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  抗がんサプリメントの効果と副作用 徹底検証!


抗がんサプリメントの効果と副作用徹底検証!

キャンサーネット・ジャパン 編  (品切)

1,600円 A5 208頁 978-4-385-36141-3

科学データからはっきり分かる国内初めての正しいサプリメントのガイドブック。がんの予防と治療に役立つと言われているサプリメントを徹底検証!欧米の科学的なデータに基づき効果・副作用・相互作用が初めて明らかになる! 巻末に12頁の「用語解説」。

2005年11月30日 発行

スタッフ紹介 前書き 目次 見本ページ 医療・健康サイト



人気の専門外来を知るガイド 放射線をかけると言われたら〈新版〉 あなたのがん治療 本当に大丈夫? 心臓突然死は救える 睡眠時無呼吸症候群のすべて 甲状腺がんなんて怖くない 患者のためのがん治療事情 悪化するがんの治療百科 改訂版 続 悪化するがんの治療百科




●スタッフ紹介

◆著者 紹介◆

◎南雲吉則

ナグモクリニック東京・大阪・福岡総院長。キャンサーネット・ジャパン代表。東京慈恵会医科大学外科講師、東京女子医科大学第二病院形成外科講師、韓国東亜医科大学客員教授、中国大連医科大学客員教授、医学博士
専門:乳腺外科、乳房形成術
ひとこと:「女性のバストの美容と健康を生涯にわたって守る」。7000例を超える乳房形成術の経験と、乳がん手術医としての技術を生かし、他の病院で温存が不可能と言われた乳がんも「乳房温存療法」または「皮下乳腺全摘術と同時再建」によって乳房形態を温存する。その卓越した手術の腕には定評がある。
外来:ナグモクリニック―月・火・木・土曜、大阪―水曜、福岡―金曜。

◎吉田和彦

東京慈恵会医科大学外科助教授(附属青戸病院副院長・外科診療部長)
専門:腫瘍外科(消化器がん、乳腺がん、甲状腺がん)、内視鏡手術
ひとこと:現代医学のキーワードは「科学的根拠にもとづく医学(EBM)」と「患者さん中心の医療(Patient Centered Medicine)」です。両者が尊重された時に、患者さんはがん治療において最大の利益が得られます。EBMが導入されることにより、いままで観念的に行われてきた医学はより真理に近づきます。
外来:慈恵医大附属青戸病院外科―火・水・土曜、島田総合病院(銚子市)―金曜、セカンドオピニオン外来―土曜(ナグモクリニック・予約制)

◎岩瀬 哲⇒後述

◎嵯峨泰子

日本女子大卒。医師と患者さんの橋渡しをする、我が国初の医療コーディネーターとして全国的に活躍をしている。現在、日本医療コーディネーター協会会長、がん患者団体支援機構理事
専門:医療コーディネーター、在宅医療
連絡先:日本医療コーディネーター協会
ひとこと:あなたの思いが医療者に上手く伝わらないことで、がんの標準治療から離れて行く事や、後々後悔する方向に進むことを避けて欲しいのです。科学的根拠のある情報をもって病気についてできるだけ正しく理解していただきたいと考えています。その上であなたの声、生き方、価値観を医療者に伝えて行けるよう信頼関係を構築できればと思います。

◎鳥居伸一郎

鳥居泌尿器科・内科 院長。湘南代替医療研究所代表
専門:泌尿器科画像診断、東洋医学、代替医療。
ひとこと:教科書通りの治療がベストかといえば、例外があると思っています。もちろんEBM(科学的根拠に基づく医療)も大切ですが、その人の生活の背景、価値観や世界観、今後の人生に対する考え方を一番に尊重し、どのような治療を望んでいるのかを把握した上で、「その人に」最も適した治療を患者さんと共に選択することが重要だということです。
外来:年中無休(日・祝日 午前診療)

