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新判例マニュアル 刑法 I
はしがき・目次・執筆者

目次  執筆者

はしがき

 判例は、現実に生じた具体的事件に対して裁判所が刑法を適用して一定の解決を与えた法的判断であるが、類似の事件について同じような判断が示される可能性があるため、事実上、「法規範」としての意味を有するにいたる。したがって、判例は、現実の社会において「生きている法」として機能しているといえる。刑法を十分に理解するためには判例を学ぶ必要があるわけである。逆にいえば、判例をとおして刑法理論を学ぶのがより有効な学習方法ということになる。そこで、判例教材が要求されるのである。

 判例教材としての『判例マニュアル刑法I総論・刑法II各論』は、幸いにも多くの読者に恵まれ好評を博してきた。見開き二頁で、判例の概要と問題点、学習のポイントを示した判例を学ぶためのコンパクトな事典として広く利用されたのであった。刊行後約一〇年が経過したので、判例を差し替える等の改訂の必要を感ずるにいたったのであるが、この際、旧著の特長を活かしながら、新たなコンセプトを導入して、時代の要請に合った判例演習書として再出発することにしたのである。判例を大幅に差し替え、執筆者もまったく一新した。書名を『新判例マニュアル』とした所以はここにある。

 旧版を含め既存の判例解説書の多くは、さまざまな工夫をこらしそれぞれ特長をもっているが、判決それ自体あるいはそこで示された理論の解説に重点を置いていたといえる。したがって、学習者も、個々の判例について、どのような事案においてどのような論点につき争われたのか、また、裁判所の判断は理論上どのように評価されるべきなのか等を学ぶために利用してきた。判例解説書は、刑法理論全般を理解するために「通読すべき教材」として性格づけられるよりも、むしろ必要に応じて参照されるべき「事典的教材」として特徴づけられてきたとさえいえよう。その結果、学習者は、解説された個別論点の内容・考え方は理解しえても、当該論点の刑法体系上の位置づけや論点相互間の理論的関係等についてはなかなか理解しにくい状況に置かれてきているのである。

 そこで本書では、判例は【事実の概要】【争点】【判旨】を欄外にコンパクトに紹介するにとどめ、重点を、判例を素材にした事例を通じての当該論点の刑法上の意味・位置づけの解説に置くことにした。まず、冒頭に当該判例を元にして作った【設例】を提示し、それについて罪責を問う問題を掲記した。これは演習書として活用していただくことを目的とするものである。その設例は何を問うているのか、解答として何を求めているかを示す【設例の狙い】が置かれている。これによって設例のポイントが端的に分かる仕組みになっているわけである。そして【学説と判例】において学説上・判例上の位置等当該論点が解説される。これによって論点の全体的把握が容易になるであろう。【解説】においては、設例を考えるにあたっての筋道と論点をめぐる通説・有力説、判例の状況が明快に解説されている。さらには【関連判例】として当該判例に関連する判例を掲記して、判例を有機的に把握できるようにした。

 このようにユニークな構成をとったのは、事典的に利用されてきた既存の判例解説書から一歩進め、刑法の主要論点を理解するための「通読すべき書」としての性格をもあわせもたせたいと願ったからである。前記のような欲張った企画を実現するためには、非常に限られた枚数で簡潔に叙述するという至難の技が要求される。短い文章で意を尽くすためには、推敲にかなりの時間を要するものである。研究・教育だけでなく各種行政職に時間をとられきわめて多忙であるにもかかわらず、本企画に賛同されて優れた玉稿をお寄せいただいた執筆者の諸先生方に心から御礼を申し上げる次第である。本書に収録された珠玉のような力作を読むことをとおして、学習者が刑法学にさらに関心をもち問題点を深く考察するようになることを期待しつつ本書を世に送る。

平成10年夏

香川達夫
川端 博


目次

◇序――判例を学ぶ意義[刑法総論の場合]……………………… 香川 達夫 

 ◆第1章 刑法

I 罪刑法定主義

01 刑罰法規の明確性[徳島市公安条例事件]●最大判昭五〇・九・一〇刑集二九巻八号四八九頁
02 刑罰法規の明確性[福岡県青少年保護育成条例事件]●最大判昭六〇・一〇・二三刑集三九巻六号四一
三頁
03 判例変更と遡及処罰の禁止●最判平八・一一・一八刑集五〇巻一〇号七四五頁

