(1986.4.30)
わが国唯一の本格的アール・ヌーヴォー住宅をオール・カラーで再現。高島北海の障屏画、和田三造のタピストリーなどインテリアのすべてを収録。アール・ヌーヴォー建築の流れと家具の歩みを、図版と文でたどる。(1986.5.10)
主婦が変わり〈兼業主婦〉が急増しつつある今日、改めて、近代産業社会と並行して形成きれてきた〈専業主婦〉層の社会的役割を考える。家庭と社会という性役割分業は越えられるのか? 新しい家政学は?(1986.5.30)
黒いベールに隠された教科書の検定。本書は、家永教科書裁判の進行の中でようやく国民の前に明らかにされた検定の実態を、「家永日本史」の検定事例をもとに、歴史学者が総力をあげて浮きぼりにしていく。(1986.6.30)
「労働法の父」と呼ばれ、労働法はもとより,民法をはじめ、私法一般に多大な学問的影響を与えたフーゴ・ジンツハイマーの人間形成の過程を描く。ジンツハイマー研究の第一人者、久保敬治教授のライフワーク。(1986.7.1)
バビロニア・エジプト・中国・ギリシァ文明の中で数学がいかに息づいていたかを、豊富な図と絵でやさしく語る縦書きの数学史。古代人になりきって当時の問題を解いてみるのも一興。大学教養教科書としても好適。(1986.7.15)
19世紀の英国に復興した中世趣味のなかでも、特に騎士道精神が当時の社会に与えた影響を、ヴィタトリア朝から第一次大戦の終わりまで、美術、建築、政治、教育、社会運動など、豊富な実例を駆使し広い視野で分析。(1986.9.1)
戦後40年。日本人の環境と心情はどう変わったか。長く日本人論を手がけてきた著者二人が、〈食〉〈住〉〈風俗〉〈家〉〈会社〉〈高度成長〉等における日本人の変貌を、卓越した観察眼と資料で鮮やかにさばくビッグ対談。(1986.9.20)
「歴史とは何か」「歴史をなぜ学ぶか」――歴史を学ぶにあたって、だれもが出会う課題に答える。科学的な歴史学の創造をめぎす歴史科学協議会の、第20回大会記念出版。『歴史評論』掲載の珠玉の論文選。(1986.9.25)
現代女性にとって、結婚はどうしても必要なものではなくなっている? 急増しているシングル人口は何故なのか。また、実際のシングルライフのメリットは?数十人のインタビューを通じて“非婚”に迫る。(1987.1.30)
シリーズの第4弾。古くから暮らしのなかになじんできた「手ぬぐい」を、新たな視点から、また伝統のなかから学びなおし、生活に新鮮な風をおくる。オールカラー。(1987.3.1)
シェイクスピアの全作品の紹介に加え、シェイクスピアとその時代、エリザベス朝の劇場と劇団、批評史など、シェイクスピア理解のためのあらゆる項目を網羅した小百科。執筆には編修委員の他、各分野の専門家、気鋭のシェイクスピア学者が当たった。(1987.4.1)
アピーキウスによって書かれたと伝えられるヨーロッパ最古の料理書。壮麗なギリシャ文化を背景とする本書は、古代ローマの支配階級が享受したおどろくべき美食と豪奢、献立の奇想をあますところなく伝える。(1987.4.20)
超大国間の「核」軍拡競争による国際緊張は、アジア、とりわけ朝鮮半島に鋭い形で現れている。本書は1985年に横浜で行われた「朝鮮統一問題」平和解決のための、世界初の民間国際シンポジウムの記録。(1987.5.20)
千葉県に続く県版史料集第二弾。精選された史料・文献60編を通して、神奈川県の原始・古代からの歴史を描く。豊富な写真・図表と物語風の解説で、学校教材のみならず読み物に最適。巻末に博物館案内・年表等。(1987.6.2)
好著『英語イメージ辞典』の著者が、プラトンから構造主義までの、あるいは現代東洋哲学の検討の上にメタファ一理論を発展させ、神・ゼロ・宇宙の起源・言語の本質といった問題に迫り、西欧知識の根元を吟味する。(1987.6.20)
本来、神の依り代(よりしろ)であった山、神の出現の前触れであった雲が、いかに神事において象徴化され記号化されてきたか、また山と雲が芸能史の中で、風流としての見立てにどう現れているかを、多くの実例を提示して検証。(1987.6.25)
