ことばは人を育て、未来をきりひらく知の源です。三省堂はことばをみつめて135年 サイトマップお問い合わせプライバシーポリシー
三省堂 SANSEIDOトップページ 三省堂WebShop辞書総合サイト Wrod-Wise Web教科書総合サイト ことばと教科
辞書教科書電子出版六法・法律書一般書参考書教材オンラインサービス
書名検索漢字かな著者名検索漢字かな詳細検索
新刊・近刊案内
メディアでの紹介
本の注文
書店様専用
大学向けテキスト
卒業記念
名入れ辞書
品切れのご案内
「ぶっくれっと」アーカイブ
会社案内
採用情報
謹告
三省堂印刷
三省堂書店へ
三省堂書店はこちら
声に出して読めない日本語。
「ほぼ日刊イトイ新聞」
(『大辞林』タイアップ・サイト)
  模範六法 2018 平成30年版

法律書ジャンル別案内


模範六法 2018 平成30年版

判例六法編修委員会 編(代表 竹下守夫)

5,400円 A5判 3616頁 978-4-385-15970-6

民法(債権法改正)は、改正後民法を新旧併載で掲載し改正前後の関係を示したほか、別途、現行民法を大きな活字で全条独立掲載。民法改正整備法による諸法令(商法・民訴法等)改正、地方自治法、刑法、組織犯罪処罰法等改正に対応。天皇退位特例法を新収録。消費者契約法に判例登載。収録法令419件・判例1万4254件。

2017年11月15日 発行



  編修委員・編修顧問   はしがき
  総目次


持ち運びに便利なハンディ版 『模範小六法』こちら





●編修委員・編修顧問

 

編修委員   編修顧問
中島 徹早稲田大学教授   吉田善明明治大学名誉教授
江島晶子明治大学教授   手島 孝九州大学名誉教授
早川眞一郎東京大学教授   田山輝明早稲田大学名誉教授
櫻井敬子学習院大学教授   淡路剛久立教大学名誉教授
沖野眞已東京大学教授   戸田修三中央大学名誉教授
山城一真早稲田大学准教授   森本 滋京都大学名誉教授
野澤正充立教大学教授   落合誠一東京大学名誉教授
石井美智子明治大学教授   竹下守夫一橋大学名誉教授
小塚荘一郎学習院大学教授   伊藤 眞東京大学名誉教授
北村雅史京都大学教授   大塚 仁名古屋大学名誉教授
前田雅弘京都大学教授   片岡 曻京都大学名誉教授
早川 徹関西大学教授   西谷 敏大阪市立大学名誉教授
上原敏夫明治大学教授    
山本和彦一橋大学教授     
杉山悦子一橋大学教授     
川端 博明治大学名誉教授     
佐久間 修名古屋学院大学教授     
渡辺 修甲南大学教授     
村中孝史京都大学教授     
舟田正之立教大学名誉教授     



●はしがき

 日本国憲法のもとに法の支配の原則が確立されている現在、われわれの生活は、政治・経済・文化などいずれの分野におけるかを問わず、その全般にわたり法によって規律されており、そのために多数の法令が相次いで制定されている。このようにしてわれわれの生活は、法の網の中でいとなまれているといっても過言ではないのであって、法について学習や研究をしたり、実生活において生起する諸問題を法律的に処理するためには、まず多数存在する右の諸法令について知ることが必要である。それらの法令を集めたものが、六法全書にほかならない。それゆえ現代に生きる者にとっては、六法全書を座右に備える必要が少なくないといってよいであろう。

 この「模範六法」が「模範六法全書」なる名称をもって創刊されたのは、一九二一年のことであった。その後、戦中戦後の一時期には、諸般の事情により停刊のやむなきに至ったこともあるが、一九四八年には復刊されて、今日に至っている。

ところで、法が現実に機能し、われわれの生活を規律するのは、裁判所における法の具体的適用である裁判を通じてであることが多い。それゆえ、「先例としての判決」である判例は「生ける法」ともいうべきものであって、本当に法を理解するためには、書かれた文字の上だけでなく、進んで判例を研究することが必要であるといわなければならない。

