目次(CONTENTS)
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●コラム
おうちで学校英語をブラッシュアップする(1)
小学校でも、英語の授業がある学校が増えてきました。しかし、小学校で行っている英語は英会話が主体で、中学校以上で行っている教科としての英語とはやや内容が違うようです。親としては、子どもの年齢が上がっていくにつれて、中学校での英語においてもよい成績をとらせたいという欲求が出てくるのがホンネのようです。将来にそなえて、学校の成績アップ、受験にもつながる英語力をつけるには、コツがあります。ここでは、そのために小学生以下の子どもが家庭でどうすればよいのかについて触れましょう。
中学生になってまず最初に苦労するのが、単数と複数の概念です。日本語では、本が1冊であろうと100冊であろうと、本は「本」です。しかし英語はそうはいきません。a book, またbooks と区別しなければならないのはご存じの通りです。数えられる名詞には、単数なら単語の前にa をつけ、複数ならば単語の終わりにーsをつけるわけです。このように英語では必ず名詞が単数か複数かを意識しなければなりません。なんでもないようですが、この概念を意識するのに苦労する生徒がとても多いのです。頭が柔らかく、記憶力のある小さいうちに、常に単数なのか複数なのかを意識しながら英語のフレーズを使っておくと、中学校へあがって教科の英語になった時に楽です。
おうちで学校英語をブラッシュアップする(2)
日本語では単語どうしが「て」「に」「を」「は」などでつながっていくので、語順は入れ替えが可能です。「私は家族全員で日曜日に外食を東京でしたい」→「東京で日曜日に家族全員で私は外食をしたい。」このように、単語の順序を入れ替えても意味はあまり変わりません。一方英語の場合は、主語や目的語などの文の要素が語順で決まっていくので、入れ替えることができません。そこで英語のフレーズをたくさんインプットすることをおすすめします。そうするとこの語順を自然に覚えていくことができるのようになります。フレーズとして覚えた場合には、語順が違うと変だと思えるようになります。中学に入る前から英語にふれていた子どもとそうでない子どもの差は、語順を適確にとらえられるかどうかに表れてきます。
英単語を覚えるのは、小さい子ほど得意ワザのようです。小さい子の場合は、たくさん音で覚えておいて、読み書きはあとから覚えるのでも支障はありません。読んで書いて意味がわかるのが理想ではありますが、あまり書くということを強制してしまうと、小学生の場合は面倒になってしまう子どももいるのです。大人は、英語で話すイメージをいだき、ひと言でも多く英語で発するようにトライしてみて下さい。何回も200の表現を使っているうちに、日本語で考えてから英語にするという発想ではなく、始めから英語で話せるようになるはずです。
フレーズを覚えるコツ
始めは親から英語で話しかけるようにします。そのためには、こっそり予習をしておいてください。本を開いて、1日のうちで使えそうなフレーズを3つほど選び、あらかじめ決めておきます。一度にたくさん使おうとすると負担ばかりが増えるので、無理のない数にしてください。時間があればCDを聞きながら練習するとより効果的です。初めてフレーズを聞く時は子どももわからないという様子を示すでしょう。しかし、何度も繰り返しながら日々聞き続けていくことで、動作とフレーズの意味が一致してきます。フレーズになじむまでは、一方的に親から話しかけるので構いません。
フレーズに子どもが少しずつ慣れてきたら、今度は返事のしかたを覚えてもらいましょう。ここで無理強いは禁物です。英語で返事がすぐできる子どももいれば、その気になるまで時間がかかる子どももいます。その子どもの個性に合わせて楽しく会話を進めてください。使えるフレーズが増えてきたら、今度は2行で終わっていた会話のやり取りを、3行、4行と徐々に増やしていくと会話の内容が広がっていくでしょう。
フレーズは、使えば使うほど自分のものになります。Practice makes perfect. 「習うより慣れよ」ご家庭で国際人を育ててみませんか。
