三省堂
例解小学国語辞典
第二版

田近 洵一 編


      1,900円 B6 1,152頁   978-4-385-13802-X
ワイド版 2,100円 A5      978-4-385-13801-X

新学習指導要領に準拠し、情報化時代に合わせて改訂。最大の33,000語収録。学習漢字はすべて特別見出しで見やすく、画数・筆順・熟語がわかる。多数の図版と親切な例解コラムに加え、特別コラムを新設。地名・人名も取り上げ、国語科だけでなく他教科の学習にも活用できる。付録にポスター大の「くらしの中の英語」。2色刷。

1997年 4月 1日 初版発行
1999年10月 1日 ワイド版 発行
2002年 1月10日 第二版(普通版・ワイド版) 発行
2005年 1月10日 第三版 発行

 例解小学漢字辞典

 小・中学校の新学習指導要領と辞書


●特色

類書中最大の33,000語収録。

地名・人名・作品名のほか、他教科での用語も収録。

学習に役立つ5種類の「例解コラム」。

「例解ことばの勉強室」…国語の用語をくわしく説明

 「例解作品の広場」…用例を国語教科書共通教材から引用
 「例解使い分け」…同じ音の語(同音・同訓)の使い分け
 「例解表現の広場」…似た意味の語の使い方
 「例解ことばの窓」…類似のことばを獲得する

1ページ大でたのしい特別コラム。

見出し語には品詞を表示。

同音の見出しにはアクセントを明示。

学習漢字1006字は特別見出しで、画数・部首・筆順を明示。

小学生むけのわかりやすい説明。豊富な例文とさし絵。

関連情報をもりこんだ、参考・注意・語源・敬語・関連語・類語・対語。

特別付録、絵で見てたのしい「くらしの中の英語」。


●『三省堂 例解小学国語辞典』

田近 洵一

自著自讃(初版刊行時、「ぶっくれっと」1997.6 no.124より)

 小学生にとって、辞書は、豊かなことばの世界へのいざないでなければなりません。

 私たちは、ことばの意味や使い方について正確な知識が欲しいとき、辞書を引きます。それは、小学生の場合も同じです。しかし、小学生用の辞書は、必要とすることばの意味や使い方に関する知識を与えれば、それでいいというものではありません。

 小学生が初めて使う辞書は、第一に、辞書を引くことにおもしろさを感じさせるようなものでなければなりません。そして、何よりもことばに対する意識づけをし、ことばへの関心を深めるようなものでありたいと思います。さらに、ことばやことがらについていろいろ調べたいとき、辞書を引くと、それが学習の手引きとして役立ってくれるようなものであったなら、どんなにか国語の勉強がしやすくなることだろうと思います。小学生にとって、辞書を引くこと自体、ことばの学習なのです。

 もちろん、小学生の辞書であっても、それはあくまで辞典です。とり上げた語句について、日本語の語彙としての正確な解説がなされていなければなりません。しかし、小学生用の辞書の使い手は、辞書になじみがないばかりか、辞書をも教材としてことばの学習をする小学生なのです。大人向けの一般の辞書の用語を、やさしくしたりくわしくしたりすれば、小学生向けになるというものではないのです。

 大人の辞書でも、とり上げた語句をわかりやすい別の言い方に置き換えるというのは、容易なことではないと思います。そもそも、あることばを別のことばで言い換えるということは、厳密にはできないものだと言うべきでしょう。いわんや、まだ語彙の量の少ない小学生に分かってもらおうとするのですから、頭を悩ませることが多いのです。その上、小学生用の辞書には、使うのが小学生だからこそ親しみやすい工夫や配慮しなければならないことがたくさんあります。以下、「例解小学国語辞典」は、どのような配慮の上にできたものかを記しておきます。

 語彙の選定と収録語数

 この辞書には、三万二千もの語句がとり上げられています。これは、すべての教科の教科書や、小学生用の新聞などを調べて、小学校の勉強で出てくる必要なことばをできるだけたくさんとり上げるようにしました(それでも、辞書にとり上げるにはページ数の関係で限界があります。現場の先生方のご協力を得ながら、とり上げるべき語彙の選定をしました)。

 また「日本アルプス」「日本海側気候」「日本海溝」「日本国憲法」「日本猿」「日本書記」「日本標準時」などの、普通の辞書ではあまりとり上げない、いわゆる百科語も積極的にとり上げてあります。

 各項目(語句)の解説、具体例など

 それぞれの語句には、意味が分かりやすく解説してあり、それに具体例が添えてあります。また、「参考」として知っているとよいこと「注意」として使い方について気を付けることが書いてあります。そのほか、「対」として対義語、「類」として類義語、「関連」としてつながりのあることば、「語源」としてそのことばが使われるようになったわけ、「敬語」として尊敬語・謙譲語・ていねい語、「活用」として主な動詞・形容詞・形容動詞の活用が示してあります。アクセントも示してあります。どれも、小学生の国語の勉強の手助けとなるものです。

 例解コラム

 小学生がさまざまな角度からことばの学習ができるように、六種類の例解コラムが、計四百五十ほど該当する見出し語のところに挿入してあります。「学習の広場」では、送りがなや主語のような国語の学習のときに使うことばをとり上げて解説し、「作品の広場」では、その見出し語が使われている文学教材の一節が紹介されています。「使い分け」には、合う、会う、遭うのような漢字が違う場合の使い分けを、「ことばの窓」には、あいさつのことば、海をあらわすことばのような学習に役立つ知識が示してあります。また、「表現の広場」には、上がると上るや時間と時刻のような、よく似たことばの使い分けが、「ことばの広がり」には、味をあらわすことば、雨をあらわすことばのような似ていることばの例が示してあります。

 付録

 国語を学習するうえでたいせつな日本語の発音や方言、漢字の組み立て、いろいろなことば(語彙)、文法、敬語などのほか、原稿用紙の使い方や、ことば遊びなど、ことばについて知っておいたほうがいい基礎的な知識が整理してまとめてあります。

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