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  中国語活用語2200 HSK[漢語水平考試]大網準拠


中国語基本語3000

松岡榮志 監修/范 建明・田 偉・関 久美子・渡辺志津夫 共著  (品切)

3,800円 A5 176頁 CD2枚つき 978-4-385-35844-4

HSK中級受験者必携の重要語語彙集。中等(6〜8級)に対応する丙級2200語を収録。ピンイン順配列で品詞・意味・例文・例文訳を示す。試験ガイドつき。『中国語基本語3000』の姉妹編。HSKとは、中国語の正式名称である「漢語水平考試」の発音表記(Hanyu Shuiping Kaoshi)の頭文字からHSKと略されたもので、日本では「中国語能力認定試験」という。

2002年 8月 20日 発行

監修者紹介 まえがき あとがき 見本ページ



●監修者紹介

松岡榮志(まつおか・えいじ)

 1951年静岡県浜松市生まれ。東京教育大学文学部卒業。東京大学大学院博士課程を経て、現在東京学芸大学教授。専攻は中国古典文学、中国語学。

 著書に『北京の街角で』『歴史書の文体』(ともに樹花舎)、共著に『日本の漢字・中国の漢字』(品切)『クラウン中日辞典』(ともに三省堂)、『中国歴史紀行/三国・晋・南北朝』(学研)、『漢字とコンピュータ』(大修館書店)、編訳書に『中国学レファレンス事典』『ことばの社会機能』『唐代の科挙と文学』『ことばと社会生活』『マンガ世説新語』(いずれも凱風社)、『中国の文人―「竹林の七賢」とその時代』『中国のことばと社会』(ともに大修館書店)、『現代中国漢字学講義』『料理の国へようこそ』(ともに三省堂)などがある。

e-mail:JCF10470@nifty.ne.jp

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●まえがき

 本書は、『中国語基本語3000』(三省堂、1998)の続編です。

 前書では、初めてHSK(中国語能力認定試験)を受験しようと考えている皆さんのために、HSK[漢語水平考試]大綱に準拠し、基本語にあたる「甲級1033語、乙級2018語」計3051語の発音、品詞、意味、例文、同義語、反義語、参考情報などを収めました。刊行したのは、ちょうど4年前になりますが、刊行直後からたくさんの読者カードが編集部にとどきました。その中で多かったのは、この続編の「もう少し上のレベルの単語帳が欲しい」という声でした。そこで、本来ならすぐに続編の準備にかかるところですが、昨年11月に刊行した『クラウン中日辞典』(三省堂、2001)の最終段階に入っていましたので、ついに取りかかることができませんでした。

 昨秋、その『クラウン中日辞典』の仕事がほぼ私たちの手からはなれたころ、本書の企画が本格的にスタートしました。そして、前書から約4年の歳月を経て、いよいよ皆さんのお手元に届けられることになります。

 今回は、前書よりもう少し上のレベルを目指す皆さんのために、「丙級2002語」部分に、発音、品詞、意味、例文、用法などの参考情報を付け加えました。とりわけ例文については、基本的で活用範囲の広いものを新たに作り、それらのすべてに訳文をつけました。ここが、本書の最大の特色になっています。

 HSK試験の実際については、付録の詳しい解説を読んでいただくとして、本書が準拠したHSK[漢語水平考試]大綱(正式には、『漢語水平詞彙与漢字等級大綱』、以下『大綱』と呼んでおきます)と最近の語学事情について少し説明を加えておきます。

 つい先日、北京に出かけ、北京師範大学の留学生宿舎で私の大学の長期留学生諸君とおしゃべりをしていました。すると、授業のあいまに他の留学生が脇を通り過ぎるのですが、思ったより欧米人らしき人たちが多いので、ちょっとびっくりしました。ここ十年ほどは、毎年何回かは北京に行っているので、留学生の中で日本人と韓国人が多いのは目にしていましたが、ここ1,2年はとくに欧米人の比率が多いように思います。

 聞くところでは、この夏はカリフォルニアの大学から多数の短期留学生がやってくるとのことで、留学生宿舎は満杯だとか。米国でも中国語熱がたいへんなようです。また、最近の新聞報道によると、最近では台湾から大陸への留学熱も盛んだとのこと。もちろん、日本からの留学生の数も、そうとう増えているものと思われます。

 さて、その留学の際に必要となるのが、HSKの認定証書です。1,2ヶ月の短期留学の場合には必須ではありませんが、1年以上の長期にわたる留学にはHSKによる語学力の裏付けが求められています。とくに、4年制の本科生の場合には、必須です。