臨教審最終答申が62年夏、出された。本書は戦後教育がたどった軌跡を解説し、今、教育について何を考えなければならないかを問う。――教育改革とは何か、戦後40年、教育は社会にどうかかわったか等。(1987.6.25)
帝政ロシア支配下のポーランドで、ザメンホフによってエスペラントが発表されて以来、今年は百周年に当たる。大杉栄以来の日本エスペラント運動の軌跡をたどり、日本社会運動史の隠れた断面に光を当てる。初版は1974年7月25日に「三省堂ブックス44」として刊行された。(1987.7.25)
岡山女性史研究会による、五年間にわたる岡山近代女性史共同研究の成果。明治から太平洋戦争までの岡山の女性一人ひとりの生きぎまを鮮明に描いていく。女性史研究者・学生待望の書。年表・参考文献完備。(1987.8.1)
およそ700年前に書かれたこのサガは最高傑作のひとつといわれる。英雄ギースリは実在の人物で、殺人と言う殺伐とした物語ではあるが、ゆるぎない構成と雄渾な筆致で、ヴァイキング時代の終焉を美しく描き出す。(1987.8.25)
ストレスが現代人の心身を蝕み襲っている。著者は積年の禅研究のなかから、禅の心を食生活に生かす道を明らかにして、禅修行における調理やストレスにまけない食生活を示唆する。読みやすい現代人の必読書。(1987.10.30)
急テンポで変化する社会、多極化する世界の中で、1990年代の日本の政治・経済・安全保障・科学技術・食糧・エネルギーはどうなるのか。日本人の生活・家族と家庭・若者の意識は? テーマ別に解説する25章。(1987.12.1)
原書『中国少数民族の常識』(1984年刊・新華書店)を日本人向けに構成も内容も一新した。各民族別に分類せず.各事項毎に項目をたて、段階別・系統別にまとめ直した。少数民族に関する本格的な概説書。(1987.12.30)
比較家族史学会の研究叢書〈シリーズ家族史〉の一冊。日本社会の現代化にもかかわらず、祖先祭祀は色あせず新たな意義を加えて継承されている。いま、なぜ祖先祭祀なのか?現代的視点から問題に迫る多彩な論考。(1988.2.10)
比較家族史学会の研究叢書〈シリ−ズ家族史〉の2弾。養子制をもつ民族・ない民族、欧米と東洋の養子制の相違、また日本と周辺民族の養子慣行などを解明。学際的な協力の下、新たな問題も提起する意欲的論集。(1988.2.10)
1988年4月、本州と四国をつなぐ瀬戸大橋が開通した。「南北備讃瀬戸大橋」はじめこれらの橋はどう架けられたのか。「人生を無駄にするな」との忠告を振り切り、不可能を可能にした「最後の土木屋」たちの苦闘を綴る。(1988.3.25)
全マスコミの話題になった『非婚時代』の続編。女性編に引き続き、急増している男性の選択的シングルズ67人にインタビューして、その生活と意見を紹介する。恋愛やセックスは? 周りの人々は? 日常生活は?(1988.4.25)
ヒトは病気とどうおつき合いしていか。これが今日の我々のテーマである。病気を敵視し、憎み、これと戦うばかりでなく、冷静に観察し、親しみ、究極においては病気を愉しむ。ヒトの進化は、ついにここまで釆た。(1988.4.25)
アメリカ古来のインディアンの家、丸太小屋等移住者の家、そしてバンガロー、ライト風等アメリカ創成の家を経て、プレハブ、ハイテク,ソーラー住宅からポスト・モダンへ。イラストと解説で綴るアメリカ住宅史。(1988.5.30)
地域住民が“町づくり”をどのように進めていったか。日本の顔「京都」を舞台に、21世紀への都市ビジョンと現代の都市の苦悩を、住民運動、学者・市民の実践のなかから解明していく。(1988.7.1)
中世とは何か? 学界・読書界の関心を集めてきた中世史に、〔民衆史〕の視点から、中世社会の展開、高揚する民衆社会、中世民衆の生活と論理、庶民の一年と一生などの論考により、新鮮な歴史像を提供する。(1988.7.15)
比較家族史学会の研究叢書〈シリ−ズ家族史〉の3弾。「氏」は単なる個人の呼称か?――歴史的視点や比較法の立場など、はじめて学際的に論議し、大きな成果を上げたシンポジウムを中心に集成。(1988.9.15)
