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ネーミングのための
8か国語辞典

ネーミングのための8か国語辞典

横井 惠子 編

4,900円 A5 944頁 978-4-385-15413-X

全体で、約7,700項目×7外国語=53,900語あまりの単語を収載。巻頭に「ネーミングの手法と知識」(横井惠子)を収録し、ネーミングの秘伝レシピを公開。日本語見出しの五十音順配列で、調べたい単語がすぐに探せる検索性の良さを実現。見開きごとに8言語を横一列に対照させた、斬新で使いやすい紙面レイアウトを採用。各単語には、綴り(ギリシャ語はローマ字転写)とカタカナによる発音を併記。巻末には付録として、宝石・星座・数などの分野別項目(16分野、約600項目)を掲載。

1999年9月10日 発行
2005年9月10日 『最新ネーミングのための8か国語辞典』 発行


●編者紹介

横井惠子(よこい けいこ)

ブランドクリエイター。(株)ジザイズ代表取締役。77年、大阪外国語大学イスパニア語学科卒業。テレビのキャスターを経て、ネーミングの専門会社(株)ジザイズを設立。ネーミングを中心に、ブランド戦略のプランニング・言語調査などを手がける。著書に『ネーミング自由自在』(プレジデント社)、『ネーミングの法則』(日本実業出版社)があり、ネーミングの代表作は「NTT DoCoMo」「SNOWLETS」(長野五輪マスコット)等多数。


●まえがき

編者 横井 惠子

 十分な材料とレシピがそろわないと、バリエーションに富んだおいしい料理が作れないのと同じように、魅力的なネーミングを様々な方向から考案するにあたっては、ワードソース(材料)と手法(レシピ)が必要になります。

 ワードソースと手法は、ネーミング考案の際の両輪であって、どちらかが不十分では、独創性ゆたかで人のこころをとらえるネーミングを作り出すことはできません。手法については、ネーミング・クリエーターごとに独自の経験に基づいた方法論があると思います。しかし、材料については、これまで、必要にして十分な内容をそなえた書物や資料が見当たらない現状がありました。それゆえ、ネーミングを考案する際に、私たちネーミング・クリエーターは、何冊もの外国語の辞典(2か国語辞典)を血眼になって引く作業を余儀なくされてきた訳です。そのたびに、本当に役に立つ、例えば、複数の言語を一度に引ける辞典があればどんなに便利だろうと思い続けてきました。

 その思いが高まって、ついに自分自身でネーミングのための辞典を作ることを思い立ったのが1996年の秋頃でした。ほかの誰かが作ってくれないのであれば自分で作るしかないという素朴なモチーフで、辞典編纂という畑違いの仕事に踏み出した背景には、新しいジャンルの仕事であるだけに、まだ歴史の浅い「ネーミング」という仕事を、社会のなかできちんと認知される職業に押し上げるための、小さな契機になればという気持ちもありました。

 しかし、実際に編集実務に入ってみると、その作業は質・量ともに、当初の予想をはるかに上回る困難なものであることがわかってきました。語彙の体系が異なる8言語を、きれいな対照表に収めることには無理があること、各言語間を、語源的な同一性で対照させるのか、それとも意味範疇の同一性で対照させるのかというような問題ひとつとっても、言語的にはそう簡単に決められるものではないことなど、次々に難問が出てきました。また、見出し語となる日本語のワード選択についても、使い勝手が良く、ネーミングとしての可能性のある単語を中心に選び出すことを心がけましたが、数度にわたる項目の見直しの過程で、肝心な言葉が抜けていたり、言葉のニュアンスが微妙にずれていたりすることに気づき、そのたびに足踏みをしつつ手入れをするということを繰り返しました。

 このように、これまで誰も手をつけなかった理由が痛いほど分かる編集過程ではありましたが、途中で諦めることがなかったのは、ネーミングのためのマルチ・リンガル辞典がどうしても欲しいという、当初からの素朴ではあっても切実な思いと、各言語の単語選定をお願いした専門家の先生方の熱意に、両脇を支えられてのことでした。

 各言語の単語選定にあたっては、それぞれの言語の専門家の先生方に、本辞典の趣旨をご理解いただいたうえで、実際の作業に入っていただいた訳ですが、これほど大変な作業になることが最初からわかっていれば、どなたも辞退されていたのではないかと思われるほど、結果的に多大なご苦労をおかけすることになりました。今、改めて当時を振り返ると、本当にそのような困難をきわめる作業を、最後までよく放棄されることなくやり遂げてくださったものだと、心から感謝すると同時に、申し訳ない気持ちが胸にこみ上げてきます。

 しかし、先生方のご指導とご尽力のお蔭で、ネーミング考案の際の基本的ツールとして必要十分なワードソースをそなえた8か国語辞典を、今ここに、ようやく完成させることができました。とりわけ、ラテン語やギリシャ語は、ネーミングの素材として使ってみたいと思っても、これまでは日本語で引ける適当な辞書がなかったり、ギリシャ文字表記のローマ字転写が難しかったりして、敬遠されていたのが実情でした。それだけに、この2言語の部分のみを取り出してみても、これだけの語数が収録されている辞典ができたということは、ネーミングの世界にとって大きな収穫ではないかと、ひそかに自負するところです。

 さらに、料理でいうレシピにあたる手法については、巻頭の「ネーミングの手法と知識」という文章の中で、私が独自に作った方式にそって、事例を示しながら、わかりやすく解説を施しました。この方式と、本文のワードソースを利用すれば、様々なタイプの造語が作れるはずです。また、同じ文章の中で、ネーミングに求められる商標法の知識も、必要最低限のレベルではありますが、簡単に解説してあります。つまり、この辞典は、アイデア豊富で、かつ専門的知識をも備えた、優秀なネーミング・クリエーターとしての役割を十分に果たすはずなのです。この辞典を使って、専門家であるか否かの区別なく、多くの方々にネーミングの楽しさを味わっていただければと希望する次第です。

 そして、お世話になった方々のご苦労と熱意に報いるためにも、この辞典ができるだけ多くの方々から喜ばれ、支持され、日々愛用されることを願ってやみません。

1999年7月


●目  次


まえがき
ネーミングの手法と知識(横井惠子)
この辞典の使い方
スタッフ一覧

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■分野別項目(16分野、約600項目)

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