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三省堂 新生物小事典

猪川倫好 監修、三省堂編修所 編

定価 本体2,300円+税
仕様 四六変型判 672頁
ISBN 978-4-385-24006-0
発行年 2012年5月20日

本書の前身『三省堂 生物小事典』の精神を継いだ、ハンディで使いやすい生物事典。多様化する現代生物学に対応。iPS細胞など新語も積極的に収録。3ドメイン体系による分類表・系統樹、生物学史年表など付表も充実。生物初学者から一線の理系人まで必携。総項目数約6400。

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序付表目次凡例サンプルページ
*「サンプルページ」は画像ファイルで別画面に表示します。

 

執筆者:
監修:
猪川倫好(筑波大学名誉教授)

執筆(五十音順):
猪川倫好/井上勲(筑波大学)/漆原秀子(筑波大学)/及川武久(筑波大学)/大西和夫(国立感染症研究所)/大西淳子(医学ジャーナリスト)/澤村京一(筑波大学)/白岩善博(筑波大学)/鈴木季直(筑波大学)/沼田治(筑波大学)/林純一(筑波大学)/平林民雄(元筑波大学)/藤井宏一(元筑波大学)/牧岡俊樹(元筑波大学)/山岸宏(筑波大学)

編修協力:
小泉治久(竜ヶ崎第一高等学校)

序:
われわれをとりまく科学・技術の進歩はめざましく、特に生物学においては遺伝子の組換え技術の開発、ヒトゲノムの全塩基配列決定、iPS細胞の作製など、まさに日進月歩の勢いである。これらを可能にしたのは分子生物学の技術の格段の進歩に負うところが大きい。また、生物学の扱う分野が増えるにつれ、学際的な領域が拡大している。いきおい、多様化・高度化する生物学では新しい用語が生み出され、時代に対応した生物学事典が望まれる。一方で、理科教育の強化・充実の必要性が指摘されて久しい。このような中、高校生、生物学の初学者、専門家、社会人が、手元に置いて手軽に利用できるハンディな生物学事典の必要性は大きい。本書は、基本的な用語から現代の用語まで、簡潔に要領を得た、分かりやすい解説を心がけるとともに、多くの分野・読者層の用途に応えようとした。今回の出版が時宜にかなったものであることを信じる。

  本書の前身『三省堂 生物小事典』は、1963年に初版が発行され、第4版まで改訂を重ね、生物学の啓発・普及に少なからず貢献した。沿革と執筆いただいた先生方のお名前を改めて記させていただいた。監修者として初版の刊行から多大なお力添えをいただいた三輪知雄先生・丘英通先生、さらに監修を継がれた岩波洋造先生・猪川倫好先生、ならびに多くの先生方に深く感謝申し上げる次第である。

  コンピューターの進歩とともに、出版の技術革新も大きく進んだ。今回の全面的な電子化を機に、新版『三省堂 新生物小事 典』として刊行することとした。

  生物学を必要とする分野は広い。医学、農学、林学、薬学、食品・栄養学、水産学、海洋学など多岐にわたる。高等学校の 「生物」では、これまで以上に広い分野をいっそう深く学習するようになった。そのため多くの読者に利用していただくためにも、幅広い分野から項目の選定を行い、約1000項目を新規に採用した。環境ホルモン、遺伝子診断、オーダーメード医療、HIV、iPS細胞、ES細胞、臍帯血移植、スーパープルーム仮説、スノーボールアース仮説、ミトコンドリア-イブ説、3ドメイン体系など、話題となることの多い用語は積極的に採用した。また近年、分類学の分野は進展がめざましく、以前とは様相を大きく異にしている。本書では、可能な限り新しい分類の考え方を取り入れ、巻末の付表では小事典の枠を超えて分類表・系統樹のデータをかなり丁寧に収録した。そのため、これまでになく充実したものとなった。

  本書が高等学校・専門学校・短期大学・大学で学ぶ学生、および一線の研究者、さらに社会人にも活用していただき、学習・ 研究に少しでも役立つことを心から期待している。また、書籍としてだけでなく、電子辞書をはじめとする電子媒体での展開の道が大きく開かれている。多くの方々に利用していただけることを願ってやまない。

2012年4月

三省堂編修所

付表目次:
 ・本書での分類の扱い
 ・生物分類表
 ・藻類分類表
 ・陸上植物分類表
 ・菌類分類表
 ・陸上植物全体の系統樹
 ・被子植物系統樹
 ・菌類系統樹
 ・動物分類表
 ・動物系統樹
 ・地質年代表
 ・ヒトゲノムの構成
 ・生物学史年表

凡例:

I 見出し語

  1. 見出し語は「かな見出し」と「漢字見出し」を併用し、「かな見出し」は現代かなづかいを用いた。
      例: おうかくまく 横隔膜
  2. 見出し語が外国語の場合は「かな見出し」をカタカナとした。
  3. 日本語との複合語である外国語は―――によって省略した。
      例: オルニチン回路 ―――回路
  4. 人名項目については見出し語のあとに生没年を併記し、外国人名については欧文綴りを付記した。
      例: ダーウィン Darwin Charles Robert(1809〜1882)
  5. 他に説明のついた同義語または関連語がある場合は、同義語は=、関連語は→をもって説明のある本項目へ導いた。
      例: (同義語)ぶどうとう ブドウ糖 = グルコース
          (関連語)エナメルしつ ―――質 → 歯