第1集・第2集が好評、重版を続ける。第2集刊行後10年の歴史学研究の進展をうけ、「現代歴史学の課題と方法」「戦後史と歴史学」「民衆と歴史記述」「私の歴史研究」のテーマで珠玉の論文を収録。大学教養向け好教材。
古い王族の副葬品から現代の日常的装飾まで、数千年の歴史をもつ中国民間剪紙の伝統的図柄244点を大部分原寸で収録。あわせてその歴史的、民俗学的、技術的解説を付す。デザイン・ソースとしても重要な書。(1988.11.1)
女性をめぐる家制度、主婦権、実家との関連、あるいは女性の儀礼的役割と共同体など、社会人頬学・歴史学など多角的なアプローチで、女性と家の関係を解明。学会での討論の記録も再現、文献目録付き。(1989.1.20)
戦後、東大が女性に開かれて43年。巣立っていった5千人に及ぶ女性たちはどのような人生を送っているのか。初めての大規模な調査をベースに、キャリア・結婚・ライフヒストり−を追跡、高学歴女性の歩みをたどる。(1989.2.25)
70年代以降、アメリカでは社会史研究が急速に進んでいる。本書は、人種問題を主軸とする米国社会史のわが国初の実証的論文集。少数民族の生活意識や解放運動、人種差別主義の社全的基盤と意識構造を解明。(1989.4.20)
シベリアの金枝篇ともいえる本書は、北ユーラシアに行われた多くの調査報告を基にフィンランドの碩学が試みたシャマニズムの見事な総括であり、その日本文化論との関連に、確かな基盤を与える学術書。(1989.5.20)
土佐の立志社が国会開設の建白を行った1877年より百余年、1987年11月に高知で行われた自由民権百年第三回全国集会の記録。民主主義の危機を憂える多数の研究者と市民の発言の全容を伝える。(1989.5.30)
人虎が跳梁する霧深い町――失跡した花嫁の行方は? 知事を殺したのはだれか? 中国・唐代の都市ミステリー! オランダの天オ学者フーリックの世界的名作ディー判事シリ−ズの第一作。解説「遊侠たちの社会史」。(1989.6.20)
凍土の風吹きすさぶ北辺の都市――首無し死体の主はだれか? 最強の挙術家はだれに殺されたか? ディー判事シリ−ズ中の大傑作! 知的ミステリーの醍醐味。大室幹雄の解説「解放された女たち」を附して贈る。(1989.6.20)
昭和17年4月18日、アメリカの空の英雄ドゥーリトル中佐率いる16機のB25が東京を奇襲。太平洋戦争の歯車は逆に回り始める。知られざる日米情報戦の幕明けを描くノンフィクション。アメリカを知る本。(1989.6.25)
徒然草の豊かな内容や思想が把握できるように,53の章段をマンガ化した書。その生き生きとしたマンガにより,兼好法師の現代に通じる生きざまが視覚に迫ってき,当時の風俗習慣も垣間見ることができる。(1989.6.30)
長野県の歴史を、原始・古代から現代まで、精選された60の史料・解説で概観した。基本的には、学校の教材として編まれているが、一般向けの「歴史案内」としても役立つ。博物館案内や詳細な年表等、付録も豊富。(1989.7.10)
1936年、初代のバスク大統領になったアギーレは、フランコの軍に敗れパリに亡命する。混乱のヨーロッパを追跡を逃れ、最後にブラジルに渡るまでの手に汗握るドキュメント。バスクを知る上で必見の読み物。(1989.7.10)
近世史研究の重鎮である編者の古稀を記念する待望の論文集。「近世支配の編成」、「都市社会の構造」、「村落社会と文化」、「維新権力の成立と民衆」の四部構成。21本の多彩な論考で、近世初期から維新期までを実証。(1989.8.16)
唐の首都西安の西方30里。湖水に面した美しい町「漠源(ハンユアン)」。新知事ディー・レンチエ歓迎の遊覧船での宴のさなか、舞姫の水死体が発見される。事件は帝都をゆるがす、どす黒い陰謀の中へ。解説「放浪する知識人」。(1989.9.20)
江蘇省「蒲陽(プーヤン)」が舞台。半月小路で肉屋の娘が全裸で殺された。信者が集まる仏教寺院では,怪しげな秘儀が授けられているらしい。「謎の骸骨」をめぐりリャン夫人の示す復讐心の因(もと)は何か。解説「虎の妖怪学ノート」。(1989.9.20)
