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あなたを癒す85の言葉

あなたを癒す85の言葉

秋庭道博 著

1,500円 四六 208頁 978-4-385-35831-X (品切)

自分を癒しながら明日への活力を得る言葉を、現在活躍中の作家・心理学者・カウンセラーほか85人の著作からピックアップ。味わい深い言葉をヒントに、ストレスの多い現代を乗り切る術と姿勢を問いかける。

1998年6月10日発行



●著者紹介

表紙の写真



●すべての人に癒しを―“あとがき”にかえて

 人はだれも、生まれたくて生まれてきたわけではない。親を選ぶこともできないし、生まれてくる時代を選ぶわけにもいかない。

 それなのに、自分のすべてを受け入れなくてはならないし、自分の行為に責任を持たなければならない。考えてみると、これはずいぶんと不合理なことだ。

 そして、当然のこととして、人間は不平等にできている。ところが、この厳然たる事実を、人はなかなか受け入れられない。

 青春の悩みは、自分が願うことと、現実の自分との落差に気がつき、それを納得できないところから始まる。さらに、肉体が自然に欲することと、社会の決まりごととの間にも軋轢がある。それは、人間の脳がつくった社会と、自然なものとして存在する肉体との対決だとも言える。

 とにかく、青春は悩み多いし、人生もまた悩み多いものだ。

 人が癒されないのは、自分自身のなかでの分裂と、自分と自分以外のものとの分裂を、どう埋め合わせたらいいのかという問題に、いつも悩まされるからだ。

 「自分とはなにか」という問いも、そういう過程のなかから生まれてくる。しかし、どんな場合においても、自分が永久に納得できるような答えはなさそうだ。

 一瞬、「これだ」と思うことはあっても、シチュエイションや関係が変わったり、時間が経過すると、人生における”大発見”や、ル悟り”も、色あせたものになってしまうことが多い。

 かくて、人々は、絶えず、新たな癒しを求めることになる。

 この本は、千変万化する人問についての考察を通して、「不平等を生きる人間」に迫ろうとしたものだ。

 お読みいただけばわかるように、発想のスタートになるものとして、さまざまな人たちの言葉を引用させていただいた。心から感謝する次第である。なお、それらの人々の職業や肩書は、原則として、引用著作物発表当時のものであるが、一部、変更させていただいたものもある。

 本書の企画、編集にあたっては、三省堂出版部の中野園子さん、装丁のナガオカケンメイ氏、イラストのケンタロウさんはじめ、レイアウトや校正、その他多くの人々のお世話になった。

 お読みいただいた読者の方々に、少しでも共感していただけたり、生きるヒントとして役立つことがあるなら、著者としてもおおいに癒されることであろう。

   一九九八年晩春

秋庭道博

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