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  判例民事執行法

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判例民事執行法

浦野雄幸 編著  (品切)

6,800円 A5判 688頁 978-4-385-32212-4

現行民事執行法に関し、その施行から今日まで数次に亘る法改正の経緯と当該法改正前後の判例の流れ、それを巡る条文の解釈、運用について、実務の処理を正確に理解をするため、2千件を超える判例の要旨(執行実務協議会等の協議結果、国際関係の判例も含む)を細項目に分類しタイトルを付して収録。付録(判例・先例索引)。

2005年2月2日 発行

編著者紹介 はしがき 目次




●編著者紹介

浦野雄幸(うらの・ゆうこう)

昭和33年3月、東京大学大学院修了。同年4月裁判官判事補に任官、同38年4月立法作業に従事するため法務省民事局に出向し、不動産登記法、商法、会社更生法、民事訴訟法等の改正作業に参画、民事執行法の主任参事官として、同法を成立させる。法務省在任中、司法試験委員、最高裁判所規則制定諮問委員会幹事等を歴任。昭和54年7月、東京高等裁判所判事に転出。横浜地方裁判所判事、名古屋地方裁判所判事、松山家庭裁判所所長。平成5年2月、判事退官、東海大学教授に就任、弁護士登録。現在、弁護士・東海大学大学院専任教授。

〔民事執行法関係主要著書・論文〕

『逐条概説民事執行法』商亊法務研究会(初版昭和54年、全訂版昭和56年)
『船舶執行の新たな展開(民事執行法の基本構造)』西神田編集室(昭和56年)
『要点民事執行法(新訂版)』商亊法務研究会(初版昭和56年、新訂版平成3年)
「最近の船舶競売をめぐる諸問題(1)〜(4)」NBL309〜312号(昭和59年)
『条解民事執行法』商事法務研究会(昭和60年)
「船舶関係担保の内容と効力(担保法大系(III))」金融財政事情研究会(昭和60年)
『注解民事執行法(4)船舶執行、(6)船舶仮差押執行』第一法規(昭和60年)
『基本法コンメンタール民事執行法(第4版)(別冊法学セミナー)』日本評論社(初版昭和61年、4訂版平成11年)
「船舶競売の基本構造─船舶抵当権の実行とArrest(民事手続法学の革新(下)〔三ケ月章先生古稀祝賀〕)」有斐閣(平成3年)
「船舶の金融・取引と債権の管理・回収第1部〜第4部」金融法務事情1434・1435号、1442・1443号、1445・1447号(平成7年・8年)

〔その他の著書〕

『新・新不動産登記読本』商亊法務研究会(初版昭和41年、全訂版昭和63年、新版平成6年)
『改正借地・借家法の解説』大成出版社(昭和42年)
『株式会社監査制度論』商亊法務研究会(昭和45年)
『判例不動産登記法ノート(一)〜(四)』テイハン(昭和63年〜平成9年)
『新編判例・先例コンメンタール〈特別法〉不動産登記法(1〜5)』(幾代通教授と共編)三省堂(平成11年)
『判例・先例コンメンタール《判例・先例[要旨]で学ぶ》新編不動産登記法(別巻)』三省堂



●はしがき

 民事執行法(昭和54年法律第4号)が同55年(1980年)10月1日から施行されて、早くも24年が経過した。その間の国内外の社会、政治、経済情勢の変化はめまぐるしい。特に、21世紀になってからの我が国の構造改革は、行政改革を初めとして、裁判制度、執行制度の改革にも及び、特に執行制度に関しては金融機関が抱える不良債権の回収が喫緊の政治課題として取り上げられ、債権の迅速な回収のための担保法の改正を伴う民事執行法の改正は、平成8年以来議員立法により再三に亘り、実施された。そして、法制審議会の答申に基づく政府立案の改正も、平成15年の法律第134号で実現された。

 しかし、この間の改正の情勢をみると、編著者が昭和54年当時、法務省民事局の主任参事官として立案しようとした民事執行法の立法の趣旨は、大きく変貌した。それも時代の流れであろうが、民事執行、特に、その権利実現の基本構造の転換も迫られている昨今である。

 本書は、かかる観点から、現行民事執行法に関し、その施行から今日まで数次に亘る法改正の経緯と当該法改正前後の判例の流れ、これを巡る条文の解釈、運用について、実務の処理を正確に理解をするため、2千件を超える判例(法務省民事局長等の登記、供託等に関する行政先例及び裁判所の執行実務協議会の決議等を含めて、本書では、すべて「判例」と表示した。)の要旨を項目毎に分類してタイトルを付して収録した。なお、旧法(民事執行法施行前の旧民事訴訟法及び旧競売法)関係の判例についても、解釈、運用上現行民事執行法の参考となる判例も、その主要なものをできる限り収録することとした。

 時恰も、平成16年4月から新司法試験のための法科大学院が全国一斉に開校し、新しい法曹を目指すため、実務を広く取り入れた教育が開始された。この法曹実務の勉学、研究には、実体的権利とその実現手続としての民事執行法を学ぶことは、法学の研究者、弁護士、司法書士等の専門の実務家は勿論、これから新しい法曹の一員となろうとする法科大学院の学生、受験生にとっても、必要不可欠である。

 本書が、かかる研究者、実務家、学生にとって、民事執行法の歴史とその改正の変遷を通じて、判例の要旨により、民事執行法の理論と実務を学ぶための必携の参考書となることを希求し、本書を世に贈る。読者諸賢の御叱正を乞う次第である。

 本書の上梓に当たっては、三省堂出版部の鈴木良明氏には、一方ならぬ御協力を頂いた。特に、本書の最終校正の多忙の最中に、同氏夫人が急逝された。鈴木氏がその悲しみを怺えて本書の校正等の作業をされる姿を見るにつけ、若くして超特急列車で他界された同氏夫人の御冥福を心から祈念する次第である。また、細かい判例の整理を多忙な事務の中でお手伝いを頂いた編著者の法律事務所の秘書の西嶋由美女史に謝意を表する。ここに記して、お二人に心から感謝申し上げるものである。

   平成16年10月

法科大学院研究室にて
編著者 浦野雄幸

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