1950年に東京教育大学を卒業した同窓生4名が、以来38年間、職場や環境を越え700回余りわたって研究会を持ち続けた、その記録を中心に構成。長年の模索と実践の過程から、戦後歴史学の歩みを個人史から鳥瞰する。(1989.9.20)
友達同士で家族をつくる・職場仲間4人の老後の園・ベトナム難民の子供を育てる・異文化体験の国際家族等々――“家族”が問われる今、新しい形にチャレンジする15家族を紹介。吉廣紀代子の著作、第三弾。(1989.10.20)
イギリス史上の知られざる12人の人物と時代背景を、気鋭の研究者がヴィヴィッドに描き出し、常識化している英国像に新たな光を当てた共同研究の成果。時代の概観と年表を付し、概説テキストとしても好適。(1989.10.20)
映画「会議は踊る」でもおなじみの世紀の談合“ウィーン会議”を舞台に、外交合戦や貴族社会の祭典、会議の混乱をまともにくらったウィーンの町の表情などを現代に蘇らせる新感覚の歴史物語。図版多数。(1989.10.20)
真に豊かで価値ある人生を送るためにはどうしたらよいか? それには、禅の心=本心、真心をみがくことである――禅の精神を教育の場で実践している著者が、“心”のあるべき姿をわかりやすく具体的に説く。(1989.10.30)
1990年――――
教育現場では子どもに、医務現場では患者に、「善意」の名の下に密室のプライバシー侵害が行われやすい。個人情報のコンピュータ化が進行しつつある今、弱者のプライバシー保護のあり方を考えるテキスト。(1990.3.15)
日本の歴史を北からの視点で見、捉え直すとき、予想を超えて豊かな日本人の営みが見えてこないだろうか。熱気につつまれた’86年函館シンポジウムをもとに、新編集し、学会はじめ広く読書人に問題を提起する。(1990.5.20)
文学・美術を中心に語られてきた世紀末像に新たな光を投げかける。百貨店やサーカスの誕生、探偵小説や旅行の流行、近代オリンピックの開始…。現代に繋がる大きなうねりとしての「もう一つの世紀末」。(1990.6.15)
学界・読書界注目の「境界」論と日本史像再構築へむけた1988年夏の弘前シンポジウムの成果を集成。「ひと・もの・情報」をテーマに、日本北方史を多面的に扱い、北方地域史における最新の研究成果と動向を知る。(1990.7.20)
人間にとって「老い」は不可避である。本書は「老い」を、時代や社会がどのようにとらえ、どのような解決を用意したかを、比較家族史的な視野から、学問的な共同研究を通して明らかにした最初の成果である。(1990.8.10)
コミュニケーション能力育成のための原理と指導法の解説。オーラル・インタラクションやディスコースの理論を生かしたティーム・ティーチングの指導法を示す。理論と実践を踏まえた示唆に富む解説書。(1990.8.10)
第三次石油ショックは起きるか? OPECは復権するか? 世界的な石油在庫分析機関で活躍する著者が、第二次大戦後の世界の石油需要と支配の問題を分析。90年代の新支配者を予測する本格的な石油問題の書。(1990.9.1)
近江商人小杉屋元蔵の日記をもとに歴史学者が書き下ろした幕末・維新の見開録。全国を飛び回った元蔵が、幕末・維新の動きをどのように見ていたか、動乱の時代をどのように生きたかが見られる。(1990.10.15)
日本人とアメリカ人の間で起こるコミュニケーション・ギャップを、100の事例をもとに検証し、その根にある文化のすれ違いを問う。著者は在日25年の実践英語や比較文化論を教えている米人教師二人とその夫人。(1990.10.25)
市民の手による市民本位の市政を求めて、大分市長を4期16年間勤め上げた著者が、市長を去るにあたって、これまで市民に語りかけた随筆や市政の向上を求めて職員へ配布した文書をもとに、地方自治の理想を語る。(1990.12.20)
