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歩育のすすめ すべての子どもに歩く喜びを


歩育のすすめ すべての子どもに歩く喜びを

社団法人日本ウオーキング協会 監修
村山友宏・山羽教文 編著

1,400円 A5判 216頁 978-4-385-36451-3


人間活動の原点 “歩行” を教育・生活の場に──。「生きる力」「ライフスキル」向上のため、「食育」に続き、全国の学校、自治体で広がりを見せる「歩育」運動。その意義を紐解き、実践のためのガイドラインを示す。

刊行のことば   編著者プロフィール   目 次
本文見本ページ(PDF)


2009年12月20日 発行



刊行のことば

数百万年来の人間活動の基本である「直立二足歩行」は、人間活動の中で最も自然な全身運動です。「歩く」活動こそは、幼児期において大脳機能や身体機能の基本を発達させ、児童期・青少年期の長距離歩行は、持久力や粘り強い心身を養い、さらには生涯にわたって身体活動を正常に維持する歩行習慣の基礎となるものです。 歩く活動は、五感を開き、直接体験の世界を広げます。デジタル電子文化に浸かった生活を余儀なくされる現代の子どもたちにとって、自ら歩いて自然とふれあう五感体験は、身体知や生きる実感を取り戻し、自然との共生意識を育て、生きる幸福感を高め、生き抜く意欲を生み出す限りなく豊かな生活行為だといえるのではないでしょうか。

さらに、仲間と歩く活動、歩く旅は、人や社会との交流体験を増やします。家族・コミュニティ内でのコミュニケーションが希薄化する現代にあって、心の絆を広げ、他者とよりよく共生する能力や共助精神を育成し、よりよく生きていくためのライフスキル、ウエルネス習慣を身につける場となります。

子どもたちの「生きていく力」の基本を培い、人間力の基盤を育くむ「歩育」の意義をここに再確認し、「食育」とともに、知育・徳育・体育の基礎として位置づけ、健康な社会づくりのために、家庭教育・学校教育・社会教育において、このテーマに取り組むべきときがきています。 本書が「歩育」の担い手となる皆さまの道標となることを心より願っております。

すべての子どもに歩く喜びを──

2009年11月1日

社団法人 日本ウオーキング協会・歩育研究会

─本書「刊行の辞」より─


編著者プロフィール

村山友宏(むらやま ともひろ) *第1章、第2章担当

1940年兵庫県神戸市に生れ、福崎に育つ。早稲田大学政経学部卒業、東京工業大学社会工学科研究生修了。万国博調査機構、北山創造研究所(旧称浜野商品研究所)取締役研究開発部長を経て、遊歩都市研究所主宰。1973年ジャワ島「歩く市民外交」徒歩縦断隊長(1,000km・2カ月)、1976年オランダ「歩け五輪」日本人初参加(200km・4日間)などの活動を重ねる。
現在、(社)日本ウオーキング協会会長・歩行文化研究所長。歩育研究会会長。環境省自然公園指導員。日本マーチングリーグ会長、日本市民スポーツ連盟副会長、NPO日本エコツーリズム協会理事、(財)日本ウエルネス協会理事、(財)日本レクリェーション協会評議員、(財)国立公園協会評議員などを務める。
著書に、『まちづくりの知恵と作法』(分担、日経新聞社・1994)、『ウオーキングトレイルのみちしるべ』(分担、ぎょうせい・1997)など。

山羽教文(やまは たかふみ) *第3章、第4章担当

1971年兵庫県明石市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。在学中は体育会ラグビー部に所属し4年次には主将を務める。Under23 日本代表。2003年オハイオ大学大学院スポーツ経営学部卒業。同年、株式会社 FIELD OF DREAMS を設立し、JOC、Jリーグ、トップリーグなどの、ジュニア、トップ選手、保護者、および指導者を対象にスポーツを通じたライススキル教育を展開。2006年早稲田大学ラグビー部セルフマネジメントコーチに就任。
現在、株式会社 FIELD OF DREAMS 代表兼NPO法人 FIELD OF DREAMS 理事長。順天堂大学スポーツ健康科学部協力研究員、早稲田大学スポーツ科学部非常勤講師、JOCキャリアアカデミープロジェクトメンバー。 (社)日本ウオーキング協会歩育研究会主任研究員。


目   次

刊行の辞

序文  「歩く」は、たくましく生きていく子どもの基盤  宮下充正

第1章

今、なぜ「歩育」なのか 村山友宏

子どもたちの現状/「歩く」ことは人間らしさの基本/「歩く力」が「生きていく力」を支える

第2章

「歩育」の意義と教実施効果 村山友宏

歩育の定義と理念/歩育の意義 ─ その特性と教育的効果/教育再生の第一の鍵 ─「歩育」と「食育」の二本柱/歩育提唱のルーツ

■歩育とライフスキル

第3章

歩育プログラム作成のガイドライン 山羽教文

子どもの成長を促す歩育プログラムのフレームワーク/歩育プログラムをつくる

■歩育ウオーク実践事例紹介

■歩育の歩み

第4章

歩育コーチングのガイドライン 山羽教文

コーチングマインド―答えは子どもたちの中にある/コーチングスキル―目線のギャップを埋め合わせる/学習プロセスとコーチング─「指導・指示」から「質問」へ/成長ステージに応じたコーチング

第5章

足(脚)の役割と歩行のしくみ 佐野太郎

大地に立ち、大地を歩く/赤ちゃんの歩行/一本の線上を歩く/ヒネリの歩行がもたらす運動刺激/足裏のスリーポイント/足裏とひざを結ぶスリーポイント/足にある「第二の心臓」/「土踏まず」は足裏のクク<ッション>

■靴に学ぶ、靴で学ぶ ─ 子どもの靴の選び方

◎子どもと運動〜だから子どもに運動を〜東根明人

あとがき

参考文献

本書製作にあたりご協力いただいた方々

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