ことばは人を育て、未来をきりひらく知の源です。三省堂はことばをみつめて135年 サイトマップお問い合わせプライバシーポリシー
三省堂 SANSEIDOトップページ 三省堂WebShop辞書総合サイト Wrod-Wise Web教科書総合サイト ことばと教科
辞書教科書電子出版六法・法律書一般書参考書教材オンラインサービス
書名検索漢字かな著者名検索漢字かな詳細検索
新刊・近刊案内
メディアでの紹介
本の注文
書店様専用
大学向けテキスト
卒業記念
名入れ辞書
品切れのご案内
「ぶっくれっと」アーカイブ
会社案内
採用情報
謹告
三省堂印刷
三省堂書店へ
三省堂書店はこちら
声に出して読めない日本語。
「ほぼ日刊イトイ新聞」
(『大辞林』タイアップ・サイト)
  新 解説世界憲法集

法律書ジャンル別案内


新 解説世界憲法集

【第2版、2010年4月9日刊行】 ⇒ 第2版ページへ

初宿しやけ正典(京都大学教授)・辻村みよ子(東北大学教授) 編

執筆者 江島晶子(明治大学教授)・野坂泰司(学習院大学教授)・中村 英(東北学院大学教授)・井口文男(岡山大学教授)・関根照彦(明治学院大学講師)・竹森正孝(岐阜大学教授)・鈴木 賢(北海道大学教授)・岡 克彦(長崎県立大学教授)

2,400円 四六 416頁 978-4-385-31304-7

解説つき世界憲法集の最新決定版。世界の憲法の歴史と、今日的動向を明らかにする。2006年ドイツ基本法大改正など最新の改正を収録。イギリス・スイス・ロシア・韓国・中国の解説・訳文を刷新した。

はしがき   目次

改正法情報(2008年9月30日現在)


1988年 9月20日 「解説 世界憲法集」として初版発行
1994年 3月20日 第3版発行
2001年 3月30日 第4版発行
2006年11月25日 「新解説世界憲法集」と改題して発行



●はしがき

 1988年9月に樋口陽一・吉田善明編で出発した『解説 世界憲法集』は、その後、版を重ねて第4版第4刷(2004年3月)まで刊行された。およそ3〜4年ごとに改訂されたが、さらに増刷時にもそれぞれの時点での可能な限りの修正が加えられたことを加味すれば、かなり頻繁な改訂が行われたことがわかる。これは、ひとえに読者の多大なご支持のお蔭であるが、そればかりではない。本書に掲載した主要国の憲法に種々の変更が加えられ、憲法状況が激しく変容した結果でもある。

 実際、20世紀末の10年余は、まさに世紀末の憲法変動の時代であった。序章でも概観するように、国際化やグローバリゼーション、欧州統合などの影響下に、ドイツ、フランス、イタリア、スイス、ロシア、中国など多くの国で、憲法の改訂が繰り返された。また、人権の普遍化と文化の多様化という両局面の狭間で、イギリス、アメリカなどの欧米諸国やアジア諸国などほとんどの国で、人権理論や人権保障のあり方に大きな進展や変容が認められた。一国の憲法だけをみていたのではとうてい理解できない、動態としての憲法状況の変容の過程が、本書に凝縮されているといってよい。

 日本も決して例外ではない。21世紀最初の年に衆参両院に憲法調査会が設置され、5年後にはその報告書も提出された。憲法をとりまく環境も、平和主義や人権保障のあり方に大きな影響を与えている。憲法改正を射程に入れた政治動向も、まさに風雲急を告げている。

 このような世紀転換期に、本書も、21世紀の新たな憲法動向を展望すべく、再出発することとなった。旧版から参加してきた初宿と辻村が新たに編者となり、イギリス、スイス、ロシア、中国および韓国の5カ国については新規の担当者に執筆して頂いた。これらの国以外のアメリカ、ドイツ、フランス、カナダおよびイタリアの5カ国については、従来の担当者が、現況を踏まえて訳文全体を見直して解説を改訂した。このほか、全体を横組みにして新しい体裁に変更した。

 こうして、本書は、初宿・辻村編『新解説世界憲法集』として新たに世に問われることになった。昨今の日本の「ムード的な議論」に対して、諸国の憲法体験について「本当のことを知ったうえでの地についた議論が必要」(旧第4版はしがき)という認識や編集方針は変わっていない。諸国で憲法改正等が実施された背景や内容を比較憲法的な視点に立って理論的に分析し、各国で憲法理念を実現するためにいかに真摯な努力が続けられてきたかについて学びとることが、いまこそ私たちに求められている。

 このような認識に支えられた本書が、今後も多くの学生、研究者また市民に温かく支持されることを願ってやまない。また、これまで『解説 世界憲法集』を生み育ててこられた樋口・吉田両先生をはじめ、今回勇退された諸先生に心からの感謝を捧げると同時に、最初から一貫して困難な編集作業を担当してくださった三省堂法律書出版部の皆様に、厚くお礼を申し上げる。

