書名 漢字 よみ 著者名 漢字 よみ
さらに詳しく検索

トップ・ページ  新刊・近刊
辞書  電子出版  一般書  六法・法律書  教科書  参考書  教材  品切一覧

例解
新漢和辞典
第二版

例解新漢和辞典 第二版

山田俊雄(編修代表)、戸川芳郎・影山輝國 編著

2,625(2,500)円 B6変 1,280頁 4-385-13676-9

発売以来、圧倒的な支持を受けている漢和辞典の第二版。親字を大幅に増やし7,000字、熟語は群を抜いて多くの用例を掲げて35,300語を収録。漢字本来の意味と日本に入ってから使われるようになった日本語での用法とを区別して説明。十干十二支・時刻方位・旧国名一覧・日中文化史年表など付録多数。2色刷。

1998年 4月10日 初版 発行
2002年 1月10日 第二版 発行
2006年 1月10日 第三版 発行

 第二版のはしがき
 編者から一言(初版)
 編修スタッフ
 親字・熟語の収録範囲
 部首について
 目  次
 見本ページ

 『例解新漢和辞典』の刊行について (自著自賛 小社PR誌 ぶっくれっと No.129より)



 ●第二版のはしがき

 『例解新漢和辞典』の初版を世に出してから三年余の歳月が流れた。その間に多くの人々の机上に備えられて活用されて来たことは、編者にとってはまことに慶ばしく、光栄なことである。

 その後、短い間にも教育の目標に応じたいろいろの要請があり、情報伝達の技術の進歩とと もに漢字に関する情況も少なからず変動展開している。ここに、新しい中学校国語科の指導要 領の実施を機会として本辞典は、初版に改訂を加え、使用上の便利を工夫して、新しい要請に 応じようと思う。 。

 親字を七千字に拡張し、熟字についても追補を施した。あわせて音訓索引を充実して異体字 を検索しやすくし、付録として「度量衡表」「親族関係表」を加えるなど、いくつかの改訂を 行った。

 初版を愛用される方々にも、また他の漢和辞典を利用される人々にも、この新しい一冊を座右に備えていただいて、決して無駄ではないと自負する。幸いに御高評を仰ぐことができるよう、切に望んでいる。

二〇〇一年十二月

編者


 ●編者から一言(初版)

 この『例解新漢和辞典』は、中学生とそれ以上の人々のために作ったものである。この辞典は、中国古典や日本古代の漢字専用の文章を学ぶには不十分であるけれども、現代普通の文章にあらわれる漢字語(いわゆる「カタカナ語」に対峙して、いつも漢字の連結という形であらわれる語や句)を知るには、十分であることを目標とした。

 また、この辞典の内容を遥かに上まわる漢字語が、過去の文献の中に存在することは、読者が自分の知見を博くして行くにしたがって徐々に明らかになるであろうが、目下のところ、この辞典のようなものから出発するのが順路であると考える次第である。

 漢字の単字についても熟字についても、従来の漢和辞典でいろいろの工夫が検索の便のためになされたが、日本語の中の漢字の扱いのむつかしさを、いやになるほど、学び初めから人々に知らせることになっていた。部首分類・画数順を基本とする上に、総画数の検字・音訓検索を備えることはもちろんのこと、緊要の事項を目立たせるための色刷りなども採用しているが、問題は、ただそのような形式の改善の点にのみ在るのではなかった。

 字の成り立ちについては、日本語の中の漢字という点を重視して、『説文解字』に説く所を、段玉裁の注の範囲でなるべく原典通りに紹介することにとどめた。現代人の好むように多く語り、興味深くするための脚色を施すことを避けたのである。また、漢字の成り立ちを説いて、その訓としての日本語の本義を、言語史上の証拠なしに敢てするとか、その他の漢字談義を、ここではすべて捨てることとした。むしろ日本語の中に占めている漢字の役を示すのを主にしようと考え直してみたのである。

 したがって、漢字を単字として説くとき、成り立ちよりも意味用法が重要となるが、その場合の単字の意味は、熟字の中のその字の負担する所をその字をふくむ多くの熟字によって観察し、帰納した所を示すことになり勝ちである。その点で、単字の意味の認定は、中国においても、本来の意味か、借用か、もしくは転用か、あるいは補助的なものか、中心をなすものか、なかなか見極めがたい。日本においての和訓にしたがう用法の場合は、なお自由で際限がないのである。よって、単字の解説の欄で、本来の意味・用法とは認めがたいものは、「日本語での用法」として、別欄を設けて収めるという工夫を施した。

 熟字においても、音読するものの中に、全く和習と見えるものが少くない。このような擬似の漢語は、従来の大きな漢和辞典では中国に出典なしとして扱う習慣だが、それらは漢和辞典の中にこれまで意識的に十分取りこまれなかったし、一方国語辞典の方に求めがたいことも少くなかった。最近の漢和辞典は、進んで漢語辞典の名を冠らせて内容を改めつつあるところであるが、本辞典もその点では、一層ひろく集録するにつとめた。

