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金言・名言どう読むか
心と気持のほぐし方

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遠藤八郎 著

1,800円 四六 216頁 978-4-385-35589-X (品切)

国際エデュケーターにしてラジオのパーソナリティーの顔をもつ著者が,番組の中で世界の金言・名言を題材に現代を語った絶妙のトーク集。時に納得し,時には自分流に解釈して,心と気持をリフレッシュさせる。

1994年 7月20日 発行


●序

とっておきの「心と気持のほぐし方」
自分に都合よく、自分の考えを引き出すこと

 私たちは日常、日本語を使って生活をしています。日本語でものを書いたり、日本語で書かれたものを読んでいます。そして、日本語で人と話もするし、人の話にも耳を傾けます。

 しかし、私たちは言語運用という面からは日本語教育を受けてきていないと断言できます。特に、音声面にいたっては、どう「ことば」を使って人に自分の意思を伝えたらよいのか、一般の人々にとっては大問題になります。他と同じようにしていればよしとした教育環境では自分の個性的な意見を持つことすら難しいのです。会議があっても議論がない。質疑の時間に質問がない。そこでは黙っていた方がよしとされるのでしよう。

 時代は変わりました。国際社会では個性を持っていないと軽蔑されます。他の人とどれだけ違っているか、が価値なのです。個性とは自分の考えのことなのです。

 どうしたら自分の考えが生まれるのか、考えてみました。それは、他人の考えを数多く聞いたり、読んだりすることです。そして、その内容を吟味する訓練によって自分の考えはつくられるものです。

 本書は、私がパーソナリティーを務めた十数年のラジオ番組の中で時宜に適した世界の金言、名言を引用、紹介し、私見を述べたものをまとめました。私自身、こうして自分の考えというものの基礎の一端ができたような気がします。自分で作った迷言まで入ってしまったので、読んで納得することなく、自分に都合よく、自分の考えを引き出してもらいたいものです。

 孟子日く「読書尚友」。書物を読み、昔にさかのぼって古の賢人を友とすることができ、そのことが心と気持をほぐすことになれば、読み人望外の幸せです。

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