三省堂
現代新国語辞典

写真

編集顧問 見坊豪紀
編集主幹 市川 孝
編集委員 金田 弘・進藤咲子・西尾寅弥
編集協力 寺田隆尚・広野昭甫

2,500円 B6 1,424頁 978-4-385-14034-X

新語・カタカナ語はもちろん、文学作品名・人名まで収めて7万語を収録。豊富な類語・対語・関連語。「比較」欄で、類語の意味・用法の違いをくわしく解説。大コラム「ことばの世界」、末尾に同じ語がくることばをまとめたコラムなど、ことばの世界を広げる情報を満載。常用漢字を筆順つきですべて収録。字義を簡潔に説明し、豊富な熟語を掲載。多彩な付録=「敬語の要点」「手紙の書き方」「季語一覧」「難読語一覧」「まちがえやすい漢字の例」「活用表(動詞・形容詞・形容動詞・助動詞)」「総画索引」。

1988年11月20日 『三省堂現代国語辞典』初版  発行
1992年11月10日            第二版 発行
1998年11月20日 改題し改訂版発行
2004年 1月10日  第二版 発行


●『三省堂現代新国語辞典』

「ぶっくれっと」134号より

市川 孝

 新語の採集で有名だった見坊豪紀氏の観察によれば、ことばは常に音もなく変化していき、一日当たり三つの新語が生まれる計算だという。辞書は、やはり新しいものを用意する必要がある。
『三省堂現代新国語辞典』は、『三省堂現代国語辞典』(第二版)を大改訂し、書名も改めた新刊である。約七万語を収録し、多彩なコラム(囲み欄)や付録を加えた。
 この辞典を編集するについての基本方針としては、理解や表現にすぐ役立つ辞書であること、いろいろな面で力のつく辞書であること、引きやすく、わかりやすく、読みやすい辞書であることなどをめざした。

 主な特色として、次のような点が挙げられる。

○新語・外来語を数多く採録するとともに、日本と外国の、主に文学関係の人名・作品名を新たに収録したこと。

○理解・表現のためのことばを周辺に広げるために、類義語・対義語・関連語・慣用句などを、数多く示したこと。

○コラムとして、「ことばの世界」(そのことば・文字を用いた複合語・熟語や類義・関連表現などを、幅広く集めたもの)や、下部同一語群(語の下部に、同じ語がつくものを、多く集めたもの)を随所に置いたこと。

○書くときに、どのように書いたらよいか、すぐ役立つように、標準的表記と参考表記とを別々に示したこと。

○引きやすくするために、複合語・連語などを、追い込み(子見出し)の扱いにしないで、一つ一つを独立項目として立てたこと。

○わかりやすく読みやすくするために、語釈などの用語や文章表現に留意し、読点を多めに用い、また、漢字に多くの読みがなをつけたこと。

○ことばの使い方や使い分けを明確にするため、そのことばの「用法」を数多く示すとともに、類義語の意味・用法の違いをまとめて、「比較」(おもにコラム)として、随所に置いたこと。

○常用漢字について、意味を簡明に解説したうえで、多くの熟語例を読みがなつきで挙げ、また、筆順を示したこと。さらに、常用漢字のすべての音訓について、その配当学年・段階を示したこと。(「付表」の語については、後ろ見返しに、学習する学校段階とともに、まとめて示した。)

○理解・表現のうえで紛らわしい同音語(「図る」「計る」などの、いわゆる異字同訓の語をふくむ)を、相互参照の矢印で示したこと。

○俳句の季語として使われる語については、その季を示したこと。

○巻末に、付録として、「敬語の要点」「手紙の書き方」「季語一覧」「難読語一覧」「まちがえやすい漢字の例」「活用表」「総画索引」を載せたこと。

 この辞典は、国語学習に真に役立つ学習辞典として編集されたものであるが、一般社会人にも十分役立つように、新語・外来語などの見出し語の数を多くし、また、一冊で、類義語・対義語辞典、表記辞典、常用漢字辞典、文学小辞典などの種々の機能を併せ持つようにした。
 この辞典が、引けば引いただけのことはある「引きがい」のある辞典として、中学生・高校生をふくめて、多くのかたがたに愛用されるように願っている。
 この辞典がこのような形で成ったのは、共編者や関係者の地道な協力と、三省堂国語辞書出版部の強力なバックアップがあってのことである。この場を借りて、お礼を申し上げたい。

トップページへのアイコン




Copyright (C) 2014 by SANSEIDO Co., Ltd. Tokyo Japan