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新判例マニュアル 商法 III
はしがき・目次

目 次

はしがき

 商法を学ぶ者も、また教える者も同様に感じることは、八〇〇条を超える商法に、有限会社法や手形法・小切手法を加えた膨大な分量を、限られた時間内で理解・習得させることの困難さである。教える側からすると、まず教科書によって体系的抽象的に講義を行いながら、それに、具体的な適用例あるいは具体的な問題の展開を加えることによって、理解を深めたいと願う。この具体的適用例が判例教材の活用である。
 判例は、制定された商法の固定的条文を現代の流動している具体的事件に対して下した一定の法的判断であり、その法的解釈は今日の社会において、「生きている法」としての役割を果たしている。とくに商法は、商人間およびその取引社会の慣習や制度を基にして制定・改廃されていく性格を有する法であるだけに、他の法分野に比較して、より「生きている法」たる判例の利用価値は高く、またその利用意義も大きいといえる。

 そこで、手形法・小切手法の分野を、商法総則や商行為法、あるいは会社法と比較してみると、この分野にはよい教科書や体系書が非常に多く、内容も他の分野以上に精緻で理論的である。他方、手形・小切手という現実の問題を理解するためには、事件を知り、それが訴訟になったときの裁判所の解決例を知ることが必要であり、そのための判例教材も必然的に数多く存在する。しかし現実に使ってみると、それらの多くは、個々の判例の事実の解明においてあまりに詳細で、解説においては小論文的で難解にすぎ、普遍性を欠き、学習用には必ずしも最適ではなかった。
 これらの点を解決するためにつくられた判例教材としての「判例マニュアル商法チ手形・小切手法」は、幸いにもこの意図するところが多くの読者に理解され、好評を博してきた。見開き二頁で、事実の概要、問題点、判旨、学習のポイント、関連条文・参考文献・関連判例などを簡潔にまとめ、文字どおり判例を学ぶ「手引書」、またはコンパクトな事典として広く利用されてきた。刊行以来一〇年近く経過したため新しい判例にさしかえる必要にも迫られてきたこともあるが、今ここであらためて本書を見直してみると、当初の意図したところよりも、判例そのものの個別的解説の色彩がやや濃く、そのため、事典的な要素が強くなりすぎたような印象で、それは必ずしも本書刊行の本意とはいい難いものである。

 そこで今回の改訂にあたっては、右の諸点も考慮し、思い切って判例およびその解説を従とし、主として判例を素材とした「事例的設例」を前面に押し出し、設例を基に、そこで争われている論点の商法上の意味・位置づけを解説する形にあらためてみた。意図したところを詳述すると、従来どおり見開き二頁の中に、手形法・小切手法に関する重要論点を厳選し、その論点に関する主要判例を素材にした「設例」を提示し、読者が当事者であればどこを問題点とするかを問うている。これは演習書として、また現実に起きる問題への応用書として活用していただきたいとの思いからつくられたものである。そして「設例の狙い」を置いて、その設例が何を問うているのか、また読者に解答として何を求めているのかを示している。次に「学説と判例」においては、当該事案が学説上・判例上いかなる位置を占めているかを示し、学説および判例の推移と今日の問題点を分析する。「解説」においては、設例に関する主要な論点の意義、学説の分析、判例の動向などを通して、その問題の商法上の意味や位置が明示され、これらを総合して判例を通して理解を深められるよう考えている。もちろん主要判例については、簡潔で要を得た解説を付して紹介し、その内容において事典的要素を兼ね備えていることは従来どおりである。
 このように他書に例を見ない構成にしたのは、既存の判例解説書から一歩進め、「通読しておもしろい書」としての性格をも併せて追求したいとの願いからである。このような欲ばった「至難な業」を快諾され、見事に適えて下さった執筆者の諸先生に心から御礼を申し上げる次第である。本書に収録された珠玉の力作が学習者にとって商法の理解の一助となれば幸いである。