なぜ私たちは戦争や差別、虐待を必要とするのか? 個人の意識の変革(自分を癒すこと)が世界の民主化につながるというメッセージを基本にしたアメリカの精神革命=ニューエイジを取材したノンフィクション。(1991.3.15)
兵庫教育大学関係者によって編まれた論文集。「国語科教育論」「国語科内容論」「国語科実践論」各数編に、長谷川先生ご自身の論考を含め19編を収録。「人間にとって言語表現とは何か」という大きなテーマに迫る。(1991.3.20)
塾を利用して勉強をする小・中学生はうなぎ登りだが、通わせてよい塾と悪い塾を見分けるのは非常に難しい。本書では、良い塾を選び、有効に利用する方法を詳述している。小・中学生を子にもつ両親必読の書。(1991.4.1)
主人公の「僕」は社会党の末端運動員として奮戦した体験を本にしてクビになり、20代の仲間と共に「僕らの社会党再建案」を練る。ホーキングが語る宇宙のように君と僕と東京はつながっていると語る異色の政治小説。(1991.6.20)
人類の歴史は情報の伝達に支えられている。人間はいつから大脳の外に情報を蓄えるようになったか? シュメールの粘土叛からコンピュータまで、人類の叡知の粋であり、その歩みを映す鏡である辞書の発展史。(1991.6.30)
バイキングの血を引き、英国最古の貴族の出である詩人バイロン。世の偽善に憤り、貴族社会の腐敗―堕落を痛罵して自らの莫大な財産・生命までも賭して闘い、37年の人生を駆け抜けた詩人の感動の伝記。(1991.7.1)
森毅・富岡多恵子・梅原猛・加藤秀俊・上野博正・森崎和江・小野耕世・白鳥邦夫・上坂冬子・江成常夫・古関彰一・北沢恒彦・大江志乃夫・花田圭介・中沢新一が語る占領下の日本。「自由の息吹」へのあこがれと思想の記録。(1991.7.20)
寅さん、刑事コロンボ、アラン・ドロンのタバコを通しての身体表現に始まり、中国映画の日常感覚、日本映画の風景論など140の映画にみる世界と日本の現在。歴史人類学の俊英が説きおこす辛口現代映画鑑賞術。(1991.7.25)
自然を愛し、人との触れ合いを大切にする著者の人柄が横溢する随筆集。国語学者として、TV出演・講演などに全国を飛び回り、折に触れて「自然について」「あちらこちら」「忘れがたき人」などを語る。(1991.7.25)
華やかなスター・監督が集い、さまぎまな人間ドラマが繰りひろげられる国際映画祭。甘き良き時代の高揚期から、幾多の変貌をとげ現在に至るカンヌ映画祭の歴史を、著者の体験を基にエピソードを交えて語る。(1991.8.1)
急ピッチで増えている高齢夫婦二人の老世帯。福祉面でもおとし穴になっている老夫婦のさまぎまな問題を初めて具体的にとらえ、新開記事になった事件も含めて、生活経済、住宅事情、心の問題を追う。(1991.11.25)
外国語(英語)の授業は、どのように改善されるべきか。「英語授業学」の確立をめざして還暦を迎えた若林俊輔東京外国語大学教授の書き下ろし論文を軸に、新たな理論的・実践的視点を提供する論文集。(1991.12.10)
食事は生命の源―その尊さを知ることは、生命を悟ることである。炊事調理を人格完成の場として捉え、日常生活に密着した行為の中に、禅の本心真心があると説く。「禅と食事」「禅と心」に読く、著者第三弾。(1991.12.10)
本書は,学際的学問とされてきた国際関係論を・国際間の関係を動かし,方向づけてきた政治的・経済的・法律的あるいは文化的な思想,諸理念として・とらえ直し,その思想史的研究を意欲的に行ったものである。(1992.3.1)
遺言作成の第一人者である著者が、公証人としての豊富な体験を元に書き下ろす現代遺言ドラマ。人生最期の尊厳あるメッセージを遺そうとする人々の思いとそれぞれの事情を、著者の温かなまなぎしで綴る50話。(1992.3.25)
離婚は現代を象徴する事象である。しかし、古今東西を問わず離婚はその姿をみせていた。中世から現代までの日本人の離婚の社会史を概観し、あわせて諸外国における現状も紹介。その実態と変容を知る。(1992.4.1)
