三省堂|『アルバムの家』読者カード
アルバムの家
読者カード

(最終更新日 2007.3.19)
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●60代女性

面白く読めました。書かれたのが女性たちということでの面白さ。
女の子の目。成人した女性の回想など。専門的な図と目など。
誰もが自分の育った家を持ち、
思い出と共に語ることが数々あることを思うと、
そのまま記憶の底に沈殿させてしまうのは勿体なく思えてきました。
周囲の友人たちにも回します。

●30代女性

私の母が幼い頃住んでいたであろう家々と懐かしい写真の数々。
そのどれもが愛にあふれていて、
殺伐としたこの世の中に生きている現代社会の中の私にとっては、
うらやましい限りでした。

●60代女性

私昭和21年生まれですので皆さんのお家の様子や一杯の写真に
たっぷり共感を覚えました。
遊びに遊んだ小学生時代、家族皆がいつも体を動かしていた生活、
物は本当になかったけれど。
とりわけ、子供には
今でもかつての時間や空間を過ごさせられたら
いいのにと思いました。

●50代女性…図書館に置きたい本です。

懐かしい本でした。とても良い本でした(日頃から住居のことには興味があった)。
家にとっておくのももったいないので図書館に寄付しようと思ったけれど、
広島にいる友達にも読ませたいと思い、送りました。
他のお友だちにもまわしてもらうように頼みました。
一度は読んでみたい本なので、図書館におきたい本です。

●50代女性

写真が昔の私たちと一緒で懐かしいなと姉と話しました。
私は間取りが書いてあるのが好きなのですぐに買いたいと思いました。
107ページの家がいちばん好きかなあ。
私が買ったので姉にも貸してあげることになっていたのですが、
自分の手元に置いておきたいので買ったそうです。

●50代男性

職住一致型の生産家族の姿が生き生きと描写されていました。
高度成長の中で消滅していった拡大家族、複合家族、
生活様式の諸相が見事に再現されていました。
生活資料として読み終えました。

●70代女性…【毎晩、枕元に置いています。】

新聞で「昭和暮らし」の見出しで目にした時、早速いつもの書店に注文しました。
私は70歳過ぎですが、昔住んでいた家はあの空襲で焼けました。
借家でしたがなつかしいなつかしい家です。
兄弟が育った家、近所の幼なじみと遊んだ場所、なにかにつけて思い出す家です。
家の間取りも家具などもすべて思い出せます。
『アルバムの家』は毎晩、枕元に置いています。
それぞれの歴史を楽しんでおります。
ちなみに私の住んでいた小石川の家は近所に幸田露伴の蝸牛庵があり
家賃は100,-(戦前)と聞いています。私の家は30,-でした。
ありがとうございました。

●60代女性…【全く新しい世界を見た気がしました。】

今までこの種の本をあまり読みませんでしたから少し時間がかかりました。
新聞で知り、どうしてもの思いで八重洲まで出かけて入手しましたが
初めのうちは肩透かしを喰らったような違和感があり、
積んどく本の仲間入りでしたが、
ふと読み出してみると自分も同時代を生きたはずなのに
全く新しい世界を見た気がしました。友人にもすすめています。

●60代女性

著者の方々の多くと年齢が近いため、小さいときの住まい、住まい方が
なつかしかったです。私は引揚者でしたので、自分の家に住むまで16回も
引っ越したので思い出せませんでした。
あのようなイラストというか図面を書けるのも、うらやましかったです。

●50代女性

両親はすでに亡くなっていますが、この本の中に
私や両親や姉妹やご近所のオバチャン達が元気に生活しています。
なつかしく時々涙しながら読みました。
二人の姉にも購入して手渡しました。

●50代女性…【素敵な本、ありがとう】

『アルバムの家』の中の住まいや暮らしは昭和28年生れの私にとって、
どれも遠い昔の子供の頃を思い出させ、なつかしく思いました。
あの頃は子ども達も大人も自分ができる範囲で知恵を出し
工夫して生活していたように思います。
その記憶はいつのまにか心の片隅に追いやられ、日々の忙しい生活にいました。
結婚して子どもを持ち、その子どもが自閉症という障害をもっていたことから、
安心して過ごせる終の棲家として思い出したのは、子どもの頃育った地域でした。
もちろん、新しい家が建ち、町並みは変わりましたが、残されている木々を
見つけ涙が出ました。
『アルバムの家』を読んで、人は子どもの頃育った住まいや暮らしや出会った人々
の影響を受けてその後の生き方が決まっていくように思いました。
素敵な本、ありがとうございました。

●50代女性

今でも鮮明に思い出す故郷の家、そして町内。
『アルバムの家』のタイトル名を見て、直ぐに購入しました。
ページが進むごとに懐かしさと子供時代のよき思い出が
沸々とよみがえってきます。
育った「家」は宝物。その後の生き方を示すようです。
良書に出会い感謝です。

●60代男性

それぞれのお話が女性らしい感性で表現されていて私自身も昔を思い出し、
全部懐かしく読ませて頂きました。
この数十年でその前数百年分の様式の変化があったようで、
今後どうなるのかと考えさせられます。
日本人の暮らしのいいところはちゃんと残って欲しいものです。

●50代男性

著者たちは自分の仕事にとってお手の物である家の間取りを媒介手段として
失われた時に戻っていく。そこに表現された世界は私にとっても親しい世界
であり、また私の経験したことのない農村の生活でもある。
ただ間取り図から解るのは畳にすわり蒲団に寝る生活だということである。
その生活が今日、戦後のアメリカ文化の影響で椅子とベッドの生活に
急激に変わったのは驚異である。我々日本人は千年も前から椅子や寝台
のことは知っていたのにも係らずである。

●50代男性

朝日の書評では「三丁目の夕日」のような、という形容がされていましたが、
だから一瞬二の足を踏んだんですが、
だってああいうベタベタな毒にも薬にも(ある人たちには精神安定効果はあるのか)
ならない代物(実物は見ていません)に似ているんじゃどうだろうと迷ったんですが
書き手が女性建築技術者となっていたので。
時代が戦後直ぐから暫くということ、恵まれた環境(境遇というべきか)の方も
いましたが、それでも「所詮」女 。
郷愁の向こうに苦しさや悲しみや不幸の影も透けて見えて、
ただ、いずれもどうにか危なっかしい人生の橋を渡って
現在に至っているのでそこが救われる。

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