平成11年春

神戸大学名誉教授 河本一郎
早稲田大学教授 奥島孝康


目次

◎凡例

 ◇序――判例を学ぶ意義[手形法・小切手法の場合]………………………… 河本 一郎+村田 溥積 22

 ◆第1章 手形行為

I 手形行為の成否   奥島 孝康 

01 手形の交付を欠く振出人の責任[交付欠缺手形事件]●最判昭四六・一一・一六民集二五巻八号一一七三頁
02 手形の交付を欠く裏書署名者の責任●最判昭四二・二・三民集二一巻一号一〇三頁
03 準禁治産者の手形能力●大判明三九・五・一七民録一二輯八三七頁
04 権利能力なき財団の手形行為●最判昭四四・一一・四民集二三巻一一号一九五一頁
05 手形金額に錯誤がある裏書の効力●最判昭五四・九・六民集三三巻五号六三〇頁
06 見せ手形の抗弁[詐欺による手形行為事件]●最判昭二五・二・一〇民集四巻二号二三頁
07 強迫による手形行為●最判昭二六・一〇・一九民集五巻一一号六一二頁
08 手形行為取消の相手方●大判大一一・九・二九民集一巻一一号五六四頁
09 手形行為の独立性と裏書●最判昭三三・三・二〇民集一二巻四号五八三頁
10 賭博による債務支払のための小切手の交付●最判昭四六・四・九民集二五巻三号二六四頁
11 取締役・会社間の約束手形の振出●最大判昭四六・一〇・一三民集二五巻七号九〇〇頁

II 手形行為の方式と解釈   丸山 秀平 

12 他人の氏名による署名●最判昭四三・一二・一二民集二二巻一三号二九六三頁
13 記名拇印の有効性●大判昭七・一一・一九民集一一巻二〇号二一二〇頁
14 組合の署名●最判昭三六・七・三一民集一五巻七号一九八二頁
15 法人か個人か不明確な署名●最判昭四七・二・一〇民集二六巻一号一七頁
16 手形保証人か共同振出人か不明確な手形署名●大阪地判昭五三・三・七金商五六六号四一頁
17 手形金額の重複記載[百円手形事件]●最判昭六一・七・一〇民集四〇巻五号九二五頁
18 平年の二月二九日を満期とする手形●最判昭四四・三・四民集二三巻三号五八六頁

III 代表と代理   橡川 泰史 

19 法人の手形署名●最判昭四一・九・一三民集二〇巻七号一三五九頁
20 代表権の濫用による手形行為●最判昭四四・一一・一四民集二三巻一一号二〇二三頁
21 代理権の濫用による手形振出●最判昭四四・四・三民集二三巻四号七三七頁
22 手形行為の表見代理における第三者の範囲●最判昭三六・一二・一二民集一五巻一一号二七五六頁
23 支配人の代理権に対する制限●最判昭三七・五・一民集一六巻五号一〇一三頁
24 手形行為の無権代理人の責任●最判昭三三・六・一七民集一二巻一〇号一五三二頁
25 実在しない法人の代表者名義による手形振出●最判昭三八・一一・一九民集一七巻一一号一四〇一頁
26 手形行為についての名義使用許諾と名板貸の成否●最判昭四二・六・六判時四八七号五六頁
27 手形行為と双方代理●最判昭四七・四・四民集二六巻三号三七三頁

IV 偽造と変造   早川  徹 

28 手形偽造と被偽造者の責任●最判昭二七・一〇・二一民集六巻九号八四一頁
29 善意の相手方に対する被偽造者の責任●最判昭四三・一二・二四民集二二巻一三号三三八二頁
30 手形偽造者の責任●最判昭四九・六・二八民集二八巻五号六五五頁
31 悪意の取得者に対する手形偽造者の責任●最判昭五五・九・五民集三四巻五号六六七頁
32 手形の被偽造者による追認●最判昭四一・七・一判タ一九八号一二三頁
33 手形偽造と使用者責任●最判昭三六・六・九民集一五巻六号一五六四頁
34 満期の変造●最判昭五〇・八・二九判時七九三号九七頁
35 満期変造手形の原文言についての立証責任●最判昭四二・三・一四民集二一巻二号三四九頁

