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文章論の基礎問題

文章論の基礎問題

林 四郎 著

17,000円 A5 448頁 978-4-385-35845-X (品切)

半世紀にわたり日本語を探求してきた著者の、'90年代の論考に書き下し論文を加えた新しい文章論の試み。既成の文論を積み重ねてできる文章論でなく、文章からとらえてその構成単位としての文をとらえる構文論を提唱する。

1998年10月20日


林 四郎(はやし・しろう)

1922年1月東京生まれ。
〔学歴・経歴〕 東京大学文学部国文学科卒業(1947年9月)。早稲田中学校高等学校教諭,国立国語研究所研究員,筑波大学文芸言語学系教授,北京日本学研究センター主任教授,明海大学外国語学部教授を歴任。

〔身分・称号〕
筑波大学名誉教授,北京外国語大学名誉教授,国立国語研究所名誉所員,明海大学名誉教授〔学位・受章〕 文学博士(『文の姿勢の研究』による。筑波大学),勲三等瑞宝章(1994年秋の叙勲)

〔主要業績〕
・著書:『基本文型の研究』(明治図書 1960),『文の姿勢の研究』(同 1973),『文章表現法講説』(学燈社 1969),『漱石の読みかた』(至誠堂 1965),『言語表現の構造』(明治書院 1974),『文学探求の言語学』(同 1975),『言語行動の諸相』(同 1978),『漢字・語彙・文章の研究へ』(同 1987)

・共著:『日本の漢字・中国の漢字』(松岡榮志と,三省堂 1995)
・辞書編修:『例解新国語辞典』編修代表,『例解小学漢字辞典』主幹(共に三省堂)



●目  次

 第1部 構話活動総論

第1章 しるしの働き―記号について

第2章 語の意味づきと意味づけ,その循環

第3章 文型思考を総合する文章思考

 第2部 構話活動と構文活動

第4章 文の成立事情―文章論的文論への序説

第5章 陳述と仮り陳述

第6章 文と文型と構文要素
 第1節 構文要素のとらえ方
 第2節 日本語の基幹文型

第7章 構文要素の文章論的見直し
 第1節 春はあけぼの―構文要素の文章論的解釈
 第2節 『動物の能力』各文構造の文章論的見直し

第8章 日本語象鼻文のねうち―テーマ主語とレーマ主語

第9章 文のテーマ部とレーマ部

第10章 文章の流れと文塊
 第10章の付説 零記号の辞の代案
 「付説」の付説 括り助詞の「と」は何を括るか

第11章 構話助詞・構文助詞・構句助詞

 第3部 文章と叙述

第12章 物語文の地の語りと人物の語り
 第1節 物語文に語詞心詞が埋め込まれる時
 第2節 物語文の地の文と語詞部分との境目
 第3節 情報の領域と声の領域

第13章 作品の用語とその働き
 第1節 漱石『夢十夜』の第一夜と第二夜
 第2節 『夢十夜』の第三夜
 第3節 『夢十夜』第六夜の読解

第14章 文体形成と文字
 第1節 古事記の訓み方に関する疑問いくつか
 第2節 古事記,「之」字の用法

第15章 文脈論

付録 漱石『三四郎』冒頭99文の構文分析/参考文献/著者関連文献/索引

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