真田治子・野原佳代子・長谷川守寿 編著
1,995(1,900)円 A5判 96頁(テキスト)+ A4判 56頁(トレーニングシート) 978-4-385-36543-5
好評の大学生のためのトレーニングシリーズ第5弾。「テキスト」と「トレーニングシート」の2分冊スタイルで、社会人として必要とされるコミュニケーション力と基本的な文書作成を学ぶ。要点をつかみやすい豊富な「会話例」「文書例」と、注意点を整理できる「!気をつけること」。全21章、付録付き。
2011年9月10日 発行
*「社会人入門トレーニング コミュニケーション編 教師用解説集CD」(非売品)を、ご採用者でご希望の先生にお送りいたします。下記の申込みフォームに入力の上、ご送信ください。
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本書は、近い将来、社会人になって企業などに就職して働くことを目指す大学生のために、仕事の場で必要とされるコミュニケーション能力と基本的な文書作成における日本語表現を、わかりやすく学べるように編集したものです。本書で学ぶことによって、入社後の挨拶の仕方から電話での応対、会社で使われる主な文書の雛形まで、効率よく学ぶことができます。
【本書の主な対象】
- 就職活動中の大学3・4年生、短大2年生
- 卒業後に就職を目指す大学1・2年生、短大1年生
- 日本語能力試験N1(旧称1級)レベル以上の留学生
本書は、就職予定の高校3年生や社会人になったばかりの人にも適しています。特に企業の人との話し方に不安がある学生や、社会人としての言葉遣いにまだ慣れていない人、会社で使われる一般的な文書の形式がよくわからないという人に、大きな効力を発揮します。
【本書の構成】
本書は、以下のように構成されており、それぞれ、次のような内容を学びます。
- コミュニケーション:挨拶の仕方や、敬語の使い方、電話の応対、イベントの予定の組み立て方、相手に配慮した意見の言い方や説得の仕方など、社会人としての基本的な対話の方法を学びます。
- 社内文書:ビジネスレターの基本的な書式や、報告書・企画書・稟議書など社内でよく使われる文書に記載する項目と、その表現を学びます。
- 社外文書:TとUの内容を踏まえ、依頼状・詫び状・抗議状など社外に出す文書の書式と、相手に配慮した表現を学びます。
【本書の特徴】
- 「テキストによる解説」→「トレーニングシートを用いた作業」→「テキストによる確認」という能動的な学習スタイルを実現しました。活字ばかりを目で追う受動的な学習とは異なり、飽きることなく取り組めます。
- 大学での日本語表現の学習を通して、社会人としてのコミュニケーション能力や文書作成術、相手への配慮表現などを身につけることができる、新しい内容の教科書です。
- 1章分の分量が、大学の授業1〜2回分に対応しており、集中力が持続できるようになっています。
- 大学生が社会人になった時の準備としてだけでなく、就職活動における企業担当者との対話や文書作成も意識して作成されています。
【本書の使い方】
- このテキストと、別冊のトレーニングシートの2冊を使って学習を進めます。
- まず、このテキストを読み進めてください。各章は、解説と例で構成されています。例を読み進めると、‘
’が出てきます。このマークが出てきたら、テキストの指示に従ってトレーニングシートの課題に取り組んでください。
- トレーニングシートの課題が終わると、‘
’があります。‘
’が示すテキストのページに戻って、例を見ながら課題の内容を確認してください。終わったら、再びテキストを読み進めてください。
- トレーニングシートには、必要に応じて「発展問題」がついています。積極的に挑戦してみてください。
- 課題をするにあたって、トレーニングシートのスペースが足りなくなった場合は、トレーニングシート巻末の解答用紙やノートに書いても結構です(教員の指示がある場合には、それに従ってください)。
- T部から順を追って取り組む方がわかりやすいのですが、興味のあるところを読むだけでも「社会人としての表現の基礎」を学ぶことができます。
- 大学の授業用テキストとしても、自学自習用としても使うことができます。
- 各章の会話例・文書例はその章で学ぶべき内容を、ポイントをしぼって示しています。本書で学ぶことによって一般的な表現を身につけることができます。
- テキストの巻末には付録として「ビジネスレターの定型表現」「封筒の書き方」「ビジネスメールの書式」がついています。学習が終わった後も手元に置いて、必要な時に参照することができます。
〈本書を教科書として利用する先生方へ〉
本書は、半期・通年の別を問わず、大学の授業の教科書として使いやすいように作られています。本書を教科書として採用してくださる先生には解説集を提供する予定です。詳しくは、三省堂HP(http://www.sanseido-publ.co.jp/)をご覧ください。
※特に断り書きのない限り、本書で示されている固有名詞やデータは架空のものです。なお、文書の書式は、会社により多少異なりますので、各社の書式集やその記入例などがある場合は、それらも適宜参照してください。
本書の執筆にあたり、三省堂の飛鳥勝幸氏と翔文社の田中敦子氏、オーポンの五味崇宏氏には大変お世話になりました。記して感謝申し上げます。また、本書の企画にあたっては國學院大學・諸星美智直先生のご発表「ビジネス文書におけるポライトネス・ストラテジーについて」(第279回近代語研究会)を参考にいたしました。貴重なご意見をくださった、首都大学東京・東京工業大学・立正大学・流通経済大学・名桜大学他の学生さん方にも、篤く御礼申し上げます。
T コミュニケーション
1 挨拶をする─初対面の挨拶・名刺交換 4
2 依頼する・質問する─相手の事情も考慮する 8
3 敬語を使う─尊重する気持ちを言葉で表す 12
4 電話の応対をする─電話をかける・受ける・アポを取る 18
5 スケジュールをひく─仕事の段取りを組み立てる 22
6 図表を解説する─資料を上手に利用する方法 26
7 クレームをつける─冷静に対応する 30
8 意見を述べる─賛成する・反対する・保留する 34
9 説得する─段階をふんで話を進める 38
U 社内文書
10 ビジネス文書を学ぶ─ビジネス文書の書式を知る 42
11 報告書を作る─過不足なく伝える 44
12 連絡・確認書を書く─簡潔に、的確に伝える 48
13 議事録を作る─ポイントをまとめる 52
14 企画書を作る─説得力のある文章を書く 56
15 稟議書を書く─理由を説明する 60
16 始末書を書く─状況説明と反省 64
V 社外文書
17 ビジネス文書を書く─案内状を書く 68
18 回答書を書く─承諾する場合・断る場合 72
19 依頼状を書く─配慮しつつお願いする 76
20 詫び状を書く─不備の謝罪・責任範囲の明確化 80
21 督促状・抗議状を書く─婉曲的な申し入れ 84
付録 @ ビジネスレターの定型表現 88
A 封筒の書き方 90
B ビジネスメールの書式 92