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日本語学習のための  よく使う順 漢字2100 問題集


日本語学習のための よく使う順 漢字2100 問題集

徳弘康代 編著  (品切)


1,800円 B5判 224頁 978-4-385-36541-1


よく使う頻度順の漢字テストで実力アップ! 日本語学習者上級用「読み書きテスト」(26回分)、中級用「読みテスト」(25回)。送り仮名・類義語・同音異義語・同訓異字ほか、漢字の使い方が身につく「ワークシート」。効果的に漢字を学習できる待望の本!

この本を使う人たちへ   編著者略歴
目 次   見本ページ

2011年8月20日 発行


関連書 : 『日本語学習のための よく使う順 漢字2200』




この本を使う人たちへ

 この本は『日本語学習のための よく使う順 漢字2100』(三省堂)の内容に沿って作られた問題集です。『日本語学習のための よく使う順 漢字2100』(以下「教科書」)は、日本で使われる漢字がよく使われる順に2100字あげられ、その漢字に関する情報が示されています。漢字の順位付けとその漢字を含むよく使われる単語の選定には、『NTTデータベースシリーズ日本語の語彙特性』(天野・近藤、1999・2000、三省堂)の朝日新聞14年分の頻度と、親密度を用いました。これらの使用にあたっては、著作権者の許諾を得ています。

 この問題集は、よく使う順に並べた漢字2100字についての練習問題と、漢字に関する知識についての練習からなっています。巻末に1番から2100番までの漢字一覧表があります。この本は、中・上級の留学生が日本語の漢字と語彙を増やすために使う練習問題として作成されました。日本でよく使われる漢字や語彙の練習ですので、留学生だけでなく日本の小・中学校、高等学校の国語の漢字学習にも参考になると思います。この問題集は教科書の内容に沿って作られていますが、教科書を見なくてもこの本だけで練習できるようになっています。ただ、問題集なので情報量は限られています。ある漢字についての情報(筆順や読みや漢字の意味等)や、その漢字を含む単語でよく使われるものをもっと知りたい場合や、漢字についての知識を増やしたい場合は教科書をご覧ください。


<この問題集の使い方>

 以下にこの本の構成と内容と使い方について説明します。

1.漢字2100字の練習問題(第1章〜第3章)

 漢字2100字の練習問題は次の通りです。よく使う順に並べられた漢字が、その漢字を含む単語(よく使われる語)の形で出題されています。

  • 第1章 読み書きテスト上級用・前半
         (漢字1−1050番、1回80字 全13回(第13回のみ90字))
  • 第2章 読み書きテスト上級用・後半
         (漢字1051−2100番、1回80字 全13回(第26回のみ90字))
  • 第3章 読みテスト中級用
         (漢字1−1000番、1回40字 全25回)

 第1章と第2章は教科書にある単語(各漢字につき約8語のよく使われる単語があげてあります)からの出題で、読み問題は教科書にあげられている単語すべてから、書き問題は例文と英訳のある単語(各漢字約3語)からの出題です。テストの単語の左にある番号は漢字2100字の順位で、一覧表がこの問題集の巻末にあります。同じ漢字から複数出題されているものもあります。

 問題集のテストに出題されている単語を覚えるだけでも十分な効果がありますが、それに加えて、教科書にあげられている各漢字約8語の単語を学習してから、テストを受けると、語彙量をさらに大幅に増やすことができ、学習が終わるころには新聞が読める程度の実力をつけることができると思います。自分の目標、ニーズに合わせて、自分の学習方法を決めてください。教科書の単語を覚えながら1週間に1回テストを行うとすると、1週間に80字、約640語練習することになります。かなりの量ですから、これは、すでにこれらの漢字の半数程度は知っている人が漢字の語彙を増やすための練習として使うのに有効です。また、漢字と漢字語彙の総復習にもなります。第2章の1051以下の漢字練習では、未習の漢字も増えてくると思いますが、それらの漢字の頻度は低くなってくるので、それだけ単語数は減っていきます。第2章だけ学習すると、頻度の高い単語が学べませんから、練習は必ず第1章から始めてください。1・2章それぞれ週1回の授業にあてはめると半年分になります。