史料保存・公開・平等利用を早くから主張してきた近世史研究の泰斗の30余年に及ぶ論考を集成。独自の観点からの近代史料論は斯界の先駆けをなす。第1部「歴史論」第2部「近代史料論」第3部「史料保存利用論」。(1992.5.10)
20年にわたって収集してきた史料館所蔵の、日本近世・近代史料、郷土資料、行政資料に関する目録類を、北は北海道から南は沖縄まで、完全収録した最大規模の史料目録集。図書館・研究室・文書館の必備図書。(1992.5.20)
北奥地域の歴史主体のひとつとしてアイヌ民族を位置づけ、その文化の考察を試み、前近代における国家と地域社会・民族間題のかかわりと相剋を解明。複合文化として日本史像を浮き彫りにする気鋭歴史家の力作。(1992.6.1)
女性たちの留学も、いよいよ〈ホンモノ〉の時代。1万人の女性たちとの留学相談で、若い女性の夢とニーズを知りぬいた著者による、キャリアアップ・留学作戦。体験談も豊富に収録。女性留学希望者必読。(1992.6.10)
アイヌ語研究を志す金田一京助の生涯を軸に、奔放な詩人啄木との交流、息子春彦との父子の絆などをすなおに描く。京助に関する資料を渉猟し、綿密な調査をもとに、一切の私情を排して描き出した人間京助の実像。(1992.6.25)
インディアン語の記述・収集に命を賭けた伝説の畸人ハリントン。彼と共に驚異的なフィールド調査をなしとげ、やがて訣別した妻キャロベスが、1920年代アメリカ人類学の黄金期を背景にいきいきと描く回想録。(1992.7.25)
首相が女性、閣僚の半分が女性の国ノルウェーは、どうしてできたか?その秘密クォータ制の探訪に始まり、女性の政治進出著しいアメリカ。そして後進国ニッポン――と、元気印議員三井マリ子の斬る世界女政事情。(1992.7.30)
著者は野生動物を専門とする世界で最初の獣医。鞄のなかに麻酔銃や薬をつめこみ、エジプトではイルカを、マドリッドではパンダを、ドイツでは白トラを救出する。茶目っ気あふれた動物園獣医さんの大冒険譚。(1992.10.20)
支配した集団と支配された集団の相互理解は可能か。本書は、「日韓歴史教育セミナー」「(西)ドイツ=ポーランド教科書会議」という一見まったく異質に見える二つの会議の記録と分析を通してこの問いに答える。(1992.11.15)
江戸時代の村落社会の構造と秩序とを明らかにし、その歴史的変動と、そこに内在する生産と経営、女性と子ども、また村落の荒廃と復興などの問題を追求・解明した学界待望の本格的学術論文集。(1992.12.1)
「デイリーコンサイス英和辞典」をマッンキントッシュ・コンピュータ上で利用できるようにした電子辞書。前方一致、後方一致、ワイルドカード検索を用意し、辞書本文の引用も許可。ユーザー辞書機能や見出し語・発音記号などのフォント/サイズ/スタイルの変更ができるなどユーザー本位のカスタマイズが可能。(1993.1.1)
形態学の思想はどのようにして成立したか。進化論は形態学にどのような影響を与えたか。アリストテレスから20世紀初頭まで,歴史上の研究者の生物観と著者自らの生物観とを対決させて描く,古典的名著の翻訳。(1993.1.1)
古代ローマの滅亡を越え、キリスト教の浸透をしのぎ、生き延びた移り気な異教神[運命の女神]。宇宙を「気運」という語で象徴される、気紛れで偶然に支配される世界と捉えた、中世ヨーロッパの時代精神を探る。(1993.1.1)
ベストセラー「非婚時代」の著者で、20代の女性事情に詳しい著者による、20代ワーキング・ウーマンへのインタビューと、数多〈くの岐路をベターに乗りきるための先輩たちからの豊富なヒントに満ちたエールの本。(1993.3.15)
教育にたずさわること40年の著者が、「校長」「出席簿」「プール開き」などの学校にかかわる、ヒト・モノ・コトについてまとめた連載コラムの集成。折々の短歌、俳句をちりばめた気軽に読める「学校もの知り事典」。(1993.4.1)
古今東西・内外の辞書にまつわる珠玉のエッセイ90編。辞書編者,言語・国語学者,作家,評論家,古書店主等30人の言葉の達人が,語釈の機微,愛用の辞書の紹介,個人的エピソード等,個性豊かに3編ずつ執筆。(1993.5.1)
