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  ぼくの手、おちゃわんタイプや


ぼくの手、おちゃわんタイプや

木田盈四郎みつしろう 監修
先天性四肢障害児父母の会 編著 ⇒HP

1,000円 四六 160頁 978-4-385-34919-0

生まれつき手や足や指のない子どもたちは様々な偏見と誤解の中でたくましく生きている。本書は,先天異常についての基本的な知識と子どもたちの作文で,先天異常を広く社会問題として考えるやさしいテキスト。刊行以来、19刷に及ぶロング・セラー。「いのちのことばシリーズ」(の一冊。

1984年 8月10日 発行




●目  次

(1) わたし ……文集の中の子どもたち

(2) わたしが生まれたときのお父さん、お母さん……ショックからたち直るまで、かくさずに育てること

(3) わたしの日常生活……ありのままに生きること  できること、できないこと

(4) どうして指がないの?……指のできない原因、赤ちゃんと環境

(5) 僕の手、遺伝なの?……遺伝って、何?結婚しちゃいけないなんてひどいよ!

(6) あなたと先天異常……アンケートから、共に生きるとは

資料

優生保護法とは
先天異常発生率について
催奇性が疑われている薬物一覧
環境中の化学物質による遺伝毒性
赤ちゃんのもとができるまで
先天異常ミニ事典
先天性四肢障害に関する療育情報



●はしがき

お母さん、わたしの指、どうしてないの?
ごはんたくさんたべれば、足、はえてくる?

 私たち人間の体は、頭、首、胴体、手、足でできています。この五つの部分を、五体といいます。そしてふつう、手にも足にも五本ずつの指がついていて、それが人間の基本的な体の状態だ、と私たちは考え、昔から、五体がそろった状態を、「五体満足」と言ってきました。そして、赤ちゃんが生まれてくる時、だれもが、「五体 満足」であることを祈りました。

 ところが、お母さんのお腹からオギャーといって生まれる時、すでに手に指がない赤ちゃんとか、足のない赤ちゃんがいるのです。そういう赤ちゃんのことを私たちはよく、「生まれつき手足に障害を持っている赤ちゃん」といいます。このような赤ちゃんには、指がないとか手がないとか、あるいはあってもその形が他の赤ちゃ んとはちょっとちがっていて、曲がっているとか、くっついているとか、多いとか、いろいろな場合があります。

 もちろん、生まれつきの障害は、手足だけではなく、頭や顔や内臓や神経などにも起こります。それらを全部合わせて先天異常とよびます。

 この本では、先天異常の中でも、主に生まれつき指や手や足などの一部がない、という障害をもっている子どもたちが主人公です。

 手や足や指のないどもたちは、どのように暮らしているのでしょう?

 手や足がないという障害はどうして起きるのでしょう?

 まわりの人たちは、その子のことをどう考えればいいのでしよう?

 子どもたちは、みんなといっしょに生きています。

 この子どもたちのかかえている様々な問題について、みなさんといっしょに考えてゆきたいと思い、この本をつくりました。

 この子どもたちの問題は、とくべつな家庭だけに起きるとくべつな問題ではなく、現代に生きるすべての人々の問題でもあると思うからです。



●見本ページ

見本ページ 見本ページ

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