 読み書きのテストは、1回ごとにその次のページに解答があり、すぐに答えが確認できるようになっています。答えは教科書体で書かれていますので、きれいな字体で書く時のお手本にしてください。また、この読みテストの解答は、単語の部分を隠すと、書きの練習にも使えます。

 第3章の中級用読みテストは500字程度は漢字を勉強したがまだ語彙量は不足している、書き練習は必要ない、という人のためのテストです。1回40字で、全25回です。1年かけて漢字1000字についての単語を練習することを想定して作成したものです。教科書に例文と英訳のある単語(各漢字約3単語)からの出題で、英訳がついています。教科書の単語を覚えながら1週間に1回テストを行うとすると、1週間に40字、約120語練習することになります。2回分のテストの後に解答があります。1・2章と同じように、単語や英訳の部分を隠して練習するのに使えます。色々な方法で活用してみてください。

2.漢字に関する知識についての練習(第4章)

 第4章は、日本語学習に必要な漢字の知識を学ぶ授業の中で用いられることを想定して作成されたワークシートです。19項目あり、それぞれ1回1時間程度で行える内容になっています。教科書なしでも使えますが、教科書に漢字の知識の説明があるものについては、教科書のページ数が示してあります。部首の名前や送り仮名の規則について調べる時などは教科書を参考にすると便利です。これらは、総合的な日本語の授業の中ではなかなか取り上げる時間がない、しかし、漢字学習には重要な知識について学ぶものです。例えば、日本語の漢字音の特徴や、促音化(どんな時に「っ」に変化するか)、拍の重要性、同音語や類似した音を区別するための発音練習、送り仮名の規則、漢字を覚える助けとなる字源について、部首について、漢語動詞の自・他と受身・使役形の練習、熟語の構造等です。漢字の学習は、自習ということが多く、読めて書けて意味が分かるというようなことだけに時間が費やされることが多いので、実際に覚えた言葉を使って話してみても、発音が悪いために類似音の語と誤解されたり、通じなかったりということがよくあります。漢字を実際に使えるものにするために、これらの練習をしてみることをお勧めします。

 以下に、漢字の知識の教材と漢字テストを使った漢字クラス、90分授業1回分の授業展開例をあげます。


<授業展開例>

1.前回の漢字テストの返却(授業開始前)

2.今回の漢字テスト(20分)

3.前回のテストで間違いの多かった単語と漢字についての説明(10分)

4.クラスワーク 漢字の発音練習(60分)

  • (1)ワークシートの解説を読みながら、拍、モーラ音素、濁音、アクセントについて学ぶ。
       (10/60分)
  • (2)類音語の練習問題をペアでして、答えを各ペアが分担して板書してクラス全体で答え合わせをする。
       (20/60分)
  • (3)できるだけ違う国の人で3〜5人のグループになって、ワークシートの指示通り発音練習をする。
       (30/60分)
 

 漢字は数が多いので、覚えるために、ある程度単純な作業を根気よくすることが必要ですが、その作業を少し頑張って続けると、文章が読めるようになっている自分に気づく時がきます。途中であきらめずに、ぜひ学習を続けてください。根気のいる自律学習の助けとして漢字テストを使い、クラスワークでは、グループ学習などを取り入れて楽しく学習するのにワークシートを利用してください。皆様がこの本を使って楽しく漢字の知識や語彙量を増やしていってくださることを願っています。

 この本の制作にかかわってくださいましたすべての方々に、心より御礼申し上げます。


2011年5月3日

徳弘 康代

 


編著者略歴

徳弘 康代(とくひろ・やすよ)

早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程修了、博士(日本語教育学)。
現在、名古屋大学特任准教授。