 2006年10月

共編者



●目  次

凡例

序章 世界の憲法を読む(初宿正典・辻村みよ子)
 1 世界の憲法の読み方
 2 世界の憲法動向

イギリス(江島晶子)
 《解説》
 ●マグナ・カルタ〔抄〕
 ●人身保護法〔抄〕
 ●権利章典
 ●議会法〔抄〕
 ●国民代表法(1983年)〔抄〕
 ●国民代表法(1985年)〔抄〕
 ●ヨーロッパ共同体法〔抄〕
 ●最高法院法〔抄〕
 ●人権法〔抄〕
 ●2005年憲法改革法〔抄〕

アメリカ合衆国(野坂泰司)
 《解説》
 ●アメリカ合衆国憲法
  前文
  第1条 連邦議会
  第2条 大統領
  第3条 連邦司法部
  第4条 連邦制
  第5条 憲法修正
  第6条 最高法規
  第7条 発効
  修正条項
 ●1776年7月4日、連合会議における13のアメリカ連合諸邦の全員一致の宣言(独立宣言)

カナダ(中村 英)
 《解説》
 ●1867年憲法法〔抄〕
  第1章 はしがき
  第2章 連邦
  第3章 執行権
  第4章 立法権
  第5章 州の機構
  第6章 立法権の配分
  第7章 司法
  第8章 歳入、債務、資産、課税
  第9章 雑則
  第10章 州際鉄道
  第11章 多の植民地の加入
 ●1982年憲法法〔抄〕
  第1章 権利および自由に関するカナダ憲章
  第2章 カナダ連邦の先住民の権利
  第3章 平等化および地域的不均衡
  第4章 憲法会議
  第4・1章 憲法会議
  第5章 カナダ憲法の改正手続き
  第6章 1867年憲法法の改正
  第7章 総括規定

イタリア共和国(井口文男)
 《解説》
 ●イタリア共和国憲法
  基本原理
  第1部 市民の権利および義務
   第1章 市民的関係
   第2章 倫理的・社会的関係
   第3章 経済的関係
   第4章 政治的関係
  第2部 共和国の組織
   第1章 国会
   第2章 大統領
   第3章 政府
   第4章 司法
   第5章 州、県、市町村
   第6章 憲法保障
  経過および補則規定

ドイツ連邦共和国(初宿正典)
 《解説》
 ●ドイツ連邦共和国基本法
  前文
  1 基本権
  2 連邦およびラント
  3 連邦議会
  4 連邦参議院
  4a 合同委員会
  5 連邦大統領
  6 連邦政府
  7 連邦の立法
  8 連邦法律の執行および連邦行政
  8a 共同任務
  9 裁判
  10 財政制度
  10a 防衛上の緊急事態
  11 経過規定および終末規定
 ●基本法の構成部分とされているヴァイマル憲法の条文

フランス(辻村みよ子)
 《解説》
 ●フランス第5共和国憲法
  前文
  第1章 主権
  第2章 共和国大統領
  第3章 政府
  第4章 国会
  第5章 国会と政府との関係
  第6章 条約および国際協定
  第7章 憲法院
  第8章 司法権
  第9章 高等法院
  第10章 政府構成員の刑事責任
  第11章 経済社会評議会
  第12章 地方公共団体
  第13章 ニュー=カレドニアに関する経過規定
  第14章 提携協定
  第15章 欧州共同体および欧州連合
  第16章 改正
  第17章 〔経過規定〕 削除
 ●フランス第4共和国憲法〔抄〕
 ●人および市民の権利宣言
 ●環境憲章

スイス(関根照彦)
 《解説》
 ●スイス連邦憲法
  前文
  第1編 総則
  第2編 基本権、市民権および社会目標
   第1章 基本権
   第2章 市民権および政治的権利
   第3章 社会目標
  第3編 連邦、カントンおよび自治体
   第1章 連邦とカントンの関係
   第2章 管轄権
   第3章 財政秩序
  第4編 国民およびカントン
   第1章 総則
   第2章 イニシアティブとレファレンダム
  第5編 連邦官庁
   第1章 総則
   第2章 連邦議会
   第3章 連邦参事会および連邦行政部
   第4章 連邦裁判所
  第6編 連邦憲法の改正と経過規定
   第1章 改正
   第2章 経過規定

ロシア連邦(竹森正孝)
 《解説》
 ●ロシア連邦憲法
  前文
  第1編
   第1章 憲法体制の原則
   第2章 人と市民の権利および自由
   第3章 連邦構造
   第4章 ロシア連邦大統領
   第5章 連邦議会
   第6章 ロシア連邦政府
   第7章 司法権
   第8章 地方自治
   第9章 憲法の全文改正および一部改正
  第2編
  雑則びおよび経過規定

中華人民共和国(鈴木 賢)
 《解説》
 ●中華人民共和国憲法
  前文
  第1章 総綱
  第2章 市民の基本的権利および義務
  第3章 国家機構
  第4章 国旗、国歌、国章、首都

大韓民国(岡 克彦)
 《解説》
 ●大韓民国憲法
  前文
  第1章 総綱
  第2章 国民の権利および義務
  第3章 国会
  第4章 政府
  第5章 法院
  第6章 憲法裁判所
  第7章 選挙管理
  第8章 地方自治
  第9章 経済
  第10章 憲法改正

日本国憲法
 第1章 天皇
 第2章 戦争の放棄
 第3章 国民の権利及び義務
 第4章 国会
 第5章 内閣
 第6章 司法
 第7章 財政
 第8章 地方自治
 第9章 改正
 第10章 最高法規
 第11章 補則

このページのトップへ