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高校生のための憲法入門


高校生のための憲法入門

斎藤一久 編著

1,200円 B6判 144頁 978-4-385-36075-1


高校生に、憲法に関わる事例を具体的に解説。いじめ、校則、プライバシー、内申書、実名報道、持ち物検査、選挙、憲法改正など、気になる事例を掘り下げた、授業でも使える26章。憲法がより身近に感じる16のコラム付き。

 目 次  あとがき  編著者・執筆者紹介
  本文見本ページ(PDF)


2017年5月3日 発行




目 次

はじめに  002

第1章 人権  011

1│いじめは人権侵害ではない?  012

2│人はみな平等とは言うが……  018

3│校則での男女交際禁止  022

4│プライバシー権って、憲法のどこ?  026

5│平等は超難関!  030

6│お金がなければ勉強できない  037

7│内申書に響くぞ!  044

8│パワーストーンと信教の自由  046

9│ヘイト・スピーチと表現の自由  051

10│教科書裁判  055

11│少年の実名報道  058

12│小学校のときの夢と現実  063

13│ミッキーマウスと憲法  067

14│健康で文化的な最低限度の生活  072

15│義務教育って、本当に無料?  076

16│ブラックバイトに対抗するには?  080

17│持ち物検査  084

18│逮捕されたら、どうする?  086

第2章 統治  093

1│国会議員の仕事は法律をつくるだけか  094

2│総理大臣の選挙って、あった?  098

3│裁判所に行くってヤバいよね  104

4│東京都もドルを導入できるのか?  110

5│消費税アップは憲法違反ではないのか?  114

6│9条と沖縄  118

7│天皇ってどんな人なの?  125

8│憲法のアップデートはどこまでできる?  129

コラム

1 憲法だけでなく、民法も学ぼう!  016

2 憲法条文ベスト3  025

3 背番号のない女子野球部員  034

4 女子校が違憲と言うが……  035

5 同性婚、そしてパートナーになる権利  042

6 憲法判例ベスト3  043

7 国歌斉唱  057

8 条文暗記が憲法の勉強?  062

9 トランプ大統領と憲法  070

10 差入屋  090

11 死刑は合憲か?  091

12 田中角栄と憲法  102

13 裁判傍聴に行ってみよう!  109

14 沖縄国際大学ヘリ墜落事件  123

15 憲法9条にノーベル平和賞を  124

16 憲法を学んで高校教員になる  132

あとがき  134

ホームページ一覧  136

さらなる憲法の学びのために  137

主要索引  138

憲法に関係する英単語リスト  141

執筆者一覧  143



あとがき

 2045年、東京─大阪間は、リニアモーターカーを使えば、67分で移動できる時代になっているでしょう。

 そして、この年はAI(人工知能)が人間の脳を超えるSingularity(技術的特異点)とも言われています。本書も、私たち執筆者ではなく、AIによって改訂版が出されているかもしれません。

 もっともイスラム国(IS)の誕生、イギリスのEU離脱、トランプ大統領の登場で、すでに私たちは予測不可能な時代に突入していると言わざるを得ません。

 このような世界情勢の中、日本国憲法は2017年に施行70周年を迎えます。私たちはこうして憲法の到達点を記す貴重な機会に恵まれました。本書が後世にどのような影響を与えるかわかりませんが、憲法施行100年の2047年、200年の2147年、そしてもっと未来に向けて、私たちが記したことが発信できていれば、それ以上の喜びはありません。


 もっとも本書の本当のねらいは、そこまで壮大なものではありません。本書を通じて、皆さんのような高校生が憲法をおもしろいと思ってくれればそれで十分です。

 さらに、ひそかなねらいは、皆さんが図書館で勉強をしていて、少し疲れたなと思って、本棚をのぞいたときに、手に取ってもらうことです。そして、あれ、これ、現代社会や政治・経済の教科書と違って、なかなかおもしいじゃんと思われること。  そんなささやかな出会いを期待しています。


 本書は2016年7月に発売した『高校生のための選挙入門』に続き、「高校生のための入門」シリーズ第2弾となりました。第2弾ではありますが、内容としてはまったく新しいコンセプトになっています。つまり、こんな憲法入門書は見たことがない!というものを作りたかったのです。

 本書は「わかりやすさ」も重視しています。よく入試問題を作る際に、こんなに簡単に作ったら、高校生は満点じゃないのかと思うぐらいに問題を作ると、ちょうど良いと言われます。入試問題でも受験生と出題者のズレがあるように書籍でも読み手と書き手のズレがあり、「わかりやすさ」は意外に難しいのです。

 このような私のわがままに執筆者の皆さんにはお付き合い頂きました。箇所によっては何度も何度も書き換えをお願いし、かなりご苦労をおかけしました。この場をお借りし、感謝申し上げます。

 最後に三省堂の飛鳥勝幸さんには、第1弾に引き続き、大変お世話になりました。このシリーズは、まさに飛鳥さんと私たちの共同作品と言っても過言ではありません。また翔文社の田中敦子さん、デザイナーさん、三省堂の営業の方々、書店で店頭に並べて頂いた(売れ残りの返品作業もして頂いているであろう)店員さんたちをはじめ、多くの人たちの支えによって本書はできあがっています。深く感謝申し上げます。


2017年3月

斎藤 一久



編著者・執筆者紹介

<執筆者紹介>

石井淳一

埼玉県立所沢高等学校(定時制課程)教諭
担当:コラム16

岩垣真人

沖縄大学法経学部専任講師
担当:I章12、II章4、5

小池洋平

早稲田大学社会科学総合学術院助手
担当:I章2、4、6、9、II章7、8、コラム5、9

斎藤一久 *編著者

担当:はじめに、I章3、5、7、8、10、13、17、18、II章3、コラム2、6、7、8、10、11、12

唐仁原友紀

東京都立東大和南高等学校教諭
担当:コラム3

中井真理

東京女学館中学・高等学校教諭
担当:コラム4

堀口悟郎

九州産業大学経済学部講師
担当:II章1、2

安原陽平

沖縄国際大学総合文化学部講師
担当:I章1、11、14、15、16、II章6、コラム14、15

湯川恭子

学習院女子中・高等科/明治学院東村山高等学校非常勤講師
担当:コラム1、13

<編著者紹介>

斎藤 一久

東京学芸大学教育学部准教授

〔略歴〕
2004年早稲田大学大学院法学研究科博士課程後期課程満期退学。早稲田大学助手、日本学術振興会特別研究員を経て、2008年より現職。その間、テキサス大学ロースクール客員研究員、フランクフルト大学法学部客員研究員、元大学入試センター試験出題委員。

〔主な著作〕
『高校生のための選挙入門』(編著)[三省堂、2016年]
『教職課程のための憲法入門』(編著)[弘文堂、2016年]
『よくわかる憲法〔第2版〕』(共著)[ミネルヴァ書房、2013年]



本文見本ページ

*全てPDFファイルです



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