V 白地手形   坂上 真美 

36 振出日白地の確定日払手形●最判昭四一・一〇・一三民集二〇巻八号一六三二頁
37 白地手形の有効性●大判大一〇・一〇・一民録二七輯一六八六頁
38 白地手形成立の要件●最判昭三一・七・二〇民集一〇巻八号一〇二二頁
39 未補充白地手形の取得と手形法一〇条●最判昭三六・一一・二四民集一五巻一〇号二五三六頁
40 白地手形による手形金請求の可否●最判昭四一・六・一六民集二〇巻五号一〇四六頁
41 白地手形による訴え提起と時効中断●最大判昭四一・一一・二民集二〇巻九号一六七四頁
42 白地手形上の権利に基づく詐害行為取消請求●名古屋高判昭五六・七・一四判時一〇三〇号四五頁
43 未補充白地手形についての敗訴判決と既判力●最判昭五七・三・三〇民集三六巻三号五〇一頁
44 満期白地手形の補充権の消滅時効●最判昭四四・二・二〇民集二三巻二号四二七頁
45 満期補充後の他の白地補充権の消滅時効●最判平五・七・二〇民集四七巻七号四六五二頁
46 補充権が時効消滅した後の白地補充●大阪地判平一・一一・三〇判時一三六三号一四七頁

 ◆第2章 裏書と手形保証

I 手形の移転   弥永 真生 

47 指図禁止文句と指図文句の併存●最判昭五三・四・二四判時八九三号八六頁
48 指図禁止文句の記載●最判昭五六・一〇・一判時一〇二七号一一八頁
49 指図禁止手形の譲渡と対抗要件●大阪高判昭五五・一二・二判時一〇一一号一一一頁
50 指名債権譲渡の方法による譲渡●最判昭四九・二・二八民集二八巻一号一二一頁
51 指名債権譲渡の方法による手形債権の一部譲渡●最判昭六〇・七・二判時一一七八号一四四頁
52 裏書譲渡と民事保証債権の譲渡●最判昭四五・四・二一民集二四巻四号二八三頁
53 不渡付箋の貼付と期限後裏書●最判昭五五・一二・一八民集三四巻七号九四二頁

II 裏書の連続   弥永 真生 

54 裏書署名に基づく裏書連続の判断●最判昭三〇・九・三〇民集九巻一〇号一五一三頁
55 不明確な裏書署名と裏書連続の判断●最判昭五六・七・一七判時一〇一四号一二八頁
56 相続人の署名と裏書の連続●大判大四・五・二七民録二一輯八二一頁
57 設立未登記の会社の裏書と裏書の連続●最判昭三〇・九・二三民集九巻一〇号一四〇三頁
58 受取人欄の変造と裏書の連続●最判昭四九・一二・二四民集二八巻一〇号二一四〇頁
59 裏書の抹消と裏書の連続●最判昭三六・一一・一〇民集一五巻一〇号二四六六頁
60 被裏書人欄の記載のみの抹消と裏書の連続●最判昭六一・七・一八民集四〇巻五号九七七頁
61 裏書連続の資格授与的効力●最判昭三六・一一・二四民集一五号一〇号二五一九頁
62 裏書の連続がある手形と権利推定の主張●最判昭四五・六・二四民集二四巻六号七一二頁
63 裏書の不連続と権利の行使●最判昭三一・二・七民集一〇巻二号二七頁
64 裏書不連続手形による支払呈示の効力●大阪高判昭五五・二・二九判時九七三号一二二頁

III 善意取得   大塚 龍児 

65 無権代理人による裏書と善意取得●最判昭三五・一・一二民集一四巻一号一頁
66 手形の善意取得と重大な過失●最判昭五二・六・二〇判時八七三号九七頁
67 呈示期間経過後の小切手譲渡と善意取得●最判昭三八・八・二三民集一七巻六号八五一頁

IV 取立委任   大塚 龍児 

68 取立委任文言の抹消と譲渡裏書の効力発生時期●最判昭六〇・三・二六判時一一五六号一四三頁
69 隠れた取立委任裏書と人的抗弁の切断●最判昭五四・四・六民集三三巻三号三二九頁
70 隠れた取立委任裏書と訴訟信託●最判昭四四・三・二七民集二三巻三号六〇一頁
71 銀行取引約定書八条四項に基づく取立権限●大阪地判昭四九・三・一八判時七四二号四六頁