■医療翻訳データ/監修・執筆

◎岩瀬 哲

東京大学医学部放射線科を経て、現在、東京大学附属病院緩和ケア診療部副部長。キャンサーネット・ジャパン科学ディレクター。ナグモクリニック、賛育会病院外科非常勤医。
専門:乳腺の総合診療科(放射線科、乳腺外科、化学療法、緩和ケア)
ひとこと:「外科医、放射線科医、腫瘍内科医、緩和ケア医としての経験を生かし、エビデンス(科学的根拠)に基づいた、患者さんにとって最善の医療を提供する」。乳がんの国際学会に数多く出席し、最新の情報を提供。日本の乳がん医療に新風を巻き起こしている。厚生労働省の乳がん診療ガイドライン作成委員。
外来:ナグモクリニック―火・土曜午後、賛育会病院外科―木曜午後。

◎米山義男

上智大学卒。フリーライター。『がん治療最前線』などの雑誌に、がんの医療情報や患者さんの生き方などの記事を執筆している。
ひとこと:現在の標準的ながん治療が100パーセントの効果を上げるものでない以上、サプリメントに手が伸びることはわかります。でも、サプリメントは夢の特効薬ではありません。もしそうなら、がんの治療薬を押しのけて科学的信頼度の高い臨床試験をクリアしているはずです。私たちはそのように考えて、サプリメントの効能や安全性についての科学的データを調べました。がんの患者さんやご家族がサプリメントをどのように受け止めたらいいのか迷われるとき、本書はきっとお役に立つと思います。



●前書き

 がんの患者さんと外来でお話しをすると、よく知り合いからこんなサプリメントを勧められたとか、こんなサプリメントが送られてきたという話を聞きます。患者さんを取り巻く人たちも何とかしてあげたいという気持ちになるのでしょう。そして、本人や家族もいろいろな方法で情報を集めます。しかし、「効く!」というものに出合っても、多くの場合、本人も家族もはじめは半信半疑です。

 そこで、がんのことをよく知っている人に聞いてみようということになります。あるアンケート調査で、がん患者さんの8割が、サプリメントをはじめとする代替療法をやっているという結果が出ていました。そして、その8割が主治医に報告していないということも判りました。そうすると、6割くらいのがんの患者さんが主治医に内緒で何らかの代替療法をやっているということになります。我々はこの数字を、外来での経験から、直感的に正しいと感じています。ですから、我々はがん治療医として、サプリメントをはじめとする代替療法についても正しい知識を持って外来に臨まなければならないと考えるようになりました。

 しかしながら、標準の治療でないものについては、医学誌を見ても学会に出席しても、情報は入ってきません。インターネットを利用するとしても、本当に正しい情報かどうか確信が持てません。ですから、患者さんにサプリメントのことを質問されても、これまでは「知りません」「勧めることはできません」としか言いようがありませんでした。

 さらに近年、サプリメントに関する報道では、患者さんを食い物にしたバイブル商法が問題になっています。科学的に有効性が証明されていないサプリメントを、あたかもがんが消えるがごとく紹介し、わらをもつかむ思いの患者さんに市場よりも高額に商品を売っていた業者が次々と摘発されています。そのためサプリメントに対する信頼性が大きく揺らいでいます。しかしサプリメントの中には健康維持のために有効なものも数多くあります。

 「どうしたら代替療法やサプリメントを正しく評価し、患者さんに分かりやすく説明できるのか?」これが我々のテーマでした。そこで我々キャンサーネット・ジャパンは、科学的データを検証し直し、サプリメントの有効性も含め、メリット・デメリトを徹底追求しました。それが本書です。

 本企画をスタートするにあたり、我々はまず、サプリメントの効果や副作用を科学的に調べたデータを探ることから始めました。そこで大きな手がかりとなったのは、米国の国立バイオテクノロジー情報センター(NCBI)がインターネットで公開している「Pub Med」です。これは世界最大の医療文献データベースで、米国を初め世界70カ国の医学専門誌に掲載された約900万件を越える研究報告が収録されています。これで検索すると、それぞれのサプリメントについて試験管レベルの研究やマウスなどを使った動物実験から、ヒトを対象にした臨床試験まで、どこの研究機関が行い、どんな効果や副作用が報告されているのかがわかります。