●エジプトのピラミッド ●中世の大聖堂 ●中世の城 ●第二次大戦の潜水艦 ●19世紀の鉄道駅 ●ギリシアの神殿 ●古代ローマの別荘(ヴィラ) ●住まいの歴史 ●ファッションの歴史 16世紀の帆船 ●アメリカ西部開拓史 ●シェイクスピア劇場16世紀のモスク ●ヴァイキングの町 ●ルネサンスの都市
“歴史を教えるとは”をテーマに、教育実践のあり方から外国の歴史教育の実情まで多岐にわたる事例を通して、歴史研究者・教育者それぞれの立場から、徹底的に議論を深めた、問題提起の必読書。(1993.6.10)
長年にわたり著者が開拓してきた「放送演劇」の脚本から「創造への原点」など5作品と、改に書きおろした「新しい視聴覚方法論」を収録。視聴覚メディアを駆使する放送演劇とは何か?が理解できる。(1993.7.1)
井上靖は20世紀の激動の中に生きて、自己の文業を確立したたぐい稀な文学者である。本研究は、井上靖の出生から青春期の全貌を明らかにし、その自伝的系列の諸作品を解きほぐす契機となる本格的研究論考である。(1993.12.25)
日本近代の文豪、近来まれに見る巨人にして奇人、永井荷風の人間像を、日常生活、事件、女性関係など身近な話題を中心に綴るノンフィクションエッセイ。著者ならではのスケッチと洒脱な文体が興を添えている。(1994.3.15)
俵 万智・天野祐吉・唐 十郎・山田太一・堀田 カ・田島征三・養老孟司・森本毅郎・淀川長治・和田 勉・山田洋次・荻 昌弘・沢村貞子・三浦綾子……各界44名による役に立つ、楽しめる読書体験エッセイ集。(1994.4.15)
学界の第一人者がわかりやすく解説する文学史の真実。だれもが興味を感じ,疑問をいだく日本文学史上の作家・作品についての問題を,最新の研究成果を踏まえて解明。文学史の謎をとき,新たな姿を発見できる。(1994.12.1)
1995年――――
クロアチアに生まれ,ヨーロッパを中心に活躍する名ジャーナリストが,旧ユーゴに吹き荒れる戦争の嵐を,女性の感性で鋭くとらえ,戦争下に生きる人間の内面を繊細に描く。怖く,哀しく,美しい感動の24編。(1995.1.30)
「デイリーコンサイス英和・和英辞典」をウィンドウズ上で利用できるようにした電子辞書。収録語数は英和57,000、和英63,000。他のウィンドウズ・アプリケーションを使用中に、画面上の単語を検索可能。検索方法として、通常の見出し語検索の他に、成句の直接検索、全文検索をサポート。販売はイースト。 松浪健四郎 著 四六 264頁 1,456円 4-385-35698-X
カラダに自信を持ちなさい! オッパイ,お尻,化粧にタバコ,美人,ミスコン,ダイエット。就職,子育て,ハンディキャップ……。老いも若きも,男も女も,元気の湧き出るカラダの本。チョンマゲ先生の36講。(1995.11.20)
「デイリーコンサイス」の英和・和英辞典をマック上で利用できるようにした電子辞書。収録語数は12万語。発音記号をサポートするとともに、成句の直接検索、派生語の的確なヒット、英和⇔和英のジャンプ機能を実現した電子辞書の決定版。ユーザー辞書ツールを搭載して、利用者のカスタマイズを可能にした。(1995.12.8)
英語教育界のご意見番ともいうべき著者の近年の論考をまとめたもの。英語教育の歴史から国際化というホットなテーマまで縦横に論ずる。その実践と学識に裏付けられた論旨は英語教育界に貴重な示唆を与えよう。(1996.3.10)
阪神大震災・オウム事件・オフレコ報道・住専問題…。日本社会の激動の一年を,裏情報に通じたベテラン記者が鋭く斬る辛口コラム集。毎日新聞夕刊(月曜)好評連載「直視曲語」の単行本化。丸谷才一氏絶賛。(1996.6.1)
日本の英語教育,特に長野県の英語教育に大きな足跡を残した渡邉時夫教授の還暦記念論文集。「英語教育と生涯教育」ほか,渡邉教授が追求し続けた英語教育における創造性をテーマとした論文,エッセイ35編。(1997.6.30)
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