V 手形保証   大塚 龍児 

72 手形保証の方式●最判昭三五・四・一二民集一四巻五号八二五頁
73 手形保証と権利濫用の抗弁●最判昭四五・三・三一民集二四巻三号一八二頁
74 複数の隠れた手形保証人の負担部分●最判昭五七・九・七民集三六巻八号一六〇七頁
75 隠れた手形保証と原因債務についての保証の成否●最判平二・九・二七民集四四巻六号一〇〇七頁

 ◆第3章 支払・時効

I 支払呈示   柴崎  暁 

76 呈示期間経過後の支払呈示の場所●最大判昭四二・一一・八民集二一巻九号二三〇〇頁
77 満期前遡求のための支払呈示の場所●最判昭五七・一一・二五判時一〇六五号一八二頁
78 満期前の裁判上の手形金請求と遡求権の保全●最判平五・一〇・二二民集四七巻八号五一三六頁
79 支払呈示の免除●大判大一四・一一・三民集四巻六六五頁
80 手形交換所における呈示と依頼返却●最判昭三二・七・一九民集一一巻七号一二九七頁
81 満期が祝日である手形の支払呈示期間●最判昭五四・一二・二〇判時九五二号一一五頁
82 支払呈示期間経過後の呈示と法定利息●最判昭五五・三・二七判時九七〇号一六九頁

II 支払   川口 恭弘 

83 満期後の手形の受戻しとその再譲渡●最判昭三三・九・一一民集一二巻一三号一九九八頁
84 手形法四〇条三項にいう重大な過失●最判昭四四・九・一二判時五七二号六九頁
85 手形を受け戻さない支払●福岡高判昭六一・一二・二五金商七六〇号八頁
86 盗難預金小切手の支払[三和銀行祐天寺支店事件]●最判昭三九・一二・四判時三九一号七頁
87 支払の際の印鑑照合において銀行が尽くすべき注意義務●最判昭四六・六・一〇民集二五巻四号四九二頁
88 届出印によらない偽造手形に対する銀行の支払●最判昭五八・四・七民集三七巻三号二一九頁
89 回り手形と銀行取引約定書一〇条四項●最判昭六二・七・一七民集四一巻五号一三五九頁

III 遡求   淺木 愼一 

90 約束手形の振出人による拒絶証書作成免除●大判大一三・三・七民集三巻九一頁
91 任意整理による主債務者の免責と遡求義務者の責任●東京地判昭四三・五・一三金商一一六号一九頁
92 振出人の債務の時効消滅と遡求●最判昭五七・七・一五民集三六巻六号一一一三頁
93 振出人による時効利益の放棄と裏書人の遡求義務●東京高判昭五八・一〇・二五金商六九二号二七頁

IV 手形書替   高田 晴仁 

94 手形書替と人的抗弁の切断[書替手形への悪意の抗弁対抗事件]●最判昭三五・二・一一民集一四巻二号一八四頁
95 書替の合意に基づき返還された手形についての権利行使●最判昭四一・四・二二民集二〇巻四号七三四頁
96 旧手形を回収しない書替と振出人の責任[旧手形による手形金二重請求事件]●最判昭五四・一〇・一二判時九四六号一〇五頁
97 旧手形を回収しない書替と旧手形についての遡求権行使[旧手形による遡求権行使事件]●最判昭五一・二・二六裁時六八五号二頁

V 時効   鈴木 達次 

98 支払猶予の特約と消滅時効の起算点●最判昭五五・五・三〇民集三四巻三号五二一頁
99 手形の呈示を伴わない催告と時効の中断●最判昭三八・一・三〇民集一七巻一号九九頁
100 手形を所持しない者の請求と時効の中断●最判昭三九・一一・二四民集一八巻九号一九五二頁
101 裏書不連続手形による請求と時効の中断●最判昭五七・四・一判時一〇四六号一二四頁