II 刑法の解釈

04 旅館業者による煙草の分売[長沼温泉買置煙草事件]●最判昭三二・三・二八刑集一一巻三号一二七五

05 鳥獣保護法一条の四第三項の「捕獲」の意義●最判平八・二・八刑集五〇巻二号二二一頁

III 刑法の適用範囲

06 日本国内と国外の共犯――属地主義における犯罪地の決定●最決平六・一二・九刑集四八巻八号五七六

07 日本船舶の意味●最決昭五八・一〇・二六刑集三七巻八号一二二八頁
08 国外犯[三光丸(いわゆる第二の北島丸)事件]●最判昭四六・四・二二刑集二五巻三号四五一頁
09 刑の変更●最判昭二三・六・二二刑集二巻七号六九四頁
10 刑の変更[尊属傷害致死事件]●最判平八・一一・二八刑集五〇巻一〇号八二七頁
11 刑の廃止と限時法●最大判昭三七・四・四刑集一六巻四号三四五頁

 ◆第2章 構成要件該当性

I 主体と行為

12 法人の犯罪能力――犯罪の主体●大判昭一〇・一一・二五刑集一四巻一二一七頁
13 両罰規定と法人の過失――事業主たる法人の責任●最判昭四〇・三・二六刑集一九巻二号八三頁
14 両罰規定と過失推定説――事業主処罰の根拠●最大判昭三二・一一・二七刑集一一巻一二号三一一三頁
15 行為の意義――行為概念とその機能●大阪地判昭三七・七・二四下刑集四巻七=八号六九六頁

II 不作為犯

16 不作為による放火――不真正不作為犯の成立要件●大判昭一三・三・一一刑集一七巻二三七頁
17 不作為による殺人――等価値性の要件●東京地八王子支判昭五七・一二・二二判タ四九四号一四二頁
18 ひき逃げと不作為犯――ひき逃げの罪責●東京地判昭四〇・九・三〇下刑集七巻九号一八二八頁

III 因果関係

19 行為時に存した被害者の特殊事情と因果関係●最判昭四六・六・一七刑集二五巻四号五六七頁
20 第三者の故意行為の介入と因果関係[米兵轢逃げ事件]●最決昭四二・一〇・二四刑集二一巻八号一一
  一六頁
21 第三者の過失行為の介入と因果関係[桜木町事件]●最決昭三五・四・一五刑集一四巻五号五九一頁
22 被害者の行為の介入と因果関係[柔道整復師事件]●最決昭六三・五・一一刑集四二巻五号八〇七頁
23 不作為の因果関係●最決平一・一二・一五刑集四三巻一三号八七九頁

IV 構成要件的故意

24 結果発生の認識[殺人未遂事件]●大判大一一・五・六刑集一巻二五五頁
25 行為客体の性質の認識●最決平二・二・九判時一三四一号一五七頁
26 意味の認識[チャタレイ事件]●最大判昭三二・三・一三刑集一一巻三号九九七頁
27 条件つき故意●最判昭五九・三・六刑集三八巻五号一九六一頁
28 未必の故意●最判昭二三・一二・七刑集二巻一三号一七〇二頁
29 概括的故意●大判大六・一一・九刑録二三輯一二六一頁

V 過失

30 明文なき過失犯の処罰――過失による古物営業法違反●最判昭三七・五・四刑集一六巻五号五一〇頁
31 明文のない注意義務[踏切遮断機事故事件]●最決昭三七・一二・二八刑集一六巻一二号一七五二頁
32 業務上過失致死傷罪の予見可能性[坂東三津五郎フグ中毒死事件]●最決昭五五・四・一八刑集三四巻
三号一四九頁
33 予見可能性要件の内容[北大電気メス禍事件]●札幌高判昭五一・三・一八高刑集二九巻一号七八頁
34 予見可能性の対象[無断同乗事件]●最決平一・三・一四刑集四三巻三号二六二頁
35 信頼の原則[交差点右折事故事件]●最判昭四一・一二・二〇刑集二〇巻一〇号一二一二頁
36 管理・監督過失[大洋デパート火災事件]●最判平三・一一・一四刑集四五巻八号二二一頁
37 過失の競合[国鉄バス炎上事件]●高松高判昭二九・四・二〇高刑集七巻九号一三二一頁
38 業務上過失[住吉ゴム火災事件]●最決昭六〇・一〇・二一刑集三九巻六号三六二頁