[著書]
『日本語学習のためのよく使う順漢字2100』(三省堂、2008)
『日本語学習・生活ハンドブック』共著(文化庁、2009)
『語彙マップで覚える漢字と語彙 中級1500』共著(Jリサーチ出版、2010)




●目  次

この本を使う人たちへ    2

第1章 読み書きテスト 上級用 前半(1−1050番)   7

漢字練習(読み・書き)1 (1−80)・ 解答   9

漢字練習(読み・書き)2 (81−160)・ 解答   13

漢字練習(読み・書き)3 (161−240)・ 解答   17

漢字練習(読み・書き)4 (241−320)・ 解答   21

漢字練習(読み・書き)5 (321−400)・ 解答   25

漢字練習(読み・書き)6 (401−480)・ 解答   29

漢字練習(読み・書き)7 (481−560)・ 解答   33

漢字練習(読み・書き)8 (561−640)・ 解答   37

漢字練習(読み・書き)9 (641−720)・ 解答   41

漢字練習(読み・書き)10 (721−800)・ 解答   45

漢字練習(読み・書き)11 (801−880)・ 解答   49

漢字練習(読み・書き)12 (881−960)・ 解答   53

漢字練習(読み・書き)13 (961−1050)・ 解答   57

第2章 読み書きテスト 上級用 後半(1051−2100番)   61

漢字練習(読み・書き)14 (1051−1130)・ 解答   63

漢字練習(読み・書き)15 (1131−1210)・ 解答   67

漢字練習(読み・書き)16 (1211−1290)・ 解答   71

漢字練習(読み・書き)17 (1291−1370)・ 解答   75

漢字練習(読み・書き)18 (1371−1450)・ 解答   79

漢字練習(読み・書き)19 (1451−1530)・ 解答   83

漢字練習(読み・書き)20 (1531−1610)・ 解答   87

漢字練習(読み・書き)21 (1611−1690)・ 解答   91

漢字練習(読み・書き)22 (1691−1770)・ 解答   95

漢字練習(読み・書き)23 (1771−1850)・ 解答   99

漢字練習(読み・書き)24 (1851−1930)・ 解答  103

漢字練習(読み・書き)25 (1931−2010)・ 解答  107

漢字練習(読み・書き)26 (2011−2100)・ 解答  111

第3章 読みテスト 中級用(1−1000番)  115

漢字練習(読み)1 (1−40)・2 (41−80)・ 解答   117

漢字練習(読み)3 (81−120)・4 (121−160)・ 解答   121

漢字練習(読み)5 (161−200)・6 (201−240)・ 解答   125

漢字練習(読み)7 (241−280)・8 (281−320)・ 解答   129

漢字練習(読み)9 (321−360)・10 (361−400)・ 解答   133

漢字練習(読み)11 (401−440)・12 (441−480)・ 解答   137

漢字練習(読み)13 (481−520)・14 (521−560)・ 解答   141

漢字練習(読み)15 (561−600)・16 (601−640)・ 解答   145

漢字練習(読み)17 (641−680)・18 (681−720)・ 解答   149

漢字練習(読み)19 (721−760)・20 (761−800)・ 解答   153

漢字練習(読み)21 (801−840)・22 (841−880)・ 解答   157

漢字練習(読み)23 (881−920)・24 (921−960)・ 解答   161

漢字練習(読み)25 (961−1000)・ 解答   165

第4章 漢字の知識 ワークシート   167

1.拍・促音化・連濁   169

2.発音練習   170

3.俳句   173

4.六書・部首・音訓・筆順   174

5.部首   175

6.比喩について   176

7.送り仮名のつけ方   177

8.熟語の構造   178

9.漢語動詞の自・他と受身・使役形   180

10.「不・無・非・未」 の分析   182

11.対義語   185

12.類義語の使い分け練習   187

13.同音異義語   188

14.同訓異字   193

15.人名   198

16.四字熟語   200

17.ことわざ   203

18.ことばの地図   205

19.自分のための漢字テスト   211

● 4章 解答   213

漢字2100 順位一覧  216


見本ページ

*全てPDFファイルです



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