VI 除権判決   鈴木 達次 

102 除権判決と善意の手形取得者●最判昭四七・四・六民集二六巻三号四五五頁
103 白地手形と除権判決●最判昭五一・四・八民集三〇巻三号一八三頁
104 手形金供託の効果●大阪高判昭四二・三・三〇下民集一八巻三=四号三三三頁

 ◆第4章 手形・小切手と実質関係

I 原因関係上の抗弁   福瀧 博之 

105 当事者間における原因関係無効の抗弁[硼酸混入アラレ菓子事件]●最判昭三九・一・二三民集一八巻一号三七頁
106 原因関係上の抗弁の主張・立証責任●松山地西条支判昭四九・一〇・三一判時七六六号一〇五頁
107 原因債権の譲渡と人的抗弁●名古屋地判昭六一・九・一一判時一二一五号一三二頁
108 融通手形の抗弁と第三者●最判昭三四・七・一四民集一三巻七号九七八頁
109 融通手形を交換した当事者間での手形金請求●最判昭二九・四・二民集八巻四号七八二頁
110 戻裏書と人的抗弁●最判昭四〇・四・九民集一九巻三号六四七頁
111 保証人による手形買戻しと抗弁の対抗●最判昭五二・九・二二判時八六九号九七頁
112 二重無権の抗弁●最判昭四五・七・一六民集二四巻七号一〇七七頁
113 後者の抗弁●最大判昭四三・一二・二五民集二二巻一三号三五四八頁
114 悪意の抗弁の成立●大判昭一九・六・二三民集二三巻三七八頁
115 悪意の抗弁と重過失●最判昭三五・一〇・二五民集一四巻一二号二七二〇頁
116 未発生利息支払のため振り出された手形と取得者の害意●最判平七・七・一四判時一五五〇号一二〇頁

II 手形債権と原因債権   高田 晴仁 

117 手形の授受が原因関係に及ぼす影響●大判大七・一〇・二九民録二四輯二〇七九頁
118 手形債権と原因債権の行使順序●最判昭二三・一〇・一四民集二巻一一号三七六頁
119 原因債権行使の方法●最判昭三三・六・三民集一二巻九号一二八七頁
120 小切手による弁済の提供●最判昭三七・九・二一民集一六巻九号二〇四一頁
121 手形小切手の預入れと預金の成立●最判昭四六・七・一判時六四四号八五頁
122 手形金請求訴訟の提起と原因債権についての時効中断
●最判昭六二・一〇・一六民集四一巻七号一四九七頁
123 手形債権の確定と原因債権の時効期間●最判昭五三・一・二三民集三二巻一号一頁

III 利得償還請求権   笹本 幸祐 

124 利得償還請求権の発生と原因債権●最判昭四三・三・二一民集二二巻三号六六五頁
125 原因債務の消滅と利得の有無●最判昭三八・五・二一民集一七巻四号五六〇頁
126 利得償還請求権の取得[三和銀行祐天寺支店事件]●最判昭三四・六・九民集一三巻六号六六四頁
127 利得償還請求権の消滅時効●最判昭四二・三・三一民集二一巻二号四八三頁

IV 手形割引と買戻請求権   後藤 紀一 

128 手形割引の割引料と利息制限法●最判昭四八・四・一二金商三七三号六頁
129 遡求権消滅後の買戻請求権の行使●大阪高判昭五四・九・五判時九五三号一一八頁
130 買戻請求権による相殺●最判昭五一・一一・二五民集三〇巻一〇号九三九頁
131 銀行による相殺と手形の返還先●最判昭五〇・九・二五民集二九巻八号一二八七頁

 ◆第5章 為替手形と小切手

I 為替手形   後藤 紀一

132 支払人として記載されていない者による引受の効力[支払人と引受人の署名不一致事件]
●最判昭四四・四・一五判時五六〇号八四号頁
133 支払拒絶宣言[付箋に記載された支払拒絶宣言事件]
●大判昭一二・二・一三民集一六巻一一二頁

II 小切手   後藤 紀一 

134 一般線引を排除する旨の特約の効力●最判昭二九・一〇・二九裁時一七一号一六九頁
135 トラベラーズ・チェックの盗取と購入者の権利●東京地判平二・二・二六金商八五五号三四頁

  判例索引/301
  事項索引/309

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