書名 漢字 よみ 著者名 漢字 よみ
さらに詳しく検索

トップ・ページ  新刊・近刊
辞書  電子出版  一般書  六法・法律書  教科書  参考書  教材  品切一覧

あなたの日本語力診断
100選


あなたの日本語力診断 100選

蒲谷(かばや) 宏 監修

950円 四六 208頁 978-4-385-60221-X (品切)

テスト形式で自分の能力を試し、欠点をチェックしながら日本語全般を習得できるように工夫し、編集。「漢字」「語彙」「敬語」「文法」「表現」の5章に大別して構成し、各分野ごとに標準的な練習問題を提示し、解説と解答。

2002年 7月25日 発行

 美しい日本の名文・名詩・名歌

監修者略歴 蒲谷 宏(かばや・ひろし)

 一九五七年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程を修了。早稲田大学大学院日本語教育研究科教授。専門は、日本語学・日本語教育学。主な研究課題は、敬語表現を中心とした待遇表現・待遇表現教育。
 著書に、『敬語表現』(大修館書店)、共同執筆に『言葉に関する問答集―敬語編』『同―敬語編(2)』(文化庁)、『日本語文法』(白帝社)、監修に『実戦・実用日本語トレー二ング』(講談社)などがある。

執筆協力者略歴 難波 哲(なんば・さとし)

 一九五一年生まれ。日本大学芸術学部卒。フランス留学後、フランスTODA社を経て、現在、ジャッコ東京本社副支配人。英、仏、中国語をこなす国際派。著書に、『言葉のセンスを磨く法』(中央経済社)がある。

著編者略歴 日本のことば研究会

 公・私立の高校教師で構成する国語研究グループ。編著に、『漢字の雑学なんでも事典』(三笠書房)、『実戦・実用日本語トレーニング』(講談社)、『美しい日本の名文・名詩・名歌』(三省堂)などがある。

このページのトップへ



●監修者の言葉

 日本語で表現する能力、日本語で表現されたものを理解する能力を高めるためには、いろいろな方法があるでしよう。

 本書では、そうした日本語の表現能力・理解能力の基礎となる、「漢字」の知識、「語彙」の知識、「敬語」の知識、「文法」の知識、「表現」の知識などについて、それらがどの程度身についているのかを簡単なテスト形式で「診断」し、解説を読むことによって、それぞれに関する能力を養っていくという方法を取っています。

 しかしながら、「漢字」や「語彙」や「敬語」や「文法」、「表現」に関する「知識」が、単に断片的な言葉の知識、あるいは、物知りのための知識にとどまっていたのでは、あまり意味がありません。それぞれが、実際の表現、理解に生かされ、役立ってこそ、真の知識となるのではないでしようか。

 大切なのは、言葉に関する知識を増やすことではなく、言葉に対する意識を高めることです。言葉をうまく使うという考え方ではなく、「人間関係」や「状況」に応じて、適切に「表現すること」、そして適切に「理解すること」、よりよいコミュニケーションにつなげるために、言葉や知識を生かしていくことこそが重要なのです。

 本書も、そうした意識を持って利用していただくのがよいかと思います。「敬語」に関しては、従来の尊敬語、謙譲語、丁寧語、といった用語に加えて、「丁重語」(いたす、まいる等)、「美化語」(お花、ご飯等)という用語も使いました。「丁重語」は、「改まり」という配慮を表す敬語、「美化語」は言葉を「きれいにする」敬語ということになります。

 「敬語」および「敬語表現」について詳しくは、蒲谷宏・川口義一・坂本惠著『敬語表現』(大修館書店)を御参照ください。

 本書を通じ、表現能力・理解能力を高めるための基礎となる様々な知識を学ぶことで、よりよいコミュニケーションにつながることを願っています。

 なお、編著者である「日本語のことば研究会」で作成された練習問題を、基本的にはすべて尊重しました。ただし、第3章については、監修者の判断で若干修正した点があることをお断りしておきます。

 最後になりましたが、「日本のことば研究会」の先生方の御努力に対し、感謝の意を捧げたいと思います。

蒲谷 宏

このページのトップへ



●はじめに

 私たちは普段、日常語として日本語を使っていますので、自分の日本語は大丈夫だと考える人が多いようです。しかし、その「日本語」「ことば」について、私たちはどれくらいの知識を持ち、これを適切に運用しているでしようか。

 とくに最近、日本語の乱れ、日本語能力の低下が著しくなってきています。日本語の基本である「読み」「書き」の能力の低下だけでなく、適切に敬語が使えない、他人の言っていることが理解できない、自分の意思を相手に適切に伝えられないなど、その影響は日本語全般に及んでいます。

 日本語の乱れは、仕事にも支障をきたし、職場やその他の人間関係で大事なコミュニケーションの崩壊にもつながります。また、これから就職しよう、進学しようとする人にとって、筆記試験、面接試験、作文など「日本語」「ことば」が関わる選考の関門は幾つも待ち構えています。

 「日本語」を磨くとき漢字だけでなく、敬語の使い方、語彙力、助詞の使い方、会話・文章の表現能力を磨くことも非常に大切です。

 自分の日本語をもう一度見直し、磨き直したい。しかしながら、専門書や参考書で勉強するのは面倒だ。多忙な中、自然に日本語を磨き、自然に身につく方法はないだろうか。こうお考えになる人も大勢いらっしゃることでしょう。

 そういう人々にとっては、テスト問題に取り組み、自分の知識を試し、解説を読みながら日本語を習得するのが一番の近道です。

 「日本語」や「ことば」について関心や興味をお持ちの老若男女、職業、国籍を問わずすべての人々を対象に、テスト形式で日本語全般の習得ができるように工夫し、編集されたのが本書です。全体を「漢字」「語彙」「敬語」「文法」「表現」の五つの章に大別し、それぞれ適切な問題を示し、解説・解答を加えました。

 本書で日本語全般の能力を磨き、日常生活の中で人間関係をより豊かにし、社会生活・ビジネスを円滑に進め、さらに就職試験や進学試験で実効をあげていただくことができるならばこれに勝る喜びはありません。

 最後になりましたが、ご監修いただきました蒲谷宏先生、コラムご執筆に協力いただいた難波哲さんに厚くお礼を申し上げます。

 平成十四年七月

日本のことば研究会

このページのトップへ



●目  次

監修者のことば
はじめに

第1章 覚えておきたい漢字と表記の整理

1 音訓読みと書き取り練習
2 同音異義語と同訓異字語
3 仮名遣いと送り仮名
4部首・画数の理解と筆順

第2章 豊かな語彙があなたの日本語力を表す

1 二・三・四字熟語
2 類義語・対義語
3 慣用句・ことわざの使い方
4 由来で覚える故事成語

第3章 適切な敬語表現の基礎知識

1 敬語の種類と使い方
2 場面別敬語の実例

第4章 日本語力の基礎となる文法知識

1 文の成り立ち
2 品詞の種類と用法
3 文法的誤用と文章書き換え

第5章 会話や文章を美しくする適切な表現

1 文章表現(作文・論文など)
2 手紙・書類・書状の表現

コラム
 書き間違えやすい漢字・語旬
 間違えやすい敬語表現
 間違えやすい慣用旬

このページのトップへ
トップページへのアイコン




Copyright (C) 2014 by SANSEIDO Co., Ltd. Tokyo Japan