VI 構成要件的事実の錯誤

39 方法の錯誤と故意犯の成否――強盗殺人罪の場合●最判昭五三・七・二八刑集三二巻五号一〇六八頁
40 殺人罪における結果併発と故意の個数●大判昭八・八・三〇刑集一二巻一四四五頁
41 実行者における客体の錯誤と共謀者の責任●大判昭六・七・八刑集一〇巻三一二頁
42 因果関係の錯誤――いわゆるヴェーバーの概括的故意●大判大一二・四・三〇刑集二巻三七八頁
43 抽象的事実の錯誤――行政法規違反における事実の認識[麻薬取締法違反事件]●最決昭六一・六・九
刑集四〇巻四号二六九頁
44 法律の錯誤と事実の錯誤[たぬき・むじな事件]●大判大一四・六・九刑集四巻三七八頁

 ◆第3章 違法性

I 法令行為

45 現行犯逮捕と傷害罪の違法阻却●最判昭五〇・四・三刑集二九巻四号一三二頁

II 正当業務行為

46 取材活動の限界[外務省秘密漏洩事件]●最決昭五三・五・三一刑集三二巻三号四五七頁
47 被害者の承諾と傷害罪の成否●最決昭五五・一一・一三刑集三四巻六号三九六頁
48 安楽死の要件●横浜地判平七・三・二八判時一五三〇号二八頁
49 争議行為の正当性の限界●最大判昭二五・一一・一五刑集四巻一一号二二五七頁

III 正当防衛

50 侵害の急迫性●最決昭五二・七・二一刑集三一巻四号七四七頁
51 防衛の意思[散弾銃発砲事件]●最判昭五〇・一一・二八刑集二九巻一〇号九八三頁
52 防衛行為の相当性?A●最判昭四四・一二・四刑集二三巻一二号一五七三頁
53 防衛行為の相当性?B●最判平一・一一・一三刑集四三巻一〇号八二三頁
54 国家のための正当防衛●最判昭二四・八・一八刑集三巻九号一四六五頁 
55 喧嘩と正当防衛●最判昭三二・一・二二刑集一一巻一号三一頁
56 過剰防衛●最判昭二四・四・五刑集三巻四号四二一頁
57 誤想過剰防衛?A●最決昭四一・七・七刑集二〇巻六号五五四頁
58 誤想過剰防衛?B●最決昭六二・三・二六刑集四一巻二号一八二頁

IV 緊急避難

59 現在の危難●最判昭三五・二・四刑集一四巻一号六一頁
60 自招危難●大判大一三・一二・一二刑集三巻八六七頁
61 動物による侵害●大判昭一二・一一・六裁判例?ツ刑法八六頁
62 避難行為の相当性●東京高判昭五七・一一・二九刑月一四巻一一=一二号八〇四頁
63 過剰避難[狩勝トンネル事件]●最判昭二八・一二・二五刑集七巻一三号二六七一頁
64 誤想過剰避難●大阪簡判昭六〇・一二・一一判時一二〇四号一六一頁

V 実質的違法性

65 ピケッティングの際の逮捕行為の実質的違法性[光文社事件]●最判昭五〇・一一・二五刑集二九巻一
〇号九二八頁
66 実質的違法性の判断基準[久留米駅事件]●最大判昭四八・四・二五刑集二七巻三号四一八頁
67 超法規的違法性阻却事由の存否[舞鶴事件]●最決昭三九・一二・三刑集一八巻一〇号六九八頁
68 法益衡量と超法規的違法性阻却事由[東大ポポロ劇団事件]●最大判昭三八・五・二二刑集一七巻四号
三七〇頁
69 公労法一七条一項違反の争議行為と刑法上の違法性[全逓名古屋中郵事件]●最大判昭五二・五・四刑
集三一巻三号一八二頁
70 公務員の争議行為と違法性の強弱[全農林警職法事件]●最大判昭四八・四・二五刑集二七巻四号五四
七頁