 また、熟字訓といわれ、読み方の側からその特性を規定された、一部の漢字語についても、それを多く示すことが必要という見解に立って、あるいは本項目として、あるいは難訓の欄にそれらを示した。

 つまり従来、国語辞典と漢和辞典との間に取り残された、もろもろの事象を、綜合的に取り扱うという手法を採用したのである。

 常用の漢字の範囲を規制する、上からの改革めいた制限を守ることを是とする世の中ではあるが、知的によりひろく、より深い日本文化の言語的世界に出入しようとすると、到底、満足しえない筈である。現に自分の父祖の遺した文書や書画の文字を、眺めるだけで、もはや読むことのできない人が知識人の中にも多くなって来ている世の中である。

 漢字の将来について楽天的に考えてよいかどうか、当面、日本語を使い漢字を主体にした表記の制度・文化を維持する限り、この種の辞典が有用かと思う。ことに若い世代の人々に、漢字が、我々のため役に立っている文字制度であることを、実践して知ってもらいたい。

 なお、この場を借りて、当初から編集企画に参加して貴重な意見・助言を寄せられ、且つ協同作業に従事せられた協力者に感謝し、また編集の実務の上で絶えず有力な支援を与えてくれた多くの方々にも深い感謝の心を捧げる。

一九九八年三月

編者

 


■編者

山田俊雄 成城大学名誉教授
戸川芳郎 東京大学名誉教授・二松学舎大学教授
影山輝國 実践女子大学教授
 ◎
伊藤文生 私塾講師

■編集協力者

西 譲二 信州豊南短期大学助教授
岩生陽一 東京都立国立高等学校教論
木原葉子
上野英二 成城大学教授
坂梨隆三 東京大学教授

■執筆協力者

秋吉英理子   坂田恵海
池上孝治    島田弥生
宇野文夫    染谷裕子
大橋由美    田中三雄
柿市里子    鶴島俊一郎
片山朝雄    中里理子
川嶋 優    中田浩一
木村由美子   西野由希子
倉林康子    長谷川潤治
黒河内多鶴子  堀江直子
古藤友子    松下則之
小林保民    村越貴代美
小松聡子    山田貞雄
安部聡一郎   古橋紀宏
廣瀬薫雄


 ●親字・熟語の収録範囲

 中学生・高校生の国語や漢文の学習に、また、一般社会人の日常生活での漢字使用に役立つことをめざし、親字七〇〇〇字と、およそ三万五三〇〇語の熟語とを収録した。

 親字には、教育漢字一〇〇六字を含む常用漢字一九四五字、人名用漢字二八五字、そのほかに必要な漢字三六〇〇字ほどを選び、さらに異体字として、旧字体および別体字・本字・古字・俗字合わせて一二〇〇字ほどを収めた。JIS第一・第二水準漢字六三五五字をすべて収録し、一般の日本語表記に用いられる漢字の字種としては十分であることを目標とした。

 熟語には、高等学校初級の国語や漢文の教科書と、中学校の国語教科書にあらわれる漢語、漢字で書きあらわされる和語、熟字訓、成句、故事成語などを取り上げ、親字の意味と熟語の意味とを関連づけながら、平明で、正確な解説文をつけることを心がけた。


 ●部首について

一 部首と配列

(1)原則として『康煕字典』二一四部の部首分類に従い、部首の画数順に配列した。部首には番号をつけ、部首解説の初めにおいた。また、各ページの上部にその数字を示した。

(2)従来の部首では引きにくい新字体の漢字は、新しい部首を作ることはせず、従来の二一四の部首のいずれかに属させた。

ニ  部首解説には、部首の形と名称を示し、部首のはたらきやその部に属する漢字の特徴を説明した。

三  部首解説のあとに、その部首に所属する漢字を画数順に並べ、常用漢字は赤い色で示した。

四  部首をまちがえやすい漢字は、「この部首に所属しない漢字」としてかかげ、所属部首と、その漢字が掲載されているページを→の下に示した。


 ●目  次

第二版のはしがき    3
編者から一言      4・5
目次          6〜8
この辞典の構成ときまり 9〜13
音訓索引        14〜115
総画索引        116〜148

本文         1〜1108

漢字の基礎知識     1110〜1113
日中文化史年表     1114〜1121
東アジア地図      1122・1123
十干十二支/時刻・方位 1124・1125
親族関係表       1126・1127
度量衡表/数の単位   1128
旧国名・都道府県名対照表1129



 ●見本ページ

見本ページ

このページのトップへ
トップページへのアイコン




Copyright (C) 2005 by SANSEIDO Co., Ltd. Tokyo Japan