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釣魚台國賓館漢詩
書道集錦
THE CHINESE POETRY AND GALLIGRAPHY OF DIAOYUTAI STATE GUESTHOUSE

中華人民共和国建国五十周年・記念出版


釣魚台國賓館漢詩・書道集錦

著作権者 中国釣魚台國賓館管理局

28,500円 B4変(335×257mm)・本製箱入り 280頁(カラー160頁・解説120頁) 978-4-385-35049-X (品切)

1999年10月15日 刊行

企画の趣旨

 北京の釣魚台國賓館は、諸外国の賓客を迎える中国の迎賓館(ゲストハウス)として、世界的にもその知名度が高い。2003〜2004年の中国・韓国・北朝鮮・アメリカ・ロシア・日本の「6者協議」の会場。

 釣魚台の歴史は古く、約1、000年前の遼(916〜1125年)の時代に作られた「同楽園」に始まるといわれ、金(1115〜1234年)の時代には皇帝の行宮の地となり、「春月釣魚の地」として当時の有名な文学者もその詩に詠んでいる。元(1279〜1468年)の頃には「玉淵潭」と言われ、柳に囲まれ水鳥の戯れる大都(現在の北京)西郊の遊覧の地となった。更に清(1616〜1912年)になって、現在も残る養源斎、清露堂などの建物ができた。

 中華人民共和国の成立(1949年)以降、一部は「玉淵潭公園」となって市民に開放され、1959年、國賓館となり、現在の姿を整えていった。

 本書は、この釣魚台國賓館の所蔵する書・山水画・花鳥画・扁額・七宝・家具などの図版と、現代中国を代表する書家18名による書、歴代の政治家・文人の詠じた漢詩などで構成する。清の時代の家具に描かれた風俗画、文房四宝をはじめ、中国歴代の政治家・文人の詠じた「釣魚台」詩128首など、世界初公開・本邦初公開の作品を多数掲載。

 なお本書は、中国を訪問される各国の賓客に記念品として贈呈される豪華貴重本であり、中国政府当局の格別のご理解のもと、本邦にて一般公開することとなった。


特色と構成

特 色

(1) 知られざる美術品の宝庫「釣魚台」コレクションの多くは、現在非公開であり、釣魚台を訪れる国賓や中国の人々でも見ることができない。中国外交部の協力を得て、秘蔵の明・清から現代までの花鳥画・山水画・書・七宝などの名品100余点を掲載。
(2) 養源斎、第18楼など、釣魚台國賓館を代表する建築の華麗なるインテリア、清代の家具に描かれた風俗画、文房四宝などを紹介。よみがえる中国美術の粋。
(3) 趙秉文・趙孟ふ(兆に頁)から郭沫若・啓功まで、中国歴代の政治家・文人達が釣魚台を詠じた漢詩128首を掲載(本邦初公開)。
(4) 董寿平・啓功・沈鵬など、現代中国を代表する書家18名の書。
(5) 写真はすべて本書のために撮影し(日本人カメラマン)、解説を「日本語―中国語―英語」の三通りでつけた。

構 成

○題 字  ケ小平・江沢民・李鵬・銭其深(正しくは王編)
○序    釣魚台と中国の詩人たち〈6頁〉
○写真(カラー)釣魚台の景観・建築(養源斎・清露堂・第楼他)〈20頁〉/花鳥画〈28頁〉/山水画〈32頁〉/扁額・篆刻〈4頁〉/書〈30頁〉/七宝・家具・文房四宝〈16頁〉
○解 説  漢詩128(首)〈64頁〉/釣魚台の歴史〈20頁〉/作品解説〈30頁〉/書道家略伝〈6頁〉



●推薦の言葉

釣魚台国賓館の書

今井凌雪(書家)

中国の書画のような大きな作品は、釣魚台国賓館の建築のように、天井が高く、壁の広い空間にかけることが、一番ふさわしいものだと思います。
私が第三次書法代表団の一員として一と月余り中国に滞在したのは一九六二年のことですが、以後数十回中国を訪問しました。中国が隆盛の時代を迎えるにあたって、諸外国の賓客を迎える場として、釣魚台の改修を進めていることは知っていました。
現在、釣魚台国賓館には、中国建築の古風を保持しつつ現代的な宿泊施設に改修された十九棟の建物がありますが、その一棟の壁の十メートル四方もある大理石板に、何百字も啓功先生の書が刻されていて、その気宇の壮大さに圧倒されたものです。啓功先生の書は、細みで、結字(形のとり方)が完璧で、格調の高い書として定評がありますが、この白い大理石の上に彫られたその書をみて、改めて先生の書に関する造詣碩の深さにうたれました。
釣魚台所蔵の歴代の書画、とくに書には名品が多く、明・清代の名人たちの書はさすがに格調が高く、気品を備えています。近現代の書では、郭沫若の作品に感心します。この『釣魚台国賓館漢詩・書道集錦』には現代中国を代表する書家たちの書が多く収められていて、中国の書法の現在をみる上で、実に輿味深いものがあります。


中国の文化遺産、釣魚台国賓館

平山郁夫(画家)

中国歴代王朝の人々から愛されてきた釣魚台の歴史は古く、いくつかの建物とさまざまな池、広大な庭からなり、現在は世界の元首や首相、外交官を迎える国賓館として使用され、歓迎会や宴会が催されています。
私も何回かここに泊まり、おいしい中国料理を味わいました。北京の中心から少し離れた場所に位置していますが、それだけ雰囲気が残り、伝統的な、あるいは新しい中国の姿を経験することができるかと思います。
この釣魚台の建物や調度品は、中国の建築・美術の粋をこらしたもので。部屋の壁にかかっている絵画や書は、近現代の中国を代表する作品です。なにしろ部屋が大きいものですから、大作を飾り、海外の貴賓たちに鑑賞してもらうことができます。美術に関心のある人ならば、この釣魚台の調度品や絵画を見るだけで、現代中国の工芸・美術のレべルがわかります。
しかし、軸装の絵画・書などは普段は収蔵庫に保管するしかなく、そうした秘蔵の収蔵品を多く収めた、この『釣魚台国賓館漢詩・書道集錦』は、貴重な美術品の一大展観だと言ってもいいでしょう。その点で、明・清から現代までの代表的な花鳥画・山画・書の作品を鑑賞できる、たいへん貴重な本だと思います。



●釣魚台國賓館管理局局長の挨拶文

釣魚台國賓館管理局局長の挨拶文



●本書の特色

本書の特色



●見本ページ(養源斎)

見本ページ(養源斎)



●見本ページ(書1)

見本ページ(書1)



●見本ページ(書2)

見本ページ(書2)



●見本ページ(文房四宝)

見本ページ(文房四宝)



●見本ページ(山水画)

見本ページ(山水画)



●見本ページ(紫檀飾棚)

見本ページ(紫檀飾棚)

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