71 マジックホンと有線電気通信妨害罪・偽計業務妨害罪[マジックホン事件]●最決昭五九・四・二七刑
集三八巻六号二五八四頁

 ◆第4章 責任

I 責任主義

72 結果的加重犯と過失の要否●最判昭三二・二・二六刑集一一巻二号九〇六頁

II 責任能力

73 心神喪失と心神耗弱●大判昭六・一二・三刑集一〇巻六八二頁
74 精神分裂病と責任能力●最決昭五九・七・三刑集三八巻八号二七八三頁
75 原因において自由な行為――故意犯の場合●名古屋高判昭三一・四・一九高刑集九巻五号四一一頁
76 原因において自由な行為――過失犯の場合●最判昭二六・一・一七刑集五巻一号二〇頁
77 心神耗弱と原因において自由な行為●最決昭四三・二・二七刑集二二巻二号六七頁
78 実行行為と責任能力●長崎地判平四・一・一四判時一四一五号一四二頁

III 違法性の認識と錯誤

79 法律の不知[堰根橋事件]●最判昭三二・一〇・一八刑集一一巻一〇号二六六三頁
80 違法性の意識[百円札模造事件]●最決昭六二・七・一六刑集四一巻五号二三七頁

IV 期待可能性
81 刑の選択(量刑)と適法行為の期待可能性[第五柏島丸事件]●大判昭八・一一・二一刑集一二巻二〇
七二頁
82 期待可能性と構成要件の解釈[失業保険料不納付事件]●最判昭三三・七・一〇刑集一二巻一一号二四
七一頁
83 期待可能性の判断基準[物価統制令違反事件]●東京高判昭二三・一〇・一六高刑集一巻追録一八頁

 ◆第5章 未遂犯

I 着手時期と終了時期

84 窃盗罪における実行の着手――主観説と客観説●最決昭四〇・三・九刑集一九巻二号六九頁
85 強姦罪における実行の着手●最決昭四五・七・二八刑集二四巻七号五八五頁
86 離隔犯の実行の着手[毒入り砂糖郵送事件]●大判大七・一一・一六刑録二四輯一三五二頁
87 輸入行為の着手――船舶による覚せい剤密輸入罪の実行の着手時期●大阪高判昭五九・一一・九判タ五
五五号三四九頁
88 結合犯の実行の着手――「拘禁場又ハ械具ヲ損壊シ」たに止まる場合の加重逃走未遂罪の成否●最判昭
五四・一二・二五刑集三三巻七号一一〇五頁
89 実行行為の終了時期――日本刀で一回切りつけるに止めた場合●東京高判昭五一・七・一四判時八三四
号一〇六頁

II 中止未遂

90 着手未遂の中止●東京高判昭六二・七・一六判時一二四七号一四〇頁
91 驚愕と任意性――出血をみて中止した場合に中止犯の成立を認めた事例●福岡高判昭六一・三・六判時
一一九三号一五二頁
92 結果防止行為の真摯性●大阪高判昭四四・一〇・一七判タ二四四号二九〇頁
93 実行未遂の中止――共同正犯における中止行為●大判昭一二・一二・二四刑集一六巻一七二八頁
94 予備の中止●最大判昭二九・一・二〇刑集八巻一号四一頁

III 不能犯

95 硫黄による殺人●大判大六・九・一〇刑録二三輯九九九頁
96 空気注射と殺人●最判昭三七・三・二三刑集一六巻三号三〇五頁
97 懐炉灰を利用した時限発火装置と放火の不能●東京高判昭五八・八・二三判時一一〇六号一五八頁
98 客体の不能●広島高判昭三六・七・一〇高刑集一四巻五号三一〇頁

 ◆第6章 共犯

I 間接正犯

99 刑事未成年者の利用と間接正犯●最決昭五八・九・二一刑集三七巻七号一〇七〇頁
100 第三者の利用と間接正犯●最決昭三一・七・三刑集一〇巻七号九五五頁
101 他人の適法行為の利用と間接正犯●大判大一〇・五・七刑録二七輯二五七頁

