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  模範小六法 2017 平成29年版

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模範小六法 2017 平成29年版

【新年度版、10月13日 販売会社搬入予定】
   新年度版→ こちら

判例六法編修委員会 編(代表 竹下守夫)

2,600円 B6判 2256頁 978-4-385-15978-2

収録法令151件・判例1万3791件を登載。憲法・民法・刑法に大きな活字を採用。刑事訴訟法・民法その他重要改正に対応。ヘイトスピーチ解消法を新収録。別冊債権法改正案全条文集つき。

2016年11月1日 発行

  編修委員・編修顧問   はしがき   総目次





●編修委員・編修顧問

 

編修委員   編修顧問
中島 徹早稲田大学教授   吉田善明明治大学名誉教授
江島晶子明治大学教授   手島 孝九州大学名誉教授
早川眞一郎東京大学教授   田山輝明早稲田大学名誉教授
櫻井敬子学習院大学教授   淡路剛久立教大学名誉教授
沖野眞已東京大学教授   河本一郎神戸大学名誉教授
山城一真早稲田大学准教授   戸田修三中央大学名誉教授
野澤正充立教大学教授   森本 滋京都大学名誉教授
石井美智子明治大学教授   落合誠一東京大学名誉教授
小塚荘一郎学習院大学教授   竹下守夫一橋大学名誉教授
北村雅史京都大学教授   伊藤 眞東京大学名誉教授
前田雅弘京都大学教授   大塚 仁名古屋大学名誉教授
早川 徹関西大学教授   片岡 曻京都大学名誉教授
上原敏夫明治大学教授   西谷 敏大阪市立大学名誉教授
山本和彦一橋大学教授     
杉山悦子一橋大学准教授     
川端 博明治大学名誉教授     
佐久間 修大阪大学教授     
渡辺 修甲南大学教授     
村中孝史京都大学教授     
舟田正之立教大学名誉教授     



●はしがき

 われわれの社会生活の大部分は法によって規律されている。政治、経済、文化のいずれの領域においても高度な発展を遂げ、複雑化した現代社会にあっては、法の果たす役割は一段とその重みを加えているが、その法の中でもとりわけ重要なのは、立法機関により制定された成文法であることはいうまでもない。その成文の諸法令を集めたものが六法全書である。わが国には、おびただしい数の成文法が存在するが、法律学の基本を学習する上で必要とする法令は、それほど多くない。そこで、法律学を学ぶ学生諸君はもとより、法律実務家から一般市民に至るまで手軽に使えるように、携帯に便利で使いやすい判型に厳選した法令を収め、かつ主要な法令には判例を掲げた本六法を、一九八六年秋に創刊した。

 ところで、法が現実に機能し、われわれの生活を具体的に規律するのは、裁判所における裁判を通じてであることが多い。それゆえ、「先例としての判決」である判例は「生ける法」ともいうべきものであって、法の学習や研究にとって判例のもつ意義はすこぶる大きい。国民の権利意識が高まり、日々多数の法的紛争が裁判所に持ち込まれている今日の法化社会においては、その意義はとくに大きいといえる。私たちが、判例つき六法である「模範六法」を編修して世に送ったのは、このことを考えてのことであって、それが好評をもって迎えられたことは、故なしとしないであろう。本書においても、主要な法令には条文ごとに判例を掲載しており、その意味で、「模範六法」の小型携帯版といってよい。

本書は当初、「コンサイス六法」の名で世に送り出され、平成9年版は「コンサイス判例六法」と、さらに平成21年版からは「模範小六法」と改称し、その間、幸いにも幅広い読者層からご支持をいただいて今日に至っている。近年ますます法の制定、改廃が激しくなり、条文の長文化傾向ともあいまって、意を尽くそうとすればするほど多くの紙面を必要とするところ、小型携帯版としての役割を担う本書は、毎年の改訂において常に収録法令・判例の精選に努めてきた。しかし、法化社会の深化とともに重要法令は細分化し、紛争を決着させる判例の重要性も高まる一方である。

 そこで、平成27年版から、本書は大きな紙面改革を行った。まず、判型をB6変型判からB6正寸に改めレイアウトを工夫することで、ページあたりの文字収容力を強化し、必要な収録法令数を維持しつつ、全体としては書籍のスリム化を達成した。次に、本文の一部にユニバーサルデザイン書体を採り入れることで、視力の弱い読者にも見やすい紙面を実現した。さらに、データベースシステムを一新することにより、参照条文表記の不整合、判例相互参照の遺漏、略称表記の不統一等を全面的に是正することに成功した。

 こうした改革の結果、本書は、「模範六法」とほぼ同等の判例を収録しつつ、約一五〇件の法令を収録することができた。収録法令数・判例件数ともに読者を満足させ、実務にも学習にも役立つ携帯型六法としては、本書が随一、いや、唯一であろうと自負している。

 「模範小六法」の編修方針をここに改めて記そう。

 (一) 収録法令─大学の法学部・法科大学院に学ぶ学生および各種資格試験受験生にとって必要な法令は、ほぼ遺漏なく収録した。また、不動産登記法および同令・規則、商業登記法および同規則および登録免許税法を全録して、司法書士の実務上の必要にも応えている。

 (二) 収録判例─前述のように、本書には「模範六法」とほぼ同等件数の判例を収録している。これらの判例要旨は、歴代編修委員の半世紀以上にわたる英知の結集である。また、判例の検索効率を向上させるため、可能な限り詳しい判例見出しを付するとともに、一般に通称されている事件名を、小見出しとして要旨の冒頭に太字で表示した。

 (三) 参照条文─条文の機能的理解に資するべく、重要法令には詳しい参照条文を付した。実務的便宜はもちろん、学生・受験生にとっては、論文答案練習にも絶大な威力を発揮するよう配慮した。

 以上の方針に基づき、編修委員会を構成する二〇名の委員が分担して、各分野の収録法令および判例の選択、判例要旨の抽出、参照条文の執筆等にあたった。憲法編は、中島、江島、そのうち国際私法(法の適用に関する通則法)に関する部分は早川(眞)が、行政法編は櫻井が、民法編は沖野、山城、野澤、石井が、商法編は小塚、北村、前田、早川(徹)が、民事訴訟法編は上原、山本、杉山が、刑法編は川端、佐久間が、刑事訴訟法編は渡辺が、社会法編は村中が、経済法編は舟田がそれぞれ担当した。

 一方、六法の生命というべき収録法令については、三省堂の編集部が着実に官報によってその変遷を跡づけてくれた。そのため、最新かつ正確な法令を収録し得たと確信している。 このようにして、「模範小六法」の新版を世に送ることとなったが、今後とも読者諸賢のご助言とご教示を得られれば幸いである。

 なお、資料収集などにご尺力をいただいている東海大学教授⻆田政芳(特許法、著作権法)氏に深甚の謝意を表する。

2016年9月1日

判例六法編修委員会

代表 竹下 守夫


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