 本書が、かかる判例の重要性に鑑み、初めてこれを収録したのは昭和32年版においてであった。この時には、憲法ほか一部の法令についてのみ判例をとりあげるにとどまったが、昭和46年版において、本格的な判例つき六法とするために、判例を掲載する法令の範囲を拡大し、基本法のみに限らず、利用度の高い特別法にまで及ぼすとともに、収録判例の数も大幅に増やし、面目を新たにした「模範六法」を世に送った。これは、われわれの先輩である、当時の編修委員各位の先見の明によったものと言ってよいであろう。爾来、学習および実務における判例の重要性がますます高まる中で好評をもって迎えられ、読者からのご支持をいただくことができた。この間、昭和57年版、昭和62年版、平成9年版において大幅な改訂を施し充実をはかってきたが、平成27年版において、さらなる改革を行った。

 まず、判型をA5変型判からA5正寸に改めレイアウトを工夫することで、ページあたりの文字収容力を強化し、豊富な収録法令を維持しつつ、全体としては書籍のスリム化を達成した。次に、本文にユニバーサルデザイン書体を採り入れることで、視力の弱い読者にも見やすい紙面を実現した。さらに、データベースシステムを一新することにより、参照条文表記の不整合、判例相互参照の遺漏、略称表記の不統一等を全面的に是正することに成功した。

 毎年、実務家を中心とした社会人の読者から法令収録に関してきわめて多くのご要望、ご意見が寄せられ、実務上の需要により的確に応えるべく、われわれは常に本書全体を見直す努力を重ねている。

 編修委員がおもに担当した部分は、収録法令および判例の選択、判例要旨の抽出、参照条文の執筆であった。特に判例については、基礎的な判例に遺漏のないこと、新しい判例を着実に追うこと、出典が正確であることに相当の意を用いた。加えて、一つの判例が二つ以上の法令または条文に関係する場合には、その相互関係を明らかにするため、それらすべてに矢印記号で参照先を記し、横断的理解を可能にしてある。前述の判例相互参照とは、このことを意味する。

 さらに、収録判例総数が一万四千を超えるに至った現在、場合によっては、一つの条文に一〇〇を超える判例要旨が並んでいることもある。そのため、読者が参照したい判例をいかに効率よく検索できるように配慮するかが懸案となっていた。この問題に応えるため、可能な限り詳しい判例見出しを付するとともに、一般に通用している事件名がある判例については、要旨の冒頭に太字で事件名を小見出しとして表記することとした。これにより、判例の検索効率が飛躍的に向上したと確信している。

 一方、六法全書の生命ともいうべき収録法令については、三省堂の編集部が着実に官報によってその変遷の経過を跡づけてくれた。そのため、最新かつ正確な法令を収録し、またこの種の六法としては最も多くの法令を収めることができたと自負している。

 戦後の復刊以来これまでの間に、江家義男、岩垂至、赤木暁、吾妻光俊、恒田文次、田中真次、尾後貫荘太郎、河村又介、有倉遼吉、薬師寺志光、村松俊夫、勝本正晃、鈴木重武、大隅健一郎、池原季雄、天野和夫、遠藤浩、鈴木禄彌、高田卓爾、正田彬、浦野雄幸、唄孝一、清水誠、小山昇、石本泰雄、大須賀明および河本一郎の諸先生が編修委員として関与されたが、現在これを受け継ぎ、編修顧問である戸田、片岡、大塚、森本、西谷、吉田、落合、伊藤、手島、田山、淡路の各先生に大所高所からの指導助言をいただき、実務は、編修委員会を構成している二〇名の委員が分担している。すなわち、憲法編は中島と江島が、そのうち国際私法(法の適用に関する通則法)に関する部分は早川(眞)が、行政法編は櫻井が、民法編は沖野、山城、野澤、石井が、商法編は小塚、北村、前田、早川(徹)が、民事訴訟法編は上原、山本、杉山が、刑法編は川端、佐久間が、刑事訴訟法編は渡辺が、社会法編は村中が、経済法編は舟田がそれぞれ担当した。

 このようにして、今年もまた、きわめて充実した内容の「模範六法」を世に送ることができたと考えている。この機会に、編集部に多くの貴重なご意見をお寄せいただいた全国の法学関係者、折りにふれてお手紙をくださった読者諸賢に厚くお礼を申し上げたい。また、資料収集などにご尽力をいただいている京都大学教授稲森公嘉(社会法編)、東海大学教授⻆田政芳(特許法、著作権法)、仙台高等裁判所刑事主席書記官小野和夫(民事訴訟等手数料一覧、全国裁判所管轄区域表)の各氏に深甚の謝意を表する。

 

2017年9月1日

判例六法編修委員会

代表 竹下 守夫


このページのトップへ