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  ビジュアル版 3大疾病の教科書 がん・心臓病・脳卒中をストップ!


ビジュアル版 3大疾病の教科書 国立がんセンター/国立循環器病センター 編 (品切)

1,700円 A4判 128頁 978-4-385-36365-3

日本人の死因の6割を占めるがん、心臓病、脳卒中のいわゆる3大疾病について300点の写真・イラスト入りで分かりやすく解説する初めてのビジュアル・ムック。読売新聞の大展覧会「3大疾病展」の見るガイドブック。

2008年3月30日 発行


はじめに 目 次



はじめに

刊行に寄せて

国立がんセンター

総長   廣橋 説雄

がんは国民の健康にとってきわめて大きな脅威です。人口の高齢化が主たる原因とは言え、がんにかかる方、がんで亡くなる方の数は増え続け、男性の2人に1人、女性の3人に1人が一生の内にがんにかかり、国民の3人に1人ががんで亡くなるという状況です。働き盛りでがんにかかる方も多く、誰にとっても大変身近で深刻な病気と言えましょう。しかし一方では、がんは個々人が、そして国が適切な取り組み・対策をとることで、予防、早期発見、そして治療により、受ける負荷・苦痛を大きく減らせる病気でもあるのです。

がんの原因の多くはたばこや飲酒、食事などの生活習慣にあります。肝がん、子宮がん、胃がん等ではウイルスや細菌の感染も原因として重要であることが解っています。このような情報はがんの予防に役立てることができます。1つの細胞ががん化してから生命に影響するようになるまでには10年そして20年以上の長い期間がかかります。検診により少しでも早い段階でがんが発見されると、がんが体の他の場所に広がる前に治療ができて完治する率が高くなります。さらに各臓器にできるがんはそれぞれ特徴があり、有効な予防・早期発見・治療の方法が異なります。がんと診断され、治療を受ける早い時期から、体と心の苦痛をできるだけ取り除く緩和ケアの重要性も指摘されています。このような情報はがんから自分の健康を守り、例えがんになっても、最適の治療を選択し、受ける苦痛を最小にする上で大きな力となります。

患者さんやそのご家族の強い要請を受け、国は平成18年にがん対策基本法を制定し、それに基づくがん対策推進基本計画の実施に取り組んでいます。目指すところは「がん患者を含めた国民が、がんを知り、がんと向き合い、がんに負けることのない社会」の実現です。国立がんセンターでは、がん対策情報センターを設置し、国民にそして患者さんに役立つ情報の提供にインターネット等を活用して取り組んでいるところです。読売新聞社が開催する「3大疾病展」は、まさにタイムリーな企画であり、その内容をもとに編まれた本書は、多くの情報、特に視覚的な情報が印象的に提示されますので、がんという病気についての理解が進むと共に、皆さんの予防、検診から始まるがんへの前向きな取り組みの必要性を感じていただけると思います。是非この機会を活用して、がんについての正しい知識を得、関心を持ち続け、皆さんの健康のために役立てていただけることを強く願う次第です。


刊行への期待

国立循環器病センター

総長   北村惣一郎

日本人の死亡原因の3分の2を占める3大疾病(がん、心臓病や血管病、脳卒中)、さらに、その基盤にある生活習慣病といわれる高血圧症、糖尿病、肥満症、脂質異常症、タバコによる障害などは、今や私共一人一人の日本人のみならず、先進国といわれる世界中の人々の健康にとって最大の敵となり、各国の政府がしのぎを削ってその対応に努力しています。 しかし、何といっても、その基本は私達一人一人がよく知り、感じて行動することから始まるのが生活習慣病対策、ひいては3大疾病対策なのです。

心臓病である狭心症や心筋梗塞は不整脈、突然死や心不全の主原因であり、勤務や日常の生活に大きな支障を生じます。早期に診断が可能であり、心臓の血管である冠動脈のステントによる拡張やバイパス手術などは日常的な治療法となっています。また、大きな脳梗塞を作ってしまいますと、半身不随や言葉が喋れず、本人のみならず、家族にとっても辛く苦しい家庭生活になりかねません。食事に対する注意や禁煙などで高血圧を予防して行くことが脳卒中を予防することにつながります。また、例え脳卒中になってしまっても早期に入院し、治療をすぐ始めれば、びっくりするほどの回復がみられます。新しい薬を注射して、塞がった血管を開いたり、脳の血管のステントや脳の動脈瘤の閉鎖手術などは最近飛躍的に進歩しました。大動脈の瘤(こぶ)や解離(裂ける)も高齢者の方には脅威です。破裂すると即死となりかねません。これにも手術やステントによる治療法が進んでおり、保険でみてもらえる治療になっています。このように、まさに日本は医療先進国ですが、命取りになる病気にならないことが、最高の健康長寿を保つ方法であることには、今も昔も変わりません。

予防とは何か。心臓病や脳卒中など循環器病と総称される病気にならない様にすること。それには、高血圧、糖尿病など生活習慣病といわれる病気にならないよう、一人一人が肥満や喫煙や食事や運動など習慣を改めること。日本の政府も健康増進法、新健康フロンティア戦略、特定検診・指導など、次々と対策を導入していますが、要は私達一人一人が行動することでしょう。本書はまさに、皆様一人一人のために作られています。多くの方に“感じて”“実践して”もらいたいと思っています。


目   次

はじめに

第1章 がん

  • がんの発生
  • がんの統計
  • がんの予防
  • がん検診
  • がんの診断・治療
  • わが国のがん対策
  • 胃がん
  • 大腸がん
  • 肺がん
  • 肝臓がん
  • 前立腺がん
  • 子宮がん
  • 乳がん
  • いろいろながんと病理標本

第2章 循環器病 心臓病・脳卒中

  • 循環器病の発病
  • 循環器病の統計
  • 循環器病の予防
  • 循環器病の診断
  • 循環器病の治療
  • わが国の循環器病対策
  • 虚血性心疾患
  • 不整脈
  • 大動脈瘤・解離
  • 下肢動脈閉塞症
  • 急性肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)
  • 脳梗塞
  • 脳動脈瘤
  • 脳出血
  • 画像診断の進歩
  • 再生医療
  • 心臓移植医療
  • 人工心臓
  • メタボリックシンドローム

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