II 共同正犯

102 共同正犯と意思の連絡――片面的共同正犯●大判大一一・二・二五刑集一巻七九頁
103 共同正犯と幇助犯の区別●最判昭二三・三・一六刑集二巻三号二二〇頁
104 過失の共同正犯●最判昭二八・一・二三刑集七巻一号三〇頁
105 承継的共同正犯●札幌高判昭二八・六・三〇高刑集六巻七号八五九頁
106「窃盗犯人」でない者の事後強盗への加功●東京地判昭六〇・三・一九判時一一七二号一五五頁
107 共謀共同正犯[練馬事件]●最大判昭三三・五・二八刑集一二巻八号一七一八頁
108 共謀関係からの離脱●松江地判昭五一・一一・二刑月八巻一一=一二号四九五頁
109 共同正犯関係からの離脱●最決平一・六・二六刑集四三巻六号五六七頁
110 予備罪の共同正犯●最決昭三七・一一・八刑集一六巻一一号一五二三頁

III 教唆犯・幇助犯

111 未遂の教唆――おとり捜査●最決昭二八・三・五刑集七巻三号四八二頁
112 過失犯に対する教唆の成否――過失による有毒飲食物等取締令違反の教唆●東京高判昭二六・一一・
七高刑判特二五号三一頁
113 教唆と錯誤●最判昭二五・七・一一刑集四巻七号一二六一頁
114 助言による幇助――助言による殺人の幇助●最大判昭二五・七・一九刑集四巻八号一四六三頁
115 不作為による従犯――町会議員選挙罰則違反の不作為による幇助●大判昭三・三・九刑集七巻一七二頁
116 幇助の因果性●東京高判平二・二・二一判タ七三三号二三二頁
117 承継的従犯――強盗殺人罪の強取行為の幇助●大判昭一三・一一・一八刑集一七巻八三九頁
118 従犯と錯誤●最判昭二五・一〇・一〇刑集四巻一〇号一九六五頁

IV 共犯をめぐる諸問題

119 共同正犯と過剰防衛●最決平四・六・五刑集四六巻四号二四五頁
120 共同正犯と量的過剰●最判平六・一二・六刑集四八巻八号五〇九頁
121 共同正犯と中止未遂●最判昭二四・一二・一七刑集三巻一二号二〇二八頁
122 真正身分犯と共犯●大判昭七・五・一一刑集一一巻六一四頁
123 不真正身分犯と共犯●最判昭三二・一一・一九刑集一一巻一二号三〇七三頁
124 不真正身分犯と「営利の目的」●最判昭四二・三・七刑集二一巻二号四一七頁

 ◆第7章 罪数

125 包括一罪[米俵三回窃取事件]●最判昭二四・七・二三刑集三巻八号一三七三頁
126 観念的競合における一個の行為●最大判昭四九・五・二九刑集二八巻四号一一四頁
127 観念的競合[ひき逃げ傷害事件]●最大判昭五一・九・二二刑集三〇巻八号一六四〇頁
128 牽連犯●最判昭三二・七・一八刑集一一巻七号一八六一頁
129 かすがい現象●最決昭二九・五・二七刑集八巻五号七四一頁

 ◆第8章 刑罰

130 死刑選択の基準[永山事件]●最判昭五八・七・八刑集三七巻六号六〇九頁

  判例索引/293
  事項索引/299

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執筆者

浅田和茂・大阪市立大学/井田 良・慶應義塾大学/今井猛嘉・法政大学/大塚裕史・岡山大学/岡野光雄・早稲田大学/奥村正雄・清和大学 香川達夫・学習院大学/川端 博・明治大学/木村光江・東京都立大学/葛原力三・関西大学/斎藤信治・中央大学 佐久間修・大阪大学/須之内克彦 愛媛大学/関 哲夫・東亜大学/高橋則夫・早稲田大学/高山佳奈子 成城大学 長井長信・南山大学/林 弘正・清和大学/林美月子・神奈川大学/林 陽一・千葉大学/日?給`博・専修大学 松宮孝明・立命館大学/山中敬一・関西大学/山火正則・神奈川大学/山本輝之・帝京大学

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