発音がうまくなるコツ(1)
親指で丸い輪を作ってください。それを口の前にそえて、日本語で話してみてください。口の大きさが、その輪より大きく開くことがありましたか? おそらく、ほとんどが親指で作った輪の中におさまったのではないでしょうか。今度は輪をはずして、横に大きく口を伸ばしてみましょう。次に上下に大きく口を開けてみてください。先程よりも、ずっと大きく口を開けられるはずです。実は、英語を話す時の口の大きさは、日本語よりもたくさん開けたり、伸ばしたりするのです。口のエクセサイズと思ってもよいくらいです。おおげさでおかしいと思うくらい、思い切りよく口を動かすことが英語の音を出す時には大切なのです。英語には日本語よりもずっと多くの音があるので、こういう練習が必要です。
発音がうまくなるコツ(2)
英語で話す時は「複式呼吸で」というのを聞いたことがありますか?声をおなかから出す、つまり、歌を歌う時の感覚で声を出していくとうまくいくのです。英語はひとつひとつの発音と同じくらい、全体のリズム、イントネーション、そしてどのように単語どうしをつないでいくかがポイントとなります。単語ひとつひとつを丁寧に発音していくのではなく、いくつかの単語をひとまとまりの音としてとらえます。上がったり下がったりするイントネーションを耳から聞いたまま、オウム返しに繰り返し声に出して言ってみましょう。口に出していってみないと、床の上での水泳練習と同じになってしまいます。
最近はテレビ、DVD、CDなどそこら中に英語のものがあふれています。レベルに合わせて、聞く必要はありません。空いた時間があれば、さっとその時に放送されているものを探してみる、あるいは英語のCDをかけてみる、そういう習慣をつけましょう。テキストを買っていないとか、そういう細かいことは気にしなくても大丈夫。聞くと同時に大きく口を動かしてまねをしながら繰り返し言ってみてください。車に乗る時には、流行もののCDと一緒に、英会話のCDをかけて聞くのも手軽な方法です。
●目次(CONTENTS)
はじめに
本書の使いかた
Chapter 1
親子で使おう まずはこれからフレーズ
Chapter 2
子より親がやきもき 学校・家庭学習のフレーズ
Glossary 学校に関する用語集
Challenge! 親子でおりづるをつくろう
Conversation 登校前・帰宅・家庭学習
おうちで学校英語をブラッシュアップする(1)
Chapter 3
親子ではりきる スポーツ教室・おけいこのフレーズ
Glossary スポーツ・おけいこに関する用語集
Conversation 身じたく・試合後・ピアノのおけいこ
Chapter 4
子どもにさせよう お手つだいのフレーズ
おうちで学校英語をブラッシュアップする(2)
Glossary 家事・育児に関する用語集
Conversation 配膳・洗濯・ガーデニング
Chapter 5
親子でつくろう 料理・食事のフレーズ
フレーズを覚えるコツ
Glossary 料理に関する用語集
Recipe! 親子でハンバーグをつくろう
Chapter 6
親子でやろう 戸外・室内あそびのフレーズ
Glossary あそびに関する用語集
Conversation おにごっこ・ボール遊び・トランプ
Chapter 7
親子で体操 全身・手足のうごきのフレーズ
Glossary からだの部分に関する用語集
Exercise! 親子で体操をしよう
書くことを強制しない
Chapter 8
親子で伝えあおう 気持ちを表すフレーズ
Glossary 気持ちや状態を表すとっさのひと言集
Conversation 喜び・怒り・はずかしい
Chapter 9
親の出番だ 病気・けがのフレーズ
発音がうまくなるコツ(1)
Glossary 病気・けがに関する用語集
Conversation かかり始め・ケガ・回復
Chapter 10
親から子へ伝える 行事のフレーズ
発音がうまくなるコツ(2)
Glossary 行事に関する用語集
Conversation 入学式・新年・お誕生日
さくいん

●見本ページ




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