デイリーコンサイス
国語辞典
第3版

写真

写真は普通版

佐竹秀雄・三省堂編修所 編

普通版 1,900円 B7変型 864頁 978-4-385-14103-X
中型版 2,400円 B6変型     978-4-385-14104-X

新しい言葉を収録して項目を増補・充実した改訂最新版。使いやすく、親しみやすい横組紙面で、見やすさ引きやすさに工夫をこらし、検索の便をはかった。ポイントをおさえた簡潔かつ的確な解説を付す。iモードにも標準搭載。収録語数7万語。普通版は2色刷。


1991年 3月15日 初版発行
1995年 4月 1日 第2版発行
1997年11月20日 第2版2色刷発行
2000年 9月10日 第3版発行
2000年11月 1日 第3版中型版発行
2004年 7月20日 第4版発行


【ま え が き】

 『デイリーコンサイス国語辞典』が誕生してから10年が経過した。高機能・高密度の内容を小型の判型に収め、実用性を最大限に追求した本辞典は、幸いにして多くの読者からご支持をいただいた。その後、他社からも同じ判型の国語辞典の刊行が相次ぎ、本辞典は、小型携帯版横組み国語辞典という新しいジャンルの嚆矢となったと自負している。

 初版刊行後10年の間に、社会状況は大きく変化した。地球規模の人や物の交流が活発に行なわれるようになり、広範な交流を支える基盤となる情報技術も飛躍的に発展した。社会のネットワーク化が急速に進み、インターネットがビジネスや研究の場面ばかりでなく家庭にも普及してきている。本辞典も携帯電話によるインターネット接続サービスに搭載されるという、10年前にはまったく考えられなかった新しい形態にも対応することとなった。

 人と人との交流が滞りなくおこなわれるためには、正確な意思疎通が必要不可欠となる。変化の激しい現代において、言葉によるコミュニケーションの担うべき役割は重みを増し、実用性にすぐれた辞典への要望が高まっている。

 この重要性を鑑み、第3版の改訂に当たって、本辞典編集の原点であるところの、使用者の立場にたって有用な情報をわかりやすく呈示し、真に使いやすい実用性にすぐれた辞書を目指すという基本的な立場を再度確認し、見直しを行なうこととした。

 一般に、辞典は改訂のたびに項目が増補されてページ数が増える傾向があるが、携帯性や扱いやすさを重視して現行ページ数を維持することを方針とした。

 項目の見直しについては、現時点で最新、最適の項目を収録するという立場から、必要な項目を増補する一方で、不要と判断した語を削除した。

 より見やすく明るい紙面の実現を目指し、第2版の途中から2色刷りを採用したが、第3版でもこの方針を継続した。

 解説を付すにあたっては、初版以来の、簡潔・明快・的確という方針を堅持した。

 また、差別的なニュアンスをもって使われる言葉については初版から一貫して注記を施している。社会状況の変化に応じ現在の時点で必要な注記を補うように努めた。今後も読者の方々のご批判をあおいでさらに改善をはかる努力を続けていきたい。

 国語辞典の大きな役割のひとつである表記情報の面でも、表記欄に標準表記・参考表記を明示して、日本語の適切な表記を知りたいという読者の要求に対応するようにした。第3版では標準表記にアルファベット表記が増えているが、これも表記の実態を反映した結果である。

 以上のような編集方針のもとに第3版の改訂にあたった。

 佐竹秀雄先生(武庫川女子大学教授)には、編集方針の検討から中心となって進めていただいた。あわせて編集にご協力いただいた先生方のお名前をあげて深甚の感謝の意を表する。(敬称略)

  岡 優子
  木川行央
  小林澄子
  佐竹久仁子

 ここでいちいちのお名前をあげることはできないが、照合、校正などの編集にかかわる地道な作業にご協力いただいた多くの方々に御礼を申しあげる。組版・印刷・製本を担当していただいた方々にも謝意を表したい。

 この第3版は、多くの読者の方々から寄せられた貴重なご意見・ご要望を糧として結晶したものである。版を重ねるたびごとに常に「最新」の携帯版国語辞典として読者の座右に置かれることを目指し、今後もひきつづき内容の充実をはかっていきたい。

  2000年8月

三省堂編修所

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