 ここで大きなポイントとなるのは、医学専門誌に掲載された研究報告ということです。医学専門誌はさまざまな研究報告を掲載する前に、厳しい審査をしていますから、その内容の科学的信頼性は極めて高いといえます。

 ちなみに、サプリメントの業者のホームページなどで、「○○の学会で発表された研究」などとよく紹介されていますが、学会発表レベルの研究はあまり厳密な審査を受けていませんから、その中には科学的信頼性の低い研究もあるのです。

 こうして入手したサプリメントの効果や副作用、そして薬の飲みあわせ(=相互作用)に関する科学的データを、我々はできるだけ一般の患者さんたちにわかりやすいようにまとめました。それはサプリメントに安易に飛びつくのではなく、患者さんたちがサプリメントを客観的に、つまり科学的に理解し、選択することに役立つだろうと思います。これからサプリメントを購入しようとする多くのがん患者さんにとっての正しい手引きの書となれば幸いです。

 なお、実際にサプリメントを飲んでみて良かった点、困ったことなどの体験を是非、編集部あてにお寄せ下さい。今後の著者グループの研究の参考にさせていただければ幸いです。

三省堂編集部「抗がんサプリメントの効果と副作用 徹底検証!」担当あて   Fax 03‐3230‐9547

2005年10月

キャンサーネット・ジャパン一同



●目  次

前書き

1章 抗がんサプリメントを買う前に、これだけは知っておこう! 5

▼ 臨床現場で感じること 6
科学的に効果の証明された治療薬とは? 7
「キノコが効いた」、その信頼度は? 8
がんに効くという民間療法や食品が信じられる訳 16
併用療法は有効か? 17
サプリメントに副作用がないって本当? 19
治療薬(法)の順序〈標準治療から代替治療まで〉―患者さんに期待すること 20
▼ 日本と米国で異なるサプリメント事情 21

2章 人気の抗がんサプリメント・総点検! 27

コラム 臨床試験の科学的信頼度(エビデンス)とは? 28

■ 動物系 30

●キトサン 31/●サメ軟骨 33/●ラクトフェリン 36/●プロポリス 39/●ローヤルゼリー 42/●DHA(ドコサヘキサエン酸) 44/●EPA(エイコサペンタエン酸) 47

コラム 脂肪酸の種類とそれぞれの働き 50

■ キノコ系 54

●アガリクス 55/●カバノアナタケ(チャーガ)/●シイタケ 64/●冬虫夏草 66/●マイタケ 70/●霊芝(マンネンタケ) 73●メシマコブ 75/●AHCC 78

コラム 「βグルカン」は免疫力を高めるのか? 62

■ 植物系 81

●青汁 82/●アミグダリン 84/●アロエ 87/●イチョウ葉エキス 90/●ウコン 94/●カプサイシン(唐辛子) 96/●カモミール 99 /●キャッツクロー 102/●クマザサ 104●クロレラ 106/●田七人参 109/●朝鮮(高麗)ニンジン 112/●日本山人参 115/●スピルリナ 117/●フランス海岸松樹皮 120/●セントジョンズワート 123/●大豆イソフラボン 127/●リコピン(リコペン) 130●にんにく 133/●ノニ 137/●フコイダン 139/●ブロッコリー 141/●紫イペ(タヒボ) 143/●緑茶 145/●バイオブラン 149/

■ 成分系 151/

●コエンザイムQ10 152/●ビール酵母 155/●メラトニン 158/●ルテイン 162

■ ビタミン 165

●ビタミンA(レチノール) 166/●βカロテン 169/●ビタミンB6(ピリドキシン) 173/●ビタミンC(アスコルビン酸) 176/●ビタミンD(エルゴカルシフェロール/コレカルシフェロール) 179/●ビタミンE(トコフェロール) 182/●葉酸(プテロイルグルタミン酸) 186

■ その他 189

●乳酸菌 190

それぞれの項目には以下の記述があります。

(1)俗に期待されている効能
(2)科学的に検証すると…?
(3)副作用と禁忌
(4)他の薬品やサプリメントとの併用は?
(5)特質と成分について
(6)摂取の仕方
(7)科学的な検証――がんへの効果の信頼度
(8)他の病気への効果は?

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