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  平成著作権法改正ハンドブック

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平成著作権法改正ハンドブック

大橋正春 編著

2,000円 A5 192頁 978-4-385-32176-9 (品切)

平成以降、めまぐるしく改正される著作権法の改正法全般を網羅。改正経緯やポイント、最新の実務運用や判例の状況等をコンパクトにまとめた、これまでに類のない解説書。実務担当者・研究者の必携書。 はしがき 目次

2002年3月1日 発行



●はしがき

 近年、最も頻繁に改正されている法律の一つが著作権法です。しかも、その改正の内容は単なる技術的なものにとどまらず、保護期間の延長であったり、新しい権利の創設であったりと、著作権法の本質に関わるものも少なくありません。さらには、技術的保護手段の回避といった、従来の著作権法の分野から一歩踏み出したともいえるような改正もなされています。

 こうした状況を前に、「現在、著作権法はどうなっているのか」「自分の知っている著作権法はどこへ行ってしまったのか」という感を抱く者も少なくありません。これは、私自身が抱いた感想・疑問でもあります。

 本書は、こうした疑問に答えることを目的としたものです。昭和年代の改正を経た著作権法を出発点として、平成に入っての改正の内容を、テーマごとにまとめたものです。改正の理由と内容を簡潔に記述することを目的としています。そのため、理論的な深みや体系性に欠ける点もありますが、本書がそれを目的としていないためということでご理解いただければ幸いです。

 本書では、著作権と著作隣接権を分けずに、同一の項目のもとで扱っています。これは、斉藤博先生の『著作権法』(有斐閣、2000年)の構成にならったものです。斉藤先生には日ごろの学恩を併せて御礼を申し上げます。

 若い弁護士たちに本書の執筆の機会を与え、励ましをいただいた三省堂法律書出版部の福井昇氏には、心から感謝申し上げたいと思います。

 2002年2月

執筆者を代表して
大橋正春



●目  次

序 章 著作権法改正の経緯

[1]現行著作権法の制定から昭和63年改正まで……2

[2]平成元年改正(平成元年法律43号)――実演家等保護条約締結に伴う改正……3

[3]平成3年改正(平成3年法律63号)――著作隣接権の保護強化……5

[4]平成4年改正(平成4年法律106号)――私的録音・録画問題に係る改正……6

[5]平成5年改正(行政手続法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律による改正)……8

[6]平成6年改正(平成6年法律112号)――TRIPS協定締結に係る改正……9

[7]平成7年改正(刑法の一部を改正する法律による改正)……10

[8]平成8年改正(平成8年法律117号)……11

[9]平成9年改正(平成9年法律86号)……12

[10]平成10年改正(学校教育法等の一部を改正する法律による改正)……14

[11]平成11年改正(行政機関の保有する情報の公開に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律による改正)――情報公開法等との調整……14

[12]平成11年改正(平成11年法律77号)――デジタル化・ネットワーク化への対応……16

[13]平成12年改正(平成12年法律56号)……18

[14]平成12年改正(著作権等管理事業法の制定に伴う改正)……20

[15]平成13年改正(独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律による改正)……20

第1章 著作権法の適用範囲

改正のポイント……23

1 平成改正前の規定の概要 24

[1]著作物……24
[2]実 演……25
[3]レコード……25
[4]放 送……25
[5]有線放送……26

2 著作権法の適用範囲の拡大 27

[1]改正の経緯……27
[2]平成改正の内容……28
[3]遡及的保護の拡大……29
3 平成の重要判例と将来の動向 31

第2章 権利の客体

改正のポイント……33

1 現行著作権法の規定の概要 34

[1]著作物……34
[2]二次的著作物……36
[3]編集著作物……37
[4]データベース……37
[5]共同著作物……38
[6]権利の目的とならない著作物……38
[7]著作隣接権の客体……39

2 平成の重要判例 41

第3章 権利の主体

改正のポイント……45

1 平成改正前の規定の概要 46

[1]総 説……46
[2]著作者の推定……46
[3]職務著作……47
[4]映画の著作物の著作者……47
[5]著作隣接権の主体……48

2 実演に関する著作隣接権の主体の拡大 49

[1]改正の経緯……49
[2]平成改正の内容……49

3 貸与権の主体の拡大 50

[1]改正の経緯……50
[2]平成改正の内容……50

4 平成の重要判例と将来の動向 52

第4章 権  利

改正のポイント……53

1 平成改正前の規定の概要と平成改正の概要 54

[1]著作者人格権……54
[2]実演家の人格権……54
[3]著作権……54
[4]著作隣接権……58

2 公衆送信関係の改正 60

[1]改正の経緯……60
[2]平成改正の内容……60

3 譲渡権の新設と上映権の拡大 64

[1]改正の経緯……64
[2]平成改正の内容……65

4 演奏権に関わる経過措置の廃止 69

5 私的録音・録画補償金制度 70

[1]改正の経緯……70
[2]平成改正の内容……72

6 平成の重要判例と将来の動向 75

第5章 権利の制限

改正のポイント……81

1 平成改正前の規定の概要と平成改正の概要 82

[1]著作者人格権の制限……82
[2]実演家の人格権の制限……84
[3]著作権・著作隣接権の制限……84

2 情報公開法制定に伴う著作者人格権・著作権との調整 98

[1]改正の経緯……98
[2]平成改正の内容……101

3 私的使用に関する改正(技術的保護手段の回避) 104

[1]改正の経緯……104
[2]平成改正の内容……105

4 視聴覚障害者のための著作物の利用に関する改正 109

[1]改正の経緯……109
[2]平成改正の内容……110

5 平成の重要判例と将来の動向112

第6章 保護期間

改正のポイント……115

1 平成改正前の規定の概要と平成改正の概要 116

[1]権利の発生と消滅……116
[2]保護期間の原則……116
[3]保護期間の特則……117
[4]その他……119

2 著作隣接権の保護期間の延長 121

[1]改正の経緯……121
[2]平成改正の内容……121

3 貸与権の起算日の変更 123

[1]改正の経緯……123
[2]平成改正の内容……123

4 相互主義の拡大 124

[1]改正の経緯……124
[2]平成改正の内容……124

5 写真の著作物の保護期間の延長 125

[1]改正の経緯……125
[2]平成改正の内容……125

6 平成の重要判例と将来の動向 126

第7章 権利の管理

改正のポイント……127

1 平成改正前の規定の概要と平成改正の概要128

[1]集中管理と仲介業務法……128
[2]権利の登録……128
[3]仲介業務法の廃止と著作権等管理事業法の制定……129

2 著作権等管理事業法の主な内容131

[1]登録制……131
[2]規制対象となる「管理委託契約」、「著作権等管理事業」……131
[3]法の規制する「著作物」の範囲……132
[4]業務運営に関する規程(管理委託契約約款)の作成・届出義務等……132

第8章 権利の救済と処罰

改正のポイント……135

1 平成改正前の規定の概要と平成改正の概要136

[1]侵害とみなす行為……136
[2]差止め……136
[3]損害賠償請求……137
[4]原状回復請求……137
[5]不当利得返還請求……138
[6]処 罰……138

2 侵害とみなす行為に関する改正139

[1]改正の経緯……139
[2]平成改正の内容……140

3 民事的救済に関する改正146

[1]改正の経緯……146
[2]平成改正の内容……147

4 刑事罰に関する改正155

[1]改正の経緯……155
[2]平成改正の内容……156

5 平成の重要判例と将来の動向161

資 料

著作権に関する世界知的所有権機関条約(WIPO著作権条約)……166
WIPO実演・レコード条約(参考訳)……171

事項索引……179

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