  見出し語の配列

  1. 配列は現代かなづかいによる五十音順とした。
  2. 長音「ー」は無視して配列した。
  3. 拗音および促音は配列のうえでは直音と同じ扱いとした。

II 本文

  1. 本文は常用漢字、現代かなづかいを用いることを原則とし、誤読、難読のおそれのあるものはふりがなを本文中初出の漢字についてだけ付した。
  2. 本文および付表中に出てきた語のうち、他に参照すべき見出し語のあるものは、本文中初出のものについてだけ語の右肩に*を付した。
      例: 交雑*
  3. 本文中に出てくる外国人名で、ほかに見出し語がある場合は人名の右肩に*を、ない場合には欧文綴りを併記した。
  4. 見出し語に関連した項目があって、その項目を参照することにより理解を助けるような場合は、本文中または文末に→を付し関連項目へ導いた。
  5. 同一見出し語に二つ以上の意味があるときは、本文中に@、A、……を用いて区別した。
  6. 本文中に出てくる生物名・外国語・外国人名・外国地名は、原則としてカタカナで表し、術語・外来語の表記については原則として文部科学省の「学術用語集」、および「外来語の表記」に準拠したが、用語が適切に表記される場合は常用漢字以外の漢字も用いた。
  7. 分類については、積極的に近年の成果をとり入れた。「本書での分類の扱い」参照。

III 分類表

 動物分類表は動物界のすべての門(1〜38)を表示し、重要な門には綱を,さらに代表的な目や科や属や種を加えた.その場合,たとえば硬骨魚類や爬虫類は,近年の分岐分類学では,側系統群になるため、独立の綱として認められないが,従来広く認められてきた代表的な綱であり、原生種の表現型上は,独自の特徴によって近縁の他の綱と明瞭に区別できるので,ここでは従来通り綱として認めた.一方、偶蹄類は鯨目を出した残りで、側系統群であるが、現時点では両者を合わせて鯨偶蹄類とすることが多いので本書もそれに従った。植物分類表は陸上植物と藻類を分けて整理した。維管束をもたないコケ類は、伝統的にコケ植物門としてまとめられていたが、現在、大きく再編されつつある。本書では2009年発行の『植物の百科事典』(石井他、編)に従った。いわゆるシダ類と種子植物から構成されている維管束植物については、 大場〔2009〕、米倉・邑田〔2009〕にもとづいた、 系統的に維管束植物を二分する小葉類と大葉類をそれぞれ門として扱い、一般に認められている綱、目や科の中間の分類群を亜門などに整理した。なお、日本に自生種が存在しない目や科の多くを割愛した。さらに、掲載した属と種は代表的なものに限った。

IV 系統樹

 従来,分類表は初期的な分類群を上位に,進んだ分類群を下位に置くことが多いのに対し,系統樹は初期的な分類群を下位に,進んだ分類群を上位に置く例が多く,その場合には,分類表と系統樹では分類群の配置が逆になって見比べにくい.世界最初のラマルク〔1809〕の動物系統図は,川の流れのように上から下に向かっているが,1860年代のヘッケルの樹状の系統樹以後,系統樹はみな下から上に向かうようになった.しかし近年,分岐論にもとづく分岐図の出現以来,横向きの系統樹が多くみられるようになった。本書でも横向きの系統樹を採用し、分類群名を分類表と同じく上から下に向けて配置した。動物系統樹では,表現型の類似による従来の系統関係を残して,たとえば節足動物門は真体腔をもつ軟体動物門や環形動物門と近く,線形動物門や動吻動物門などの擬体腔類とは離れて配置した.分岐分類学にもとづく脱皮動物説については注記し、本文の項目として解説した。

V 地質年代表

 地質年代は,放射性鉱物の半減期などにもとづいて,近年ではかなり厳密に決められている.約5.4億年前に始まる古生代カンブリア紀より前の時代は化石が少なく区分が難しいので,まとめて先カンブリア時代とよばれることが多かったが,40億年を超えるこの長い時代を,近年は冥王(累)代、始生(累)代、原生(累)代の三つの累代に分けて,カンブリア紀以後の顕生(累)代に続けることも多い.累代は最上位の区分であるが、代と表記することも多く、紛らわしいので本書では(累)代と表記した。新生代第三紀は,前半と後半で生物相に大きな変化があるので二つの紀に分けられ,したがって「第三紀」という公式名称はなくなった.しかし日本語では,新しい二つの紀を便宜的に,古第三紀,新第三紀とよんでいるので,本書でもそれに従った.また、新第三紀の最後の鮮新世の最後に置かれていたゲラシア期が第四紀最初の更新世に移され,それまでは約180万年前からとされていた第四紀が約260万年前から始まることになった.

VI 記号

m:メートル、cm:センチメートル、mm:ミリメートル、μm:マイクロメートル、nm:ナノメートル、Å:オングストローム、℃:セルシウス度、g:グラム、cm3:立方センチメートル、L:リットル、mL:ミリリットル、J:ジュール、kcal:キロカロリー、ha:ヘクタール、Hz:ヘルツ、V:ボルト、W:ワット、mol:モル、fmol:フェムトモル、zmol:ゼプトモル、M:モル濃度、N:規定、pH:水素イオン指数、‰:千分率(パーミル)、m/s:秒速…m、°:度、Da:ダルトン


沿革:
『三省堂 生物小事典』
 初版発行  1963年11月10日 監修 三輪知雄 丘 英通
 第2版発行 1973年2月20日  監修 三輪知雄 丘 英通
 第3版発行 1982年10月1日  監修 丘 英通 岩波洋造
 第4版発行 1994年2月1日   監修 猪川倫好

執筆者(五十音順)
浅間一男 猪川倫好 岩本伸一 河野昭一 北沢龍郎 久保田敏 斎藤利子 杉村親一 杉山純多 鈴木 亨 鈴木 実 高野克夫 瀧澤利夫 中藤成実 中村光一郎 中村佐兵衛 西沢俊樹 根本和成 野村浩道 橋本健一 長谷川善和 浜野樹男 原誠一郎 福田呂久爾 森谷清樹 山本敏明

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