 さらに、それは他の中国語能力試験では代替することができません。中国政府が認める唯一の中国語能力認定試験が、HSKなのです。

 本書が準拠した『大綱』は、以下の7つの語彙統計資料に基づいています。

 1. 北京語言学院『現代漢語頻率詞典』(1985年)
 2. 北京航空航天大学『現代漢語常用詞詞頻詞典』(1989年)
 3. 北京師範大学『中小学漢語教学用詞表』(1990年)
 4. 山東大学『現代漢語常用詞庫』(1990年)
 5. 北京航空航天大学『信息処理用現代漢語常用詞表』(国家標準、1990)
 6. 北京語言学院『北京口語調査』(1991年)
 7. 国家語委和国家教委公布『現代漢語常用詞表』(1988年)

これらの調査や資料に基づいて、出現頻度、言語学、対外漢語教育、学生の言語習得の角度から、多数の専門家によって慎重に選定されたのがこの『大綱』なのです。ここには、

 甲級(1033語)
 乙級(2018語)
 丙級(2202語)
 丁級(3569語)

の4つの級(レベル)に、計8822語が収められています。本書では、その丙級の2202語を収めました。

 IT技術を駆使して行われた裏付け調査によれば、甲級、乙級にあたる約3000語の常用語が、一般の会話や文章に用いられた言語資料の86パーセントを占めることがわかりました。これらをマスターすれば、短い旅行や基本的な日常生活の会話には困りません。さらに、丙級までを含む5000語ですと、そのカバーする部分は91パーセントに達し、留学生活や学習、仕事にも大いに役立つはずです。ちなみに、丁級の8000語になりますと、そのカバー率は95パーセント(あるいは、実際にはそれ以上)にものぼり、まさに鬼に金棒です。

 基本語の次のステップとして、この2200語はきわめて重要です。とくに、活用範囲の広いことばが中心になっていますから、これらをしっかりマスターすれば、応用力がグンとアップするはずです。 前書同様、本書にも2枚のCDが添付されています。HSKの試験では、とりわけヒアリングが重視されます。おまけに、日本人の皆さんの大の苦手が、このヒアリングです。目で見れば見当がつくことばも、耳で聞いたらさっぱり、といったことがよくあります。なお、前書のCDには、本文の単語だけでなく、試験会場で使われる口頭説明が録音してありますので、何度も聞き直しておけば、当日会場であわてる心配もありません。

 現在、日本で受けられるのは、原則として「基礎、初等、中等(1−8級)」のクラスですが、このレベルには、甲級、乙級、丙級の5253語が対応しています。まずは、『中国語基本語3000』と本書の内容をしっかり身につけてください。

 皆さんの一層の進歩と幸運をお祈りいたします。

松岡榮志
2002年7月6日

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●あとがき

 『中国語活用語2200』が、いよいよ刊行の運びとなります。

 今回は、4人の方々にそれぞれ語釈、例文、文例の翻訳を分担していただきました。

 まず、2200語の選定は、前回の『中国語基本語3000』の時と同じく、HSK[漢語水平考試]大綱に準拠し、「丙級2202語」を収めています。

 その一語一語に渡辺さん、関さんが分担して語釈をつけ、それに范さん、田さんが例文を加えます。さらに、その例文に渡辺さん、関さんが訳文をつける。もし、お互いに疑問点があれば、細かく打ち合わせて書き直す。そんな根気のいる作業が、半年以上も続きました。ふつう、こうした作業はお互いの連携がうまくいかないと、思うようにはかどりませんし、納得のいくものができません。幸い、4人の方々は私の研究室とも関わりが深く、『クラウン中日辞典』(三省堂)の編纂においても力を合わせてくださいましたので、今回も絶妙のチームプレイを見せてくださいました。

 その原稿をもとに組み上げられた校正刷りを、編集部の近山昌子さんが丹念にチェックし、さらに私が隅から隅まで手を入れました。こうしていよいよ皆さんのお手元にとどけられることとなります。

 HSK(中国語能力認定試験)の実際については、前回と同じく朝日中国文化学院の鈴木久氏に詳しい解説を書いていただきました。本書を活用して、HSK試験の本番にりっぱな成績を残されることを期待しています。

 本文の編集全般にわたって、樹花舎の花村健一氏にお世話になりました。また、CDの制作にあたっては、株式会社クリック、田偉、馮曰珍(東京学芸大学、文教大学講師)のお二人にお世話になりました。

 みなさんに深くお礼申し上げます。

松岡榮志
2002年7月6日

(監修)松岡榮志(東京学芸大学教授)
(著) 范 建明(電気通信大学外国人教師)
    田 偉 ((財)霞山会 東亜学院講師)
    関 久美子(埼玉県立春日部女子高校、文教大学付属高校講師)
    渡辺志津夫(埼玉県立坂戸高校